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おしゃれなエコが世界を救う 女社長のフェアトレード奮闘記

イギリス夫の転勤で25歳の時に来日したサフィア・ミニーさんのお話。
異国の地で途上国との公正な取引を目的としたNGOを立ち上げたり、そこからそれを販売するビジネスを立ち上げたりとエネルギッシュに突っ走ります。
今では15年前の20倍もの年商を稼ぎ出すまでになったし、なんとあのダボス会議にもまねかれるまでになったという…
そのパワーには恐れ入るばかりです。

その秘訣には、情熱ばかりではなく、ミニーさんの雑誌社で働いていたというマスコミでの経験や、自分でマーケティングの会社を立ち上げた事もあるほどのマーケティングのセンスもあると思います。

もちろん、途上国との不公平な貧富の差をなくしたいという情熱が一番だとは思います。

しかし、その成功の要因には、ただエネルギッシュなだけではなく、きちんと市場や社会と折り合いをつけてるところも大きいと思います。
たとえば

フェアトレードだから買ってもらえるのではなく、デザインがよくかっこいいから買ってもらえるようになれば、フェアトレードがどんどん広まるはず。

せっかくの新規オープンなのに店舗がスカスカでは勢いがつきません

こういうビジネス・リーダーに自分の主張を聞き入れてもらうには、品格のある女性のように振る舞わなければなりません。

こういう”いい活動”をしてる方の中には、ある種の強引さや押しつけがましさが鼻についてしまう方も多いような気がします。
自分の中で絶対の正しさを疑わないので相手の都合を考えなかったりとか。

その点、このミニーさんは幼少の頃からビジネス経験が豊富なので、その辺のアツさといい意味での計算高さが同居してるのだと思います。

それにしても、ロンドンのシティの金融機関で勤務していた旦那さんとこのミニーさんの夫婦が「生活に必要になるお金以外は自由になるお金はほとんどありません」という事に軽い驚き。”生活に必要なお金”というのがどれ位の事なのかはわかりませんが、この種の活動の難しさを感じます。

というのは、別にこのミニーさんが多少儲かっていても、私は個人的には「朝から晩までこの活動に15年間も従事していたのだからそれくらいはいいでしょう」と思うのです。しかし、「儲かってます!」と言うと、「結局、搾取してるのかよ!」となりますし、「儲かりません!」となると協賛する人や後に続く人が出にくいでしょうし、難しいですね。

著者はプライベートでも、地球環境問題や体への影響を考えて、自然食品を摂取するようにしたり化粧品等も自然素材のものを津活用にしています。その点には、私は全く無頓着なのでもう少し考えなくては。著者が実践してる中でできそうなことは、「毎日洗髪する事は控える」という事くらいかな。

冗談は置いておいて、自分の消費してるものの出所はもう少し意識してみようかな。
たとえば、今吸ってるタバコの葉は誰が作ってるんだろう?とか、今飲んでる缶コーヒーの豆はだれが摘み取ったんだろうとか。

著者のサフィア・ミニーさんも最初はここまでの活動を目論んでいたわけではなく、自分のやりたいことを一生懸命にやっているうちにここまでになったのだと思います。

まずは、何事も最初に一歩踏み出してみることが大切ですね。

●著者の立ち上げたショップ
People Tree - フェアトレード&エコロジーショップ

●著者の立ち上げたNGO
グローバル・ヴィレッジ: 環境保護と国際協力に取り組むNGO

●著者のサフィア・ミニーさんのブログ
Safia's Blog(サフィアが行く)

おしゃれなエコが世界を救う 女社長のフェアトレード奮闘記
おしゃれなエコが世界を救う 女社長のフェアトレード奮闘記サフィア・ミニー (著)

もし、今の状況を変えたいと思うなら、ほんのちょっと勇気を出して行動してみよう。

あなただって、きっと未来を変えられるはずだから――


バブル全盛期に来日したイギリス人女性が、日本で「フェアトレード」の会社を創業。
インド、バングラデシュ、ネパール、ペルー、ケニアなど、15ヶ国の生産者団体と提携し、年商は15年で20倍に。
世界が注目するフェアトレード・ファッション・ブランドを育て上げ、2005年にはシュワブ財団から「世界でも最も傑出した社会起業家」に選ばれた。

自身の半生とビジネスについて綴る痛快ノンフィクション!

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コメント(1)

コーヒーについて、こんな映画が先日から公開されました。
『おいしいコーヒーの真実』
どうやらコーヒー業界の利益の裏に、生産農家が搾取されている現実があることを追ったドキュメンタリーのようです。
私も近日観にいこうかと思ってますが、よろしければぜひ。
いちスターバックス店員からでした。

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このページは、聖幸が2008年6月 3日 18:15に書いたブログ記事です。

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