本捨てれない派

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本捨てれない派

昨日に続き掃除。

偶然にもいつも読むブログでも本を捨てる話題が!
naoyaのはてなダイアリー - 本を捨てる
[を] まあまあ良い天気な日曜日

naoyaさんのほうの記事で

あと、ネットで荷造りひもで本をうまく束ねる方法を検索してその通りにやったらえらいうまくいきました。便利な世の中になりました。

とあったけど、最初束ねる方法のページのURLが無かったけど、コメント欄で追記されてました。
ツイてる!追記でツイてる!
== 達人@ ==【ロープワークの達人】
ここですね。
「その他の結び」のところに「新聞雑誌の荷づくり」があります。


さて、私は本捨てれない派なのですが、その理由が
渡部 昇一さんの名著知的生活の方法

「本を手元に持っていない人の文章はどうも軽薄でうすっぺらい。高名な大学の教授が退官した後に妙に文章が軽くなる人がいるが、そういう人はたいてい自宅に本を持っていないものである。今までは大学の教官室に本があったが、自宅には本をもっていないのであろう。共産党の党の高官で立派な文章を書く人がいたと思ったら、皮肉なことに自宅に大量の蔵書があるようである。私有財産を禁じてる共産党員でさえ、本を所有してるのだから知的生活を志すものは言わずもがなである。」

というような事が書いてあったから。

皮肉なことに、私の手元には今この本はありません。
記憶に頼って書きました。

つい昨日、自室から箱に詰めて車で5分くらいの場所にある貯蔵庫に移動したのであった。

この経験を
「あぁー。やっぱり本は手元に置かなきゃダメだよー」ととらえるか、
「どうせ、こんな事くらいにしか使わないもんね」
ととらえるかは人それぞれと思います。

私は結構こういう経験が悔しい派です。

「でも、別に困らないもんね。食欲あるし。」

と、なるべく思うようにしています。


しかし、捨てるか捨てないかで行くと捨てれない派なので、折衷案を取ってとりあえず手元から手放すことにしています。
とりあえず一旦倉庫において、適当な間隔(1年か10年かはわからない)で開けてみて捨てようと思います。
最近試していますが、一旦手元から離れると、捨てる抵抗が減るような気がします。

直接捨てたり、処分するのは難しくても、間にワンクッション置く事で心理的抵抗が少なくなるのでしょう。

でも、その間その本たちが有効活用されないのはちょっともったいないしかわいそう。

徐々に、ワンクッション置かないで直接処分できるようになればいいなぁと思いつつも、捨てなくて良いなら捨てたくない、という未練もあります。

そんな事を思ってたら、センセイの書斎―イラストルポ「本」のある仕事場という、作家や研究者などの本が大量にある人たちの仕事場の本を発見。買って来た。

写真じゃないのが少し残念だが雰囲気はつかめる。

この本に出てくる人たちに比べたら、私の本の量の悩みなど全然たいしたことがない。

で、量の問題というより、整理整頓の問題だった。
自分が整理整頓できる範囲にモノは抑えよう…


知的生活の方法講談社現代新書 436
知的生活の方法講談社現代新書 436


センセイの書斎―イラストルポ「本」のある仕事場
センセイの書斎―イラストルポ「本」のある仕事場

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