2001年に出た、少々古い本ですが、勝間和代さんが推薦してるせいか、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」が今各所で話題ですね。
Amazonの2008年の上半期のランキングでも、ビジネス書部門で4位に入ってました。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
成功を収めたすべての人に共通するのは、自分の才能とその活かし方を知っていること。それがわかれば、欠点さえ強みになる。さあ、あなたの眠れる強みは何か。自分の強みがわかるウェブサイトへのアクセスID付き。
「ぜひ、隠れた能力を見つけて、わくわくしてください」~“学習欲”と“着想”が強みの勝間和代氏推薦!
ブログでも多くの方が、自分の「5つの強み」を公表しています。
・【自分の"強み"を調べてみました】「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」マーカス・バッキンガム:マインドマップ的読書感想文
・ディスカヴァー社長室blog: マーカス・バッキンガムの5つの強みテストをやってみた! ●干場
・自分の「強み」を伸ばすために(さあ、才能(じぶん)に目覚めよう) | 創造マラソン
・さあ、才能(じぶん)に目覚めよう : オンライン書評図書館 -Blue Sky Horizon- : livedoor Blog(ブログ)
・Sio's Gadget Blog: [本] 強み診断でわかった自分の「強み」?…「さあ、才能に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、生かす」
そんな中、私にもお呼びがかかりました。
ディスカヴァー社長室blog: マーカス・バッキンガムの5つの強みテストをやってみた! ●干場
で、もし、聖幸さん! もしご覧になっていたら、ぜひ、やってみて、結果を教えてください!
リクエストにお応えしてやってみました。
が!先に言っておくと実はテストの方法を少し間違えていたかもしれない。
本書から、テストへの注意事項を引用すると
実施中は直感的に頭に浮かんだ答えを選択して欲しい。また、「どちらでもない」が、何回続いたとしても気にすることはない。二つの選択肢のどちらにもあてはまらない場合や、反対にどちらにもあてはまる場合には、「どちらでもない」を選んで欲しい。
こう書いてあります。
でも、テストの前はこの部分をあまり気にかけていませんでした。
ところが、テストが始まると、結構この「どちらでもない」にあてはまる項目が出てくるんですよね。
で、「どちらでもない」が多いと良くないのかなー。なんて思ってなるべくどちらかに振れるようにクリックしてしまったけど、後から読み直すと気にすることはなく「どちらでもない」を選べば良かったんですね。
これじゃ、正確な結果が出ていないのでは…
そんな言い訳をしつつ私の結果を。
私の第一の資質は
●慎重さ
あなたは用心深く、決して油断しません。あなたは自分のことをあまり話しません。あなたは世の中が予測できない場所であることを知っています。すべてが秩序正しいように見えますが、表面下には数多くの危険が待ちかまえていることを感じ取っています。
「人を見たら、人さらいと思え」みたいな感じですね(笑
正直、これが1番目の資質とは意外だった。
ネットにも「モヒカン族 (ネット用語) - Wikipedia」がうようよしてると思ってるタイプでしょうか。
あなたは友人を慎重に選び、会話が個人的な話題になると、自分のことについては話しをせず、自分自身で考えることを好みます。誤解されないように、過度に誉めたり認めたりしないように気をつけます。人になかなか打ち解けないという理由で、あなたを嫌う人がいても気にしません。
「過度に褒めたり、認めたり」しないのか。
本を薦めるときに「過度に褒めたり、認めたりしない慎重な人が絶賛したこの本!」とかいいかも!
打ち解けないことで、人に嫌われても気にしないのかー。そうかもねー。少しくらいは、気にした方がいいよねー。
でも、強みは伸ばした方がいいのかなー。
まあ、慎重にいかないと、すぐに凍死したり、熊に喰い殺されたり、呪いをかけられたりする地域に住んでますからね。慎重なのもやむなし。
●指令性
指令性という資質によって、あなたは主導権を握ります。他の人と違い、あなたは自分の考えを他人に押しつけることを苦痛とは感じません。
[略]
他の人は不愉快な状況に立ち向かうことを避けようとするかもしれません。ところが、「事実」や「真実」がどれだけ不愉快なことであろうとも、それを示さなければならないと感じます。一方で、進んであなたに主導権を握らせることもしばしばあります。人々は、立場をはっきりと示し、周りの人にもある特定の方向に向けて行動するように求める人に魅力を感じます。だから、人々はあなたに惹きつけられるでしょう。あなたには強い存在感があります。あなたは指令性を備えた人です。
これも、意外かな。
でも、人事部とかで、リストラの通達を誰がやるかで延々ともめてたら、そんな話は面倒くさいので自分が率先して志願するかもしれない。
「事実を伝えるなら誰が伝えても同じでしょ」みたいな感覚は持ってるかも。
良く言えば、「人のいやがる役目もすすんでやります!」
それが社会のためなら私個人が嫌われることもかまいません! なのか?!
でも、自分が正しいことだと思ったからといって、人に押しつけるのは良くないですね。戒めよう。
●分析思考
分析思考という資質を持つあなたは、他の人に「証明しなさい。あなたの主張がなぜ正しいのか示しなさい」と強く要求します。このような詰問を受けると、自分の素晴らしい理論がもろくも崩れ落ちるのを感じる人もいます。これがまさしく、あなたの意図するところです。あなたは必ずしも他人のアイデアを壊したいわけではないのですが、彼らの理論が堅固であることを強く求めます。あなたは自分自身を、客観的で公平であると考えています。あなたはデータを好みます。データは人々の考えに左右されず、ありのままだからです。あなたはデータを見ると、パターンと関連性を捜し出します。
今まで出てきた資質を加味すると、「慎重に分析した事実を押しつけ、詰問する事」に向いてるのか…
どんな仕事が向いてるんだろうか?詰問するというと取調官とか?
あまり、お近づきにはなりなくないタイプですな。
●競争性
競争性の根源は比較することにあります。世の中を見渡すとき、あなたは直感的に他の人の成果を気にしています。彼らの成果は究極の評価基準となります。あなたがどれほど頑張っても、あなたの目的がどれほど価値のあるものであろうと、競争相手を超える出来映えで目標に到達していなければ、その成果が無意味に感じられるのです。競争性の資質を持つ人は、誰もが競争相手を必要としています。あなたは比較することを必要としています。比較することで競争ができ、競争すれば勝つことができるからです。
これまた、意外。
自分はスポーツもあまりやらないし、ノルマがあって競うような仕事もしたことないので、あまり自覚なし。
ただ、プロスポーツなどで順位を競ってるときに、「ベストを尽くしたので悔いはない」みたいな発言には違和感を覚えることも確かにあります。
プロならベストを尽くした上で結果も求めて欲しいなと。
そういえば、スポーツはやらないけど、麻雀やゲームなどは好きです。
点数やタイムを競うのもそう言われると好きなような気もする。
F-ZEROやマリオカートのタイムアタックとか熱いよね。
●目標思考
「私はどこに向かっているのか?」とあなたは自問します。毎日、この質問を繰り返します。目標志向という資質のために、あなたは明確な行き先を必要とします。行き先がないと、あなたの生活や仕事はたちまち苛立たしいものになる可能性があります。ですから毎年、毎月、さらに毎週でさえ、あなたは目標を設定します。この目標はあなたの羅針盤となり、優先順位を決定したり、行き先に向かうコースに戻るために必要な修正をする上で、あなたを助けてくれます。あなたの目標志向は素晴らしい力を持っています。何故ならそれはあなたの行動をふるいにかけさせるからです。
んー。申し訳ないがこれもよくわからず。
そうなんだー。
そんな立派な強みを持っていたとは。
●自分の資質を振り返ると
全般的に見て、他人の事を理解し協調してうまくやっていこうという気が全然ないみたいですね(笑
「慎重」「指令性」「分析思考」「競争性」「目標思考」が似合いそうな仕事というと、中央省庁のエリート官僚とか向いてそうな感じ。(自分を美化しすぎか?)
(公務員は昨日はボーナスだったんですね。おめでとうございます!)
「5つの強み」を踏まえると、あまり、ハートフルで和気あいあいとした職場は向いてなさそうですねー。
和気あいあいとした笑顔あふれる職場と、苦虫をかみつぶしたような顔の人たちが胃薬飲んでる会社だと、絶対後者を選ぶだろうな。そっちの方が俺が生き生きと働けそうだ。
でも、ハートフルな笑顔あふれる会社のお目付役でもいいかもしれない。一人くらい変なヤツがいてもいいだろう。
ただ、前述のように私はこのテストの方法を少し勘違いしていたので、実はもう一回やりたい。
テストの方法を間違えてさえいなければ、きっと
・「共感性」「コミュニケーション」「社交性」「親密性」「調和性」
が出ていたはず!絶対に!(嘘、嘘
往生際も悪いみたいですね。
Master
聖幸さん
自分のブログを取り上げていただいてありがとうございます。
自分と共通する「強み」は、「分析思考」ですね。また、聖幸さんの強みは、全体的に他の書評ブロガーの方と傾向が違っていて面白いなと思いました。
干場弓子
さっそくやって頂き、ご公表ありがとうございます!?
大いに笑わせて頂きました。たしかに、実際の聖幸さんの、あの、ほんわかした癒し系な感じが漂わない結果ですね。親密性というのは、ある気がするが! そして、見事に私と一つもかぶりませんね。でも、わたしも、どちらでもない、ってほとんどつけなくて、無理矢理どちらかにつけたので、また、やり直してみよう! 聖幸さんも、2度目にやったら、また教えてください。
Sio @ Sio's Gadget Blog
聖幸さん、はじめまして。Sio と申します。
この度ブログをご紹介いただきましてありがとうございました。
聖幸さんのブログはRSSに登録していますので、毎回楽しみにしています。
私の結果とはかなり違う結果なので面白いです。聖幸さんの「慎重」「指令性」「分析思考」「競争性」「目標思考」で思い浮かんだ職業は、艦隊司令官や会社の社長なのですが…いかがでしょう?
私もできればもう一回…と思っているクチなので、機会があったらまた教えてください (^^)
smooth@マインドマップ的読書感想文
遅くなりましたが、ご紹介ありがとうございます。
「コミュニケーション」「親密性」がウリのsmoothです(ウソ)。
それにしても、私と一つもかぶらないとは思いませんでした。
新しいバージョンでは「アサマシ」って特性があるので、きっとそれで一緒ですよね!←ウソ
きく
聖幸さん、どうもごぶさたしてます♪
ぢぶんのは「内省、収集心、共感性、学習欲、運命思考」 ですので、聖幸さんといくつか取り換えっこできたらいいのにな~と思いました(笑)
maximum.road
聖幸さん、はじめまして。
いつも楽しく拝見しています。
このエントリーをみて自分も本書を購入してテストしてみました。
聖幸さんの強みとは一つもかぶってはいませんでしたが。
これからも楽しいエントリー期待しています。
ひよこ
とても面白く、記事を読ませていただきました。
テストを受けるとき、
両方が当てはまっているから、「どちらも当てはまらない」を選んだ場合、両方の資質があるということですね。
人間関係を円滑にする資質がないのではなく、
人間関係を円滑にする資質があるけど、さらに慎重さとかの5つの資質が抜きん出ていたときでも、同じ結果になりますよね。
私の資質は、陽気なポジティブでした。