このブログで2009年に人気のあった本ベスト21です。
Amazonアソシエイトの注文数により、順位をつけています。注文いただいた皆様いつもありがとうございます。
それでは、早速21位からはじまります。
(続きを読むで、続きます)
●21位 宇宙創成
宇宙創成〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
【ブログ記事】サイモン・シン氏の「ビッグバン宇宙論」が「宇宙創生」と改題して文庫化!:[俺100]
昨年の2月頃に改題されて文庫化されたというニュース記事を書いたのですが、本ブログの読者は宇宙好きの方が多いのか、人気でした。
僕は、前にも書きましたが、風邪を引いて寝込んだときは、サイモン・シン氏などような良質な科学ドキュメンタリーを読むと決めています。
そうすると風邪を引きそうなときでも気が滅入ることが無くむしろ「あの本が読めるな」などと心の中でほくそ笑んだりします。
科学系が苦手な方は、風邪を引いたときには「文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上) (単行本)」「銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 (単行本)」などもおすすめ。
ようは、時間があるときにじっくり読むのに向いてるということですね。逆に、これらの本を細切れ時間にちびちび読んでもイマイチなんではないでしょうか。
●20位 アメリカCEOのベストビジネス書100
アメリカCEOのベストビジネス書100 (単行本)
ジャック・コヴァート (著), トッド・サッターステン (著), 土井 英司(「ビジネスブックマラソン」編集長) (監修)
【ブログ記事】アメリカCEOのベストビジネス書100:[俺100]
「アメリカの」とか「CEO」とかつけなくても、単に「ベストビジネス書100」というだけでも通用しそうな本なのは読んでいただいた方ならわかるはず。しかも、監修が「ビジネスブックマラソン」の土井英司さんなので「日本語版ではこの部分は割愛されている」などの注釈もきちんと入っています。
本書で紹介されている本で何らかの都合で、日本ではあまり人気がなかったりする本があるのも面白い。そういう本を探すのもまた楽しいですね。
●19位 フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 (単行本)
クリス・アンダーソン (著), 小林弘人 (監修), 高橋則明 (翻訳)
【ブログ記事】「カリスマ書評家がチェックした 『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』のポイント」をlifehacker.jpに書いた!:[俺100]
本書の内容もアトム経済からビット経済への潮流を感じさせて新鮮で面白いし、日本でのプロモーションも1万冊?無料ダウンロードと刺激的でした。個人的にも、自分が本書に付箋を貼った箇所でライフハッカーに3度にわたり連載させていただき、「こういうのもあるんだなあ」と勉強になりました。
●18位 『空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法』
空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business) (単行本(ソフトカバー))小飼 弾 (著)
【ブログ記事】空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法:[俺100]
ご存じ「404 Blog Not Found」の小飼弾さんの読書法の本。膨大な読書量と蔵書量はなかなか常人がまねするのは難しい部分もありますが、本を読んで多少なりともその思考法に近づきたいなあと。
iPhoneアプリ版の「弾言」や「決弾」も同時期に発売されて、そちらも話題になりましたね。
●17位 『クラッシュ・マーケティング』
クラッシュ・マーケティング (単行本)ジェイ・エイブラハム (著), 金森 重樹 (翻訳)
【ブログ記事】クラッシュ。マーケティング ビジネスの停滞要因=スティッキング・ポイントを破砕する9つの方策:[俺100]
『お金をかけずに、お金を儲ける方法』が幻のマーケティングのバイブルとしてヤフオクで高値で売買されてたことを覚えている人は少なくなってきてるかもね。その幻のバイブルの著者ジェイ・エイブラハム の新刊です。大企業のマーケティング担当者よりは、中小企業でなにからなにまで全部自分でやらなきゃない人に向いてるかも。
あと、この本の11月18日付けの朝日新聞の新聞広告にコメントを載せていただきました。
●16位 『影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣』
影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣 (単行本)
N.J.ゴールドスタイン (著), S.J.マーティン (著), R.B.チャルディーニ (著)
【ブログ記事】【速報】影響力の武器 実践編 が発売:[俺100]
「影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか」と、ともにマストアイテムですね。ビジネス書好きの間では「返報性のルール」とか知らなきゃ会話について行けない可能性が大。
●15位 『減らす技術 The Power of LESS』
減らす技術 The Power of LESS (単行本(ソフトカバー))
【ブログ記事】減らす技術 The Power of LESS:[俺100]
人気ブログZen Habits ― Simple ProductivityのLeo Babautaさんの待望の翻訳本です。僕もシンプル生活を心がけたいと思うモノのなかなかうまくいかず...
澄んだ心で、いつもいたいものです。
●14位 『図で考えるとすべてまとまる』
図で考えるとすべてまとまる (単行本)村井 瑞枝 (著)
【ブログ記事】図で考えるとすべてまとまる 図を作るときの7つの必勝パターン:[俺100]
「因数分解」「マトリックス(3×3、2×2、x-y)」「表(リストアップ)」「比較」「線表」「コンセプト」「プロセス」の7つの必勝パターンに習熟したいですね。余計な装飾など必要なしです! 自分が理解していないものを人に伝えようとしても当然難しいわけですが、その理解の補助やさらなるアイデアの創出としても活用していきたいですね。
●13位 『幸せを科学する―心理学からわかったこと』
幸せを科学する―心理学からわかったこと (単行本)大石 繁宏 (著)
【ブログ記事】幸せを科学する―心理学からわかったこと:[俺100]
各国の幸せに対する考え方の違い方が凄く面白かった。 各国でバラバラですね。そして、もちろん個人差もあるでしょうし。なので「幸せを目指す」といっても、各人共通の事を考えているとは限らないだろうなあ。 フランス人の「幸福の追求を考えている人間はバカで浅はか」とか、ロシア人の「幸せは子供だけが感じる感情」、韓国人の「他人が幸福だと自分の幸福が吸い取られる」などの国の人の前では、幸福という話題も出しづらいだろうなあ。
●12位 『知っているようで知らない 法則のトリセツ』
知っているようで知らない 法則のトリセツ (単行本)水野 俊哉 (著)
【ブログ記事】知っているようで知らない 法則のトリセツ:[俺100]
ビジネス書を読んでいると、色々な本に出てくるビジネス用語やビジネスの法則というものが出てきますが、それらの法則を一冊で学べる本です。用語を知らないと文字通り「話にならない」ですからね。原典に当たって確認するのが一番ですが、その原典に当たるきっかけとしてもいいんじゃないでしょうか。
●11位 『あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術』
あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術 (単行本)一条 真也 (著)
【ブログ記事】「読書とは交霊術だ」 あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術:[俺100]
「読書はもっとも安い自己投資」とは、よく言われる言葉ですが、この本もかなりお買い得。著者がいい意味で変わってるというか、極めてるというか、僕も読書には色々試行錯誤を繰り返していますが、著者のちょっとオカルト風な雰囲気の読み方は真似してみたいなあ。部屋がかっこいいんですよね。本当に降霊術とかできそうな雰囲気の部屋です。(ブログ記事に著者の部屋の写真があります)
●10位
iPhone情報整理術 ~あなたを情報''強者''に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ) (単行本(ソフトカバー))堀 正岳 (著), 佐々木 正悟 (著)
【ブログ記事】iPhone情報整理術 ~あなたを情報''強者''に変える57の活用法!:[俺100]
Lifehacking.jpの堀さんと佐々木正悟のライフハック心理学の佐々木さんのiPhone活用術の本。僕も昨年からiPhoneユーザーになって、毎日活用していますが、この本で知らなかったアプリを色々導入して楽しんでいます。僕のお気に入りのアプリはitemshelfです。
●9位 『行動力・力』
行動力・力 (単行本(ソフトカバー))大橋禅太郎 (著)
日頃、ローテンションな事が多い自分ですが、こういう本を読むと、「アツくかっこいい人生を送るぜ!」という刺激を受けますねー。自分自身が後悔しないような毎日、そしてその延長線上にある人生を送りたいものです。
●8位 『本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術』
本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫) (文庫)成毛 眞 (著)
【ブログ記事】本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである!:[俺100]
2008年に紹介した本ですが、1年を通して人気でした。ちょっと怖い感じですが歯切れが良い言葉が並んでますからねー。怖いもの見たさで読んでみたくなるのかも。
●7位 『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス) (単行本(ソフトカバー))美崎 栄一郎 (著)
【ブログ記事】仕事ができる人の3つのステップ:「結果を出す人」はノートに何を書いているのか:[俺100]
美しい文房具の写真にうっとりした本です。何事もやはりマメに続けなきゃダメだなと再認識。自分自身の経験はgoogleでは検索できないのできちんとメモしなきゃという著者の主張にも激しく同意。
●6位 『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 (単行本(ソフトカバー))デビッド・アレン (著), 田口 元 (監修)
【ブログ記事】はじめてのGTD ストレスフリーの整理術:[俺100]
GTD!GTD!ということで、ビジネスマンの間で有名なGTDメソッドですが、GTDを全面的に取り入れるかどうかはともかくとして、GTDの「自分がやるべき事をすべて把握している」「脳をハードディスクとしては使わず、CPUとして使う」「常に澄み切った心で仕事に向かう」というのは大事な事だと思います。
●5位 『自己信頼』
自己信頼[新訳] (単行本)ラルフ・ウォルドー・エマソン (著), 伊東奈美子 (翻訳)
【ブログ記事】自己信頼 自分の考えを「徹底的」に信じて生きているか?:[俺100]
自己信頼は自分の主張を押し通すエゴではなく、信頼できる自分を作るために、日々自己研鑽に努めることから始まる。
自分のブログでも人気があったけど、通好みな感じの書評が読めたのも嬉しかったなあ。
・『自己信頼[新訳]』ラルフ・ウォルドー・エマソン・著│「ビジネスブックマラソン」バックナンバーズ
・自己信頼[新訳] - 情報考学 Passion For The Future
・「自分を信じろ、好きを貫け」と160年前に言った人: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
●4位 『情報力』
情報力 (単行本(ソフトカバー))橋本 大也 (著)
毎年、お正月にポッドキャストを一緒にやっている情報考学 Passion For The Futureの橋本さんの本。コンパクトなサイズの本ですので、本当に大事なことしか書いていない。この本の裏に膨大な試行錯誤があったと思うと泣ける。
そして、いよいよベスト3
●3位 『2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート』
2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート (単行本(ソフトカバー))長谷川 和廣 (著)
【ブログ記事】2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート:[俺100]
このブログをどんな方が読んでいるのか、私も知るよしもないのですが、なぜにこの本がこんなに人気なんでしょう?そんなに経営者の方が多く読んでるとも思えないのですが...
まあでも、40年も書き続けている200冊のノートから選んだ言葉というのは、経営者じゃなくても読んでみたいですよね。
「期日」「数字」「利益」が重要みたいですよ。
●2位 『儲かる会社にすぐ変わる! 社長の時間の使い方 』
儲かる会社にすぐ変わる! 社長の時間の使い方 (単行本(ソフトカバー))吉澤 大 (著)
【ブログ記事】儲かる会社にすぐ変わる! 社長の時間の使い方 吉澤大(著):[俺100]
2008年の2月にブログの記事を書きましたが、息の長い人気ですね。
トップページはもとより、個別記事の全ページにも「2008年 年間おすすめ書籍ランキング」のリンクがありますが、そのランキングで1位だったのが大きいのかなあ。などと、余計な解説を加えるのは野暮ですね。
●1位 『グーグル時代の情報整理術』
グーグル時代の情報整理術 (ハヤカワ新書juice) (単行本)
ダグラス・C. メリル (著), ジェイムズ・A. マーティン (著), Douglas C. Merrill (原著), James A. Martin (原著), 千葉 敏生 (翻訳)
【ブログ記事】失読症のgoogle元最高情報責任者が教える『グーグル時代の情報整理術』:[俺100]
昨年の12月24日に紹介して、集計期間のうち一週間しか紹介した期間がないにもかかわらず、1位でした。
でも、確かにgoogleの元最高情報責任者が教える情報整理術というのは興味深いですし、しかも幼少の頃から失読症で悩んでいたという経歴を知ると余計に興味津々になりますよね。
確かに、年末年始などの比較的時間があるときにじっくり読みたい一冊でした。
以上、2009年にこのブログで人気のあった本ベスト21でした。
今年はどんな素敵な本がでてくるでしょうか。今から楽しみですねー。