チ-ムハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術


ベストセラーとなった「スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術」の大橋悦夫さんと佐々木正吾さんの新刊。
今日の日経新聞にも大きく広告が載ってましたね。


本書は、チームによる仕事の生産性を上げるための本ですが、ここで語られる「チーム」は従来型のトップダウンによるリーダーとその他大勢の部下がいるという「チーム」ではない。

フラットな関係であまり決め事も無く、目的は同じだけど特に厳しく拘束しあうことも無い、そんな関係の中で最高のパフォーマンスを出す方法。
例えば、この本の共著者のお二方と編集者の方との関係などが典型的ですね。
また、私も以前セミナーで著者のお一人の大橋さんに講師をお願いして、色々打ち合わせのメールのやり取りをさせていただきましたが、それもそういうあまり拘束もしあわないし、命令系統もないけど「良いセミナーにしたい」という目的では一致している、ゆるい関係です。
その際のメールのやり取りを思い出すと、的確なタスクリストやチェックリストを書いていただき、本当に絶対に一人では達成できなかった出あろうパフォーマンスを引き出していただいたことを覚えています。

このように、チームと言っても同じ会社や同じサークルなどじゃなくても、「メールをやり取りする相手」などの関係としては本当に最小の単位でも、同じチームとして意識してやると、パフォーマンスが全然違いますね。

また、本書ではいい意味で人間の自己管理というものをあまり信用していません。
その部分をチームの力をうまく使いながら自分の能力を最大限に引き出す方法を解説しています。


本書もスピードハックスと同じく、ツールなどの道具の部分は主に大橋さんが、仕組みや心理学的な面は佐々木さんが担当されています。
この道具と仕組みという両輪をチームでうまく使えるようになると、ひとりではできなかった事も集団の力で達成できるようになると思います。

最近ではウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へなどでも言われてるとおり、群集の英知を集め従来ではできなかったような事を可能になるといった事が盛んに言われてます。
こういう本を読んで刺激を受けたとしても、もの凄く大きいプロジェクトなどにいきなり参加する事は気が引けますから、まずは身の回りの小さい「チーム」で成功体験を積んでみるのが良いと思う。

そして、この「チームハックス」はその手引書には最適だと思った。

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チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術
チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術
大橋悦夫/佐々木正悟 (著)
◎仕事の「スピード」から「チ-ム」のパフォーマンスへ
個人でいくら仕事の効率化を図っても、周囲がそれまでと同じ仕事の進め方をしていれば、仕事のスピードアップには“限界”があります。本書は、個人の仕事の速さを追求するより、チ-ム(組織)全体で仕事のスピード化を図りながらパフォーマンスを上げていくことに主眼に置きます。最小二人から数十人までのチームが、チームとしての仕事(目標)であるプロジェクトを速く確実に成功に導くためのさまざまな方法(チ-ムハックス)について、事例や心理学とともに紹介します。


スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術
スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術
大橋 悦夫 (著), 佐々木 正悟 (著)
仕事のスピードを上げるには? 速く処理するための「仕組み」をつくり、その仕組みを回し続ける「やる気」を切らさないこと! タスクリストや作業記録のとり方、活用法など、具体的なテクニック(仕組みづくり)から、ちょっとした行動の習慣(やる気づくり)まで、仕事のスピードをいきなりアップさせるコツとアイデア(スピードハックス)を盛り沢山に紹介する。仕事に役立つ便利なデジタルツールとその使い方も満載!

ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ
ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ
不特定多数に開かれたもの造りが始まった。「フラット化」の次に来る、真のもの造り革命である。ウィキノミクスの行動原理は四つ――オープン性、ピアリング、共有、グローバルな行動。活発な“事業エコシステム”として数十万(あるいは何百万)ものパートナーが協力するという、今まで夢でしかなかった生産の形態が登場しつつあるのだ。先行するP&G、ボーイング、BMW、レゴ、メルク、IBMはすでにその大きな配当を享受している。
この潮流の敗者たちは、「単にウェブサイトを立ち上げ」、「囲った“庭園”をつくり」、「自らのみで革新を進め」、「データとソフトウェアを頑なに守ろうとする」。しかし、この大波に乗じる勝者たちのほうは、「活気あるコミュニティを立ち上げ」、「開かれた“広場”をつくり」、「ユーザーを巻き込んで革新に取り組み」、「データとソフトウェアを全世界に公開してみせる」。そして、本当の変革はこれから始まるのだ。

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