前回の記事
・【全米が泣いた!】最後の授業 ぼくの命があるうちに 動画編:[俺100]
より、少し間が開きましたが、今回は主に書籍についてご紹介。
(多分、また後で書く予感)
知らない方のために念のためにamazonから内容の紹介を引用すると
全米600万人が涙した、ある大学教授の「最後の授業」今日の次には明日が来て、その先にも新しい日が待っている。そうやって、当たり前のように人生は続いていく。しかし、これから先もずっと続くと思っていたその人生に「終わりの時」があると知ったとき、あなたは何を考えるだろうか――。
2007年9月18日、ペンシルベニア州ピッツバーグにあるカーネギーメロン大学の講堂で、1人の教授が「最後の授業」を行った。
教授の名前はランディ・パウシュ。46歳。最後の授業をするにはまだ若すぎるパウシュだが、彼にはこのとき、長年親しんだ大学に別れを告げざるをえない事情があった。膵臓から肝臓へと転移したガン細胞。医師から告げられた命の刻限は――「あと3カ月から半年」。
こうしてパウシュの最後の授業は始まった。スクリーンに映し出された演題は『子供のころからの夢を本当に実現するために』。
この時の講義は本当にすばらしいので、ぜひ見ていただきたいと思うのですが(字幕付きの動画も無料で視聴可能です)、書籍の方もいいですよ。
書籍は、動画をテープ起こししたようなものではなく、さらにその講義を掘り下げるような形になっています。
講義の前のランディ・パウシュ教授の体調や、教授がガンの転移を知る事となった経緯の部分を読むと、動画を先に見た方はさらなる衝撃を受けると思います。
ただ、元となった動画のプレゼンがうますぎなので迫力という点では動画にかなわないかもしれません。たとえば、「内容も大事ですが言い方も大事ですよ」の場面で動画では大受けでしたが、書籍では
ここに、管理職への教訓がある。二人の学部長は、このサバティカルが明暗かどうか自分にはわからないと、同じことを言った。ただし、人によって言い方はこれほど違うのだ!
と、結構淡々としています。
逆に、書籍の方では、「時間管理」や「効率」「まじめさ」などといった部分もさらに強調されています。
この辺はたつをの ChangeLogでも
・[を] グループでうまく活動するための6つのコツ
でも紹介されてますね。
動画や書籍版でも再三出てくる
レンガの壁がそこにあるのは理由があるからだ。僕たちを寄せ付けないためではない。この壁は、自分がどんなに真剣に望んでいるかを証明するチャンスを与えているのだ。
この言葉。
ランディ・パウシュ教授は今も存命で「壁」と闘っています
私が、ランディ・パウシュ教授の壁をくずす事へのお手伝いがなにもできないのが残念でなりません。
このランディ・パウシュ教授が伝えたかったメッセージを、他の方に伝えるという事で、ランディ・パウシュ教授になんらかの形のお手伝いをさせていただればと思います。
そんな、たいそうな事でなく、いい話だから、単純に人に教えたいという部分が大きいんですけどね。
【印象に残った言葉の一部(主に前半部分)】
でも、僕の講義は「死ぬ事」についてではなくて、「生きる事」についてで無くてはならなかった。
配られたカードを変える事はできない。変えられるのは、そのカードでどのようにプレーするかだ。
僕は毎日のように、父を引き合いに出して話をする。自分の知恵を伝えようとすると相手は聞き流す事が多い。でも、第三者の知恵を伝えるときは傲慢さが薄れ、受け入れてもらいやすくなる。
では、カークのスキルはなにか、なぜ彼はエンタープライズ号に乗る事になり、船長になったのか。
答えは、「リーダーシップ」と呼ばれるスキルだ。
●公式ページ
・最後の授業 - ぼくの命があるうちに
7月6日に行われる上映会の案内もあります
全米で大きな話題となっているランディ・パウシュの「最後の授業」。
その講義の全編をみなさんにご覧いただくために、「最後の授業」上映会を
7月6日(日)に六本木のアカデミーヒルズで行います。
講義の臨場感が伝わる大型スクリーンで、映画を観るような感動をぜひ、
ご体験ください!
日時:7月6日(日) 14:00~15:45 (上映時間:約80分)
場所:六本木アカデミーヒルズ 49F カンファレンスルーム
【日本語版】
最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
通常は、こちらがおすすめ。
最後の授業 ぼくの命があるうちに
やはり、動画があっての書籍ですので、こっちを買う意味はあまりないかな?