リーダーになるために 三対一の規則 デール・カーネギー

サクセス・オーディオ・ライブラリー 日本語版 Vol.1 「野心を抱け」の中で
部下の失敗や他人の過ちに対しての対応に関してこんなくだりがありました。

有名なデールカーネギーのリーダーになるためにの中に「3対1の規則」という言葉がある。

気になったので調べてみた。
第10章「失敗・苦労・批判を処理する」にあった。
デールカーネギーのリーダーになるためにp194より引用


ソンダ・S・A社のアンドレス・ナバロは、批判に対してより親切で優しいアプローチの仕方を制度化した。彼の会社には現在「三対一の規則」がある。ナバロの説明によれば、

「できるだけ批判を少なくしようという事です。一つのルールがあります。もし入社して、あまり気に入らない人間がいても、あるいは仕事のやり方がなっていないと考えていても、何も言ってはいけない。そのことを一枚の紙に書け。その人物について、考え方でも、やり方でも、習慣でも何かいいところを三つ見つけたら、一つの非難を口にする権利がある」

と、いうものだ。
これはきわめて優れたテクニックである。

これ、いいですね。
一方的に怒ったり、怒られたりすると、怒ってるほうも怒られるほうも気分がよろしくないですが、この方法ならうまくいきそう。
3つ良いところを探してるうちに、なんで怒っていたのか忘れるときも有りそうだし。

たまにネットのブログのコメント欄や掲示板が荒れてるときもありますが、あれも、この手法で3つ肯定的なコメントを残してからじゃないと、一つの非難のコメントを書けないとかすると良いかもしれない。
そうすると荒れない。ほとんどが絶賛の嵐のように見える!

あと、同じデールカーネーギーの人を動かすの下記の部分も参考になると思います。

PART1 人を動かす三原則の
-1 盗人にも五分の理を認める
(批判も非難もしない。苦情も言わない)

PART3 人を説得する十二原則の
2 誤りを指摘しない
(相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。)

PART4 人を変える九原則の全部
-1 まずほめる
-2 遠まわしに注意を与える
-3 自分のあやまちを話す
-4 命令をしない
-5 顔をつぶさない
-6 わずかなことでもほめる
-7 期待をかける
-8 激励する
-9 喜んで協力させる

読めば読むほど、まだまだ人間ができてないと感じる。
恐るべし。デールカーネギー。


リーダーになるために 新装版
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D.カーネギー協会 (編集)創元社




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