「あたりまえだけどなかなかできない 上司のルール」や「だから、部下がついてこない!」などのヒットで知られる嶋津良智さんの新刊。
本書は、人生のあり方を決めているのは「心のあり方」「考え方」「モノの見方」だとして、人生を良い方向に向けるための心の習慣を25個紹介しています。
「イライラ」しやすい方や「ツイてない」と思う方にはかなりいい本かも。
というのも、著者の嶋津さん自身が元々はかなり短気で怒りっぽい方のようです。
若いときは、部下を怒鳴り散らしたりするのは当たり前で些細なことにもイライラしっぱなしだったという事。
しかし、心のあり方を変えて、それを克服しました。
私も、人並み以上にイライラしたり、怒ったりする方でしたが、色々試したりしてるうちにあまり怒らなくなりました。
単に年を取ったのかもしれませんが。
本書でも怒らない方法や落ち込まない方法が色々紹介されています。
一番単純なのは
・怒らないと決める
・落ち込まないと決める
です。
そんな事で効果があるのか?と、思うかもしれませんが、これは実は結構効果があります。
特に、人に言うと効果倍増。
しかし、わざと怒らせるような嫌な人に言ってしまうと諸刃の剣。
ただ、「怒らせる人がいるから」とか「イライラさせる人がいるから」というのは実はあまり言い訳にならないかも。
同じ事されても怒る人と怒らない人がいますからね。
著者も本書で強調していますが、「怒っても状況が改善されない場合は起こっても無駄」ですしね。
たまに電車が不通とかのときに駅員さんに怒鳴ってる人見ますがああいうのは労力の無駄ですね。
怒りたくなる気持ちもわかりますが、怒っても状況は改善しませんからね。なにか別なことをした方が良いかと。
また、私が気に入ったのは「ちょうど良かった」というセリフを言ってみるという事。
なにがあっても「ちょうど良かった。」
部下が大量にミスコピーしてきても「ちょうど良かった」
電車に乗り遅れても「ちょうど良かった」
人間は「ちょうど良かった」といったん言ってしまうと、それにつじつまを合わせようと脳が反応してしまうとの事です。
確かに、それを言ってしまったら、それに見合う事を言わなきゃならないですね。
「ツイてる!」という事と、通じるものがありますね。
もちろん、生死に関わることや人の不幸の時には厳禁です。言うまでもないですが…
また、「ムカッ」となることは、人間なのでしょうがないですが、それを顔に出したり、その怒りを口に出すのはその人の選択であるという事も印象深い。
喜怒哀楽を出すことも人間らしくていいですが、いい表情ならいいですが、そうでない表情は人前ではあまり出さない方が良いですね。
これも、訓練しだいでなんとかなります。私も以前公共工事の入札に関係する仕事をしていましたが、そのときは鉄仮面みたいな表情で1日中仕事をしなければなりませんでした。
「今度のあの工事はこれくらいですか?」「先日の工事よりだいぶ色がつくんでしょうね」なんて業者さんから言われても眉一つ動かさない。
最初は、表情を変えないことに違和感がありましたが、慣れたら別に普通になりました。
そんなわけで、あまり良い事例でなかったですが、人間は習慣を変えることで結構変われると思ったしだい。
本書での「心を鍛える25の習慣」は、すぐにでもできる簡単なものもたくさん紹介されています。
例えば
・掃除をする
・寝る
なんてのは、すぐに始められて効果がありそう。
イライラするので、「ヤケ酒」というかたもいるかもしれないけど、これは良くないですね。
他に、イライラする原因をあらかじめ取り除くための予防策なんてのもたくさん紹介されています。
たとえば、定型の作業や滅多にないことでもリストやマニュアル化して段取りを確認するとか。
イライラしてる人や、怒ってる人に近づきたい人はあまりいないと思いますが、そう思うならまずは自分がイライラしない人や怒らない人になるといいですね。自戒をこめて。
あと、この本の発売を記念してAmazonキャンペーンをやっています。
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12月16日までに、アマゾンで購入頂いた方全員に
スペシャルな贈り物があります。今回は、本書でお伝えしている内容を実践できるように、
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12月16日までですが、詳しくはリンク先で確認してみてくださいね。
雨がふってもよろこぼう!~人生が良い方向に向かう!心を鍛える25の習慣~
嶋津 良智 (著)
この本では、自ら経営する会社を株式上場に導き「ビジネスマン」として成功、
現在はシンガポールを拠点に「教育者」として活躍する著者が、
「人間関係」「仕事」「投資」「勉強」「受験」
「夢」「目標達成」「就職・転職」「教育」「スポーツ」などに
役立つ「感情をコントロールする方法」を紹介します。
嶋津 良智
私の著書をご紹介して頂き、ありがとうございました。
しかも、キャンペーンのお手伝いまでして頂き、
ありがとうございます。
感謝がご挨拶が遅れ、申し訳ございません。
私の著書が何かのお役にたったのであれば、
幸いです。
今後とも何卒、よろしくお願い致します。
取り急ぎ失礼致します。
聖幸
嶋津 様
コメントありがとうございます。
こちらこそ、素敵な書籍を読ませていただきありがとうございます。
「ちょうど良かった」は便利な言葉ですよね。
私も随所で活用させていただいています。
これからもよろしくお願いします。