4月に第一回が行われた、岩手県葛巻町のくずまき高原牧場の「 森のようちえん」の第2回目に行ってきましたよ。
5月もなかばなのに、道ばたの白樺林の中に桜が咲いていて、高原に来たんだなあという感じで、気分が盛り上がります。
続きます
今回も、森の中にある、「ようちえんの園舎」の中での紙芝居からスタート。
紙芝居は「もぐらのトンネル 」仲川 道子 (イラスト), 高家 博成 童心社 かな?多分...
「たすけてーっ」 ネコに追われたアカネズミのアーヤが、もぐらのモールのトンネルに逃げこんできました。ふたりはトンネルを見てまわることに。もぐらのトンネルにはいろんな部屋があります。かわいい赤ちゃんの部屋も...。
紙芝居が終わると、子どもたちは、森の中に元気にダッシュ!
この後は昼食まで、子どもたちと親は別々に行動します。
大人たちは、白樺の樹液を採取します。
僕は知りませんでしたが、この時期の白樺はたくさん水を吸っていて、穴を開けると水が取れるんだとか...。
電動ドリルで白樺に穴を開けます
(この後、きちんと後処理して、木が痛まないようにします)
穴を開けた白樺に、ストローを差します。
ストローから出た樹液をコップで受けます。
ひもでしばって固定して、しばし置きます。
なんと!15分後には!こんな感じで水が貯まっています!
驚きだ!
飲んでみると、甘い!ほんのり甘い!
後で、この水で作った、コーヒーを飲みました。
子どもたちと合流し昼食に食べるしいたけを調達しに、しいたけ畑?へ向かいます。
僕のは、これに決定!
お楽しみの昼食は、ビーフシチューとクロワッサン。材料はくずまき高原牧場で採れたものです。
手ぶらで行って、準備を何もしないで森の中でこんなおいしい食事にありつけるなんて幸せです。
いただきます!
食後は、さきほどの白樺の樹液で作ったコーヒーをいただきます!
ウマー!
牧場ですから、もちろん牛もいます。
こんにちは。
午後は、葉わさびの自生地を探したり。
葉わさびを使った料理を教えてもらって、実際に調理したり。
そんなこんなしてるうちに、時刻はすでに15時過ぎ。
たのしい森のようちえんも、もうすぐおしまい。
牛さん達にも、さようならのあいさつをしつつ
綺麗な景色を見ながら帰路につきました。
また、来月!
今回も、素敵な森のようちえんでしたが、ひとつ難を言えば、解散の時間が予定より遅かったので、パンハウスのパンが売り切れ寸前でした!あと、昼食で食べたクロワッサンがなかった!
もう少し、商売っ気があっても良いんじゃないかと思ったり、逆に商売っ気がないと思わせる高度な作戦なのか??と思ったり。
おいしいパンをもっと買いたかったなあ...。
子どもたちは、車に乗って5分後には眠りについて、家に着くまでぐっすり寝てました。ママもぐっすり...。
まだ、2回しか行ってないけど、子どもたちは目に見えてたくましくなりました。自転車や三輪車で転んだりしても少々のことでは「ママー」とか「パパー」とは言わなくなった。親と離れて自然のなかで思いっきり体を動かすことで、そういう自立した気持ちが育ちやすいのかなと思ったり。
森のようちえんには、あと数回行く予定だけど、子どもたちのさらなる成長が楽しみです。
公式ブログにも、すでに記事が載っていました。
くずまき高原牧場 牧場ブログ | 第2回もりのようちえん2日目
こういう素早いフォローも嬉しいですね。
【関連過去記事】
・岩手県葛巻町の「森のようちえん」に行ってきた。参考文献もあり:[俺100]
キム
こんばんは。くずまき高原牧場の木村です。毎回、森のようちえんの様子を丁寧に綴っていただき、とても感激しております。実は、今回もブログの更新を心待ちにしていました!私たちにはない参加者の方々の視点は事業を運営していく上で非常に参考になります。改めて感謝申し上げます。さて、パンハウスの品切れにつきまして、高度な戦略は何もありません。商売気がないわけでもありません。ただ商売がへたくそなんです(笑)。これからはおいしいと好評いただいているパンをたくさんご用意させていただきます。次回の森のようちえんでは何のパンを焼こうかと今から職人とゆったりと打ち合わせをしております。また来月お会いできますことを楽しみにしています。