しつこいようですが、クローズアップ現代「ランキング依存が止まらない ~出版不況の裏側~ 」の話題。
別に、引っ張るほどの事でもないんですが、思いついたことは忘れないうちに書いておこうとメモ。
リアルタイムで見ていたときは、ちょうど家族で夕食中でしたので、ところどころ聞き取れなかったところもあったので、録画していたのを昨日再度見ました。
序盤、「相次ぐ出版社の倒産」というナレーションやキャプションとともに、画面には、草思社、アスコム、新風舎の倒産の新聞記事がテレビ画面に出た。
その後、放送の中で、「じっくりと作り上げ、長い時間をかけ育てながら売るような出版社には厳しい時代」という解説があった。
普通に考えれば、前出の草思社、アスコム、新風舎の3社が、ランキング依存によって、割を食った被害者のように思ってしまいます。
放映時に倒産の記事が画面に出た3社は「ランキング依存が進んだことにより、一部の書籍に売り上げが集中し、その波に乗れず倒産した」ということでいいのかな。
普通に先入観を無くして、番組を見るとそうおもえてしまうのですが、皆さんはどうだったでしょうか?
新風舎は、倒産後にビジネスモデル上に色々問題があったような報道があったように記憶しています。
アスコムは、他社の企画をパクり、装丁も真似て二番煎じを狙うことが多い会社である、なんてことは私は聞いたことはありませんが、業界ではじっくりと本を作り育てるという評判だったのかな。
その辺、草思社だけでなく、アスコムや新風舎の事情も聞きたかったな。
せっかく、画面に新聞記事を使ったことですし。
限られた放送時間の中ではしょうがなかったとはいえ、もし個々に事情が違うことを全部「ランキング依存によって割を食った」という事にしたのであったなら、ずいぶん乱暴な話だと思いました。
まあ、なんにせよ出版不況が話題になり、「俺も、もう少し本を買ってみようかな」と思う人が増えればいいことですね。
「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55古市 幸雄(著)
2007年6月21日 マガジンハウス
「朝30分」を続けなさい!人生勝利へのスピード倍増!朝勉強のススメ古市 幸雄(著)
2007年12月13日 アスコム
ヨシザワ
この本が違う出版社から
出ていることを知らない人が
結構いるでしょうね。
いくらなんでもというくらい
ですね。
ただ、中身は
出版社のカラーを出しているのか、
内容は意外に違う気がします(笑
干場弓子
ディスカヴァーの干場です。
最近、エントリーが少ないので、案じておりました。
観ようと思って、まだ録画観ていないのですが、聖幸さんの記事を読んで、リンクを貼り、トラックバックも付けて、わたしのほうでも、記事書かせてもらいました。番組観ていないので、的外れかもしれませんが、思ったことをだらだらと。
これからも、興味深い記事を楽しみにしています。
ゆきんこ
どうも、こんにちわ~更新が再開されて嬉しく思います。
予定(スイミング)をキャンセルしてクローズアップ現代を生で見た人間としては、一連のエントリーは非常に面白く読ませていただきました。
確かにランキングに依存していた方が出版社も書店も著者も楽チンですよね~まぁ、読者にとって良いのかどうかは別として・・・
本当に良書が欲しい人はランキングに頼らずとも自力で見つけてくるんでしょうが、そうではない人はどうなっちゃうんですかね~
ではでは。