ルーチン力 佐々木 正悟 (著)

「ルーチンワーク」「ルーチン的な仕事」というように、「ルーチン」という言葉にはネガティブなイメージがあります。
本書は、その「ルーチン」を人間の脳の特性を考慮し、生産性をアップするために使います。

人間の脳には時間を量で量る能力がないという指摘に、まずはなるほどと思います。
時系列的に予定を組むことと比較すると、残金から支出を考えるように、残り時間から予定を組むということはあまりありませんね。
予定は相手があっての事も多いですし。

本書を読むと、「神が降臨することを待つ」といった、仕事術?がいかに非効率的なことかわかります。
まずは、自分は弱い人間であることを認め、その人間であることの特性を逆に生かし、「締め切り効果」「初動効果」なども適度に生かしたいものです。
そして、1日1日をおろそかにせず、「量が質に転化する」の精神で、毎日を送りたいものです。

それが、結果的に新しい発想へと繋がるのでしょう。

「継続は力なり」と昔からいいますが、大事な言葉だから今も生き残ってるんでしょうね。
そして、大事だけど多くの人が忘れがちだから、生き残ってるんでしょう。
「朝、起きるときは辛い」とか「飲み過ぎると二日酔いになる」じゃ、当たり前すぎてことわざにならない。


本書では、最新の脳科学のメソッドやITツールも多く紹介されています。
「意志が弱い」と嘆く前に、「人間なんてそんなもんだ」と言い意味で開き直って、本書に書いてあるようなツールに手助けしてもらいましょう。

神様だって、忙しいから、あなたの都合でそうそう降臨してくれないと思います。

神の降臨を待つよりは、たんたんと習慣の力を利用した方が良さそうです。

私も、ブログは神の降臨を待って更新することが多いのですが、そういう時に限って部屋の掃除の神が降臨するので困ったものです。
そして、本を整理していると「読書の神」が降臨するという…
夕方になるとバッカスも降臨するし、神に囲まれて幸せな人生です。

まあ、しかし、やることはやらないとね…

そこで「ルーチン力!」


ルーチン力
ルーチン力佐々木 正悟 (著)
出版社: 翔泳社 (2009/1/9)

目からウロコ!仕組みをつくれば仕事効率劇的アップ!
仕事効率劇的アップ&「現場」で生かせる今の情報が満載!

仕事は「ルーチン」化できて、はじめて最小の労力で最大の成果が出せるものです。本書は、
「同じことを繰り返せば、どんどん仕事が速くなる!」「ロボットはルーチン作業がとても
得意!」「仕事効率を劇的にアップさせる仕組みとは?」「長期プロジェクトを微分するための
極意は?」「アナタの仕事が終わらないのはナゼか?」「時間を分量で考える!」などなど、
「残業知らずのとっておきテクニック」満載!の本です。

comments powered by Disqus