「読書の夏!」なのかどうかはわかりませんが、今日読んだ雑誌や新聞に読書関係の興味深いネタが色々ありました。
まずは、7月17日の読売新聞の文化面より
(私の住んでる地域は読売新聞は日刊のみの発行です)
「時代を開くブロガー 橋本大也さん」という見出しで
●情報考学 Passion For The Future
が、紹介されています。
・「年200冊「即読」驚異の書評」
「即読」--。たとえ内容が薄くても、その時々に関心がある本を、一気に読み切る姿勢をこう表現する。1年に200冊以上は本を読む。驚異的な読書量に支えられ、書評やソフトウェア評を掲載するブログ「情報考学」は5年目に突入している。
という書き出しで記事が始まり、自身の生い立ちや本の買い方、本の読み方、メモの取り方、ブログの役割について言及されています。
しかし、記事の締めの部分はよく意味が分からない。
「ブログは脳の外部記憶装置」という話題に続いて
初めてブログで書評した本はもう思い出せない。「検索すればわかるけど・・・」勝手ながら”脳”を検索してみたら、2003年9月『脳はいかにして神を見るか』(PHP研究所)やはり脳の本だった。
初めての書評記事を探すなら「月別アーカイブ」で探した方が良いように思うのですが…
確かに結果としては、
・脳はいかにして“神”を見るか―宗教体験のブレイン・サイエンス - 情報考学 Passion For The Future
が一番古い書評記事だけど、なんとも釈然としない。
と、思ったが、”脳”というキーワードで検索した訳じゃなくて、「脳=ブログ」ということで、ブログ内を検索したという事か。
なんとも、面倒な記事だ。
1回読んだだけでは分からない難解さ(私のギャグもわかりにくくてごめんなさい)
次に、日経ビジネス Associe (アソシエ) 2008年 8/5号 [雑誌]の第2特集が「即効!ビジネス読書術」
選び方の基本、読み方の基本、結果を出すためのビジネス書活用法、良い本に出会うための情報源、書店員が勧めるビジネス書30冊などの項目があります。
有益な情報源として
・ビジネスブックマラソン:無料書評メールマガジン | エリエス・ブック・コンサルティング
・マインドマップ的読書感想文
が、スクリーンショット入りで掲載されていて、それぞれの管理人である土井さんとsmoothさんの読書法や活用法が紹介されています。
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2008年 8/5号 [雑誌]
それと最後に「PRESIDENT (プレジデント) 2008年 8/4号 」でも
●「年収1000万以上1000調査!-「どの本&著者が一番役立つか」ランキング147」
という特集があり、年収1000万円以上の人の読書傾向などが紹介されています。
こちらではビジネス選書&サマリーや週末起業でおなじみの藤井孝一先生がコメントされています。
しかし、年収1000万円以上の人が読む「金融・経済・会計」の本はどんなもんかと恐る恐る見てみましたが…
ベスト3のランキングを見る限りでは、なんとも微妙。
赤裸々というかなんというか。俺だったら回答するならもっと格好つけた本をあげるかもしれない。
「経営・戦略・リーダーシップ」は妥当かな。
自分なりに「俺だったらこれも入れたいね」などと考えながら読むと楽しいですね。
楽しいだけじゃなくて、先人の教えを活かし、よりいっそう業務に励みたいと思います。
PRESIDENT (プレジデント) 2008年 8/4号 [雑誌]
「年収1000万以上1000調査!-「どの本&著者が一番役立つか」ランキング147」
ヨシザワ
この間プレジデント社に
行ったときにちょうどこの号が
上がってきてました。
藤井孝一さんが、
良い本だとは思うけど、
あの本が「座右の書」ってどうよと
おっしゃってましたね。(笑)
smooth@マインドマップ的読書感想文
聖幸さん、こんばんは。
ご紹介ありがとうございます。
あの面積で土井さんと私だけというのが、アソシエスタイル
なんでしょうか(汗)。
贅沢と言えば贅沢な・・・。
読売新聞は、買い損ねたので、図書館かどこかでチェックしなくては(汗)。
そしてプレジデントも買いですかね(笑)。
風竜胆
>ブログは脳の外部記憶装置
>勝手ながら”脳”を検索してみたら、2003年9月『脳はいかにして神を見るか』(PHP研究所)やはり脳の本だった。
これは、確かにわかりにくい。
橋本氏の言っている「脳」はコンピュータに例えるとCPUとせいぜいメインメモリーあたりまでで、ハードディスクなんかの外部記憶装置は入っていないと思われる。だから「外部」という言葉を使っているのであろう。
しかし、読売新聞の記事は、外部記憶装置まで、脳の一部と見立てている。要するに、例えている対象の範囲が違うことが、分かりにくさを生んでいるのだろう。