図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める

26万部超のベストセラーとなったあなたもいままでの10倍速く本が読めるポール・R・シーリィ (著), 神田 昌典 (翻訳)の図解版です。

最近良く見かける、B5版の大きさの100ページ程度の本です。

冒頭、監修者の神田昌典先生のインタビューにある
・歴史に関する本を1日で50冊処理
・インタビューをするため下準備で10冊の本を読むのに30分から1時間
に圧倒される。

凄い!
凄すぎて「本当かな?」という猜疑心が少し頭をよぎる。
そして、「上智大学卒業して外務省に入ってMBA取得してる神田さんだから出来るんじゃないの?」という疑問。

あぁ、そういえば単行本を読んだときも、そんな事を思ったなぁ。

しかし、私も少し成長しています。
こういう本を読むときは、あまり猜疑心を持って読まないほうがいいのです。
謙虚に学ぶ姿勢を持った方が吸収がいい。

で、読んでみて、あらためて感じたのがフォトリーディングは
●準備 → 予習 → フォトリーディング → 活性化→ 高速リーディング
の5つのプロセスで行われているという事。

講習を受けた方やきちんと学習した方には当たり前の事かも知れませんが、フォトリーディングというとどうしても、ページをペラペラめくるイメージが強い。

で、自分は「活性化」の部分をもうちょっと詳しく知りたいなと思いました。
この部分が出来てるのか出来てないのか良くわからない。
多分出来てないのかな?

特に、複数の本を読んで、それをマインドマップにまとめる技術をもう少し習得したい。1冊の本を読んでそれをマインドマップにまとめるのは、まあ、なんとかそれなりに出来るのですが、同じ分野の本を複数冊読んでまとめるのがなかなか難しい。

いや!それは私には今まで必要なかったと言う事だろう。
そして、今この問題意識に目覚めたときが学ぶときなのだ。

と、思っておこう。

さて、今回のこの本の隠れた読みどころは、章と章との間に入ってるインストラクターの方のコラムでしょう。
・園善博 私は本が読めませんでした。
・岡本吏郎 東洋と西洋の融合、それがフォトリーディング
・望月俊孝 情報に刺激されて脳がバージョンアップ
・伊東信明 フォトリーディングは「当たり前」の能力?

特に岡本さんのコラムはいつもながら味わい深い。
フォトリーディングができるようになるとこういう文章も書けるようなるのだろうか?
多分、相当な読書量なんでしょうね。

他に、体験談の「本が早く読めるようになったけど、書籍代が…」という話に思わず苦笑。
でも、本が10倍速で読めるなら、給料日も10倍速になるかもしれませんよ。
世の中スピードが大事ですからね。
特にこの情報過多の時代では。

ところで、最近多い図解シリーズですが、読むのもいいですが、自分で作ってみるのも楽しいですよ。

紙で作って、その後パワーポイントなり、なんなりで作ればパソコンの勉強にもなりますし。

お友達と見せ合っても楽しいでしょうね。

図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める
図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める
フォトリーディング公認インストラクターズ (著), 神田 昌典 (監修)

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26万部超のベストセラー。

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