ちょうど一ヶ月ほど前に書いた
[俺100]:【ビッグニュース】「ビジネス版 悪魔の法則―ポジティブ思考のウソを斬る」が復刊!で話題とした本を読み終えました。
タイトルは新たに常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学になってますね。
基本的には既存の自己啓発書やマーケティングの本の真逆を書いてますね。
常識として言われてるようなことを徹底的に批判しています。
例えば、
・謙譲は最大の美徳
・継続は力なり
・お客様は神様です
・商品がよければ売れる
等々の常識に対して真っ向から批判しています。
それはそれは痛快です。
しかし、この本から学ぶ事は
「自分で考える」と言うことでしょう。
この本に書いてる事をうのみにすると、結局は今までの常識を盲信してる状態とあまり変わりません。
監訳者の金森さんが冒頭でも書いてますが、
「過度の一般化」は何事もよろしくないという事ですね。
例えば、「謙譲の美徳」も会社の社長やお金持ちや立派な人がやるから生きてくるので、セールスマンが謙譲の美徳を発揮して1件も訪問しないのでは話になりません。
逆にこの本に「少々傲慢で押しが強いくらいがいい」と書いてあるからといって、それを真に受けて実践しても必ずうまくいくとは限らないでしょう。
この本は
「能力はあるんだけど、どうもうまく生かせない」
「あいつはいい奴なんだが、なぜか伸び悩んでいる」
というタイプの方に向いていると思います。
今現在すでに常識の壁を突破してる方には必要ないかも。
ところで、この本の著者のDan S. Kennedyさんの
・The Ultimate Sales Letter: Boost Your Sales With Powerful Sales Letters, Based on Madison Avenue Techniques
・The Ultimate Marketing Plan: Find Your Most Promotable Competitive Edge, Turn It into a Powerful Marketing Message, and Deliver It to the Right Prospects
は、なぜ翻訳されないのでしょう?
翻訳されたら、この2冊こそかなり売れると思うのですが…
これも、某筋の圧力で翻訳されないのでしょうか?(妄想)
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