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ゲイリー・ヴェイナチャックの新刊『ザ・サンキュー・マーケティング 』が発売となりました。
ゲイリーの話は、色々なところでソーシャルメディアを活用し、成功した実例として紹介されていますし、日本でも、前作の
~Twitter、Ustream.TV、Facebookなど、ソーシャルメディアで世界一成功した男~ゲイリーの稼ぎ方(ソーシャルメディア時代の生き方・考え方) 』がヒットしたのでおなじみだと思います。

そのゲイリーの新刊『ザ・サンキュー・マーケティング 』の発売を記念して、監訳者の金森重樹さんと僕とで対談したPDFが作成されました。
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PDFは全30ページで、この本の読みどころや、「監訳者が金森重樹さんってどうなのよ?」という話から、日本に導入するさいの注意点やら、ゲイリーだからうまくいったんじゃないの?という疑問に金森さんが答えています。


PDFのダウンロードの方法はfacebookの『ザ・サンキュー・マーケティング』のページへアクセスして、「いいね!」を押すだけです。

『ザ・サンキュー・マーケティング』ザ・サンキュー・マーケティング


Facebookページ:『ザ・サンキュー・マーケティング』


すでに、「いいね!」を押している方は、左側のカラムの「ようこそ!」のボタンを押すと、ダウンロードの画面が出てきます。

『ザ・サンキュー・マーケティング』を購入する際の参考にしていただければ、嬉しいなと思います。


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ザ・サンキュー・マーケティング
ゲイリー・ヴェイナチャック (著), 金森 重樹 (翻訳)



小さな町の暮らしがオンライン上で拡散するいま、
「サンキュー・マーケティング」を実践する者だけが、ビジネス社会で勝ち抜ける!

「ソーシャルメディアで世界一成功した男」ゲイリー・ヴェイナチャックが、
そのマーケティング論とノウハウ、米国の最新事例をまとめた1冊。

サンキュー・マーケティングの極意とは、

●「顧客とつながり、愛されること」
●「時間をかけて関係を築くこと」
●「心にくっつくコンテンツを拡散すること」

…という究極のワントゥワンマーケティング。
ソーシャルメディアだからこそ実現可能な手法です。

本書内で紹介される事例も、

◎アマゾンCEOのジェフ・ベゾスがザッポスを買収した理由
◎全米No.1書店「バーンズ・アンド・ノーブル」はどこで作戦を誤ったか
◎デニーズがおかした痛恨のミス
◎お客と深い仲になったリーボックの戦略
◎P&Gのキャンペーンは成功?失敗?
◎批判を賞賛に変えた有名ラッパーの動画
◎たった1回のツイートで25万ドルを稼いだIT企業
◎お客とともに涙をながす有名ホテルチェーン

…など、さまざまな現場の魅力的なものばかり。
ソーシャルメディアでビジネスを拡大したい企業、個人事業主の方、
自分のブランディングをソーシャルメディアで展開したい方におすすめ。

監訳はマーケティングの鬼才として名を馳せる金森重樹氏。
巻頭に「解説」を25頁にわたり掲載。本書のより深い理解につながります。

ディック・コストロ(ツイッターCEO)、トニー・シェイ(ザッポスCEO)、
セス・ゴーディン(『「紫の牛」を売れ!』著者)激賞!
あなたのビジネスと人生にドライブをかける、最適な方法が見つかる1冊です!

【構成】
解説■本当の意味でのワントゥワンマーケティングが実現する(金森重樹)

第1部 サンキュー・マーケティング=ビジネスの原点!
■あらゆるものが変わったけれど、変わらないのは人の本質
■察知し、すぐに行動すべし
■一歩を踏み出せない11の言い訳

第2部 サンキュー・マーケティングで勝利する方法
■企業のカルチャーとして発信する
■伝統的メディアと組み合わせる
■顧客とのキャッチボールを続ける
■深く、強くつながる
■顧客の心に強い衝撃を与える

第3部 サンキュー・マーケティグの成功例
■顧客の前に姿を見せる【B to BのIT企業の事例】
■コミュニティと対話する【バーガーショップの事例】
■大局と細部へのこだわりでブランドを確立【ホテルグループの事例】
■一番乗り戦略を実践する【歯科クリニックの事例】
■保守的業界の壁を打ち破る【弁護士の事例】
■マーケティングの新たな扉が開く!

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(今年1月の浅草での「みんなの写真撮影会」のときの写真)

先日の
カネイリビジネスフェア2011限定スペシャルセミナーご来場ありがとうございました。:[俺100]
という記事でも少し触れましたが、
大山顕(OHYAMA Ken .com)さんと[mi]みたいもん!のいしたにまさきさんの新刊です。

 デジカメの普及により写真の楽しみ方も以前とは変わりました。携帯電話にカメラ機能がつくのも当たり前になりました。さらに、Flickrなどの写真共有サービスや、そこにアップされた写真を広めるSNSの普及により私たちの写真とのつき合い方も大きく変わりました。

 それらの技術の日進月歩の発展に対して、私たちの写真に対する意識がまだ追いついてない部分もあります。

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仕事するのにオフィスはいらない 』や『ひと月15万字書く私の方法 』などのヒット作を飛ばすジャーナリストの佐々木 俊尚 さんの新刊です。


Webサーフィン中に気になる会社や人名が出てきたら、とりあえずググるという人は多いでしょうし、名刺交換してその後ご挨拶のメール出すときにも社名や人名で一旦検索エンジンなどで調べてからという人も多いと思います。

そんな時代の佐々木さん流のセルフブランディングの技術ですが、2003年よりフリーとして活躍してる佐々木さんの言葉ですから説得力がありますね。

セルフブランディングというと、会社員じゃなくて自分の名前で商売している人のみに関係した話と考えられがちですが、本書の中でもソーシャルメディアを活用し勉強会などの主宰者になった方の事例が出てきます。そういう活動をする中で人脈を広げそれを本業にも生かし、今後のキャリアパスが広がったということで、会社員と言えども個人のセルフブランディングには無縁ではいられない時代です。

しかし、いきなり「ネットで情報発信」と言われても何を書いていいかよくわからない。
「「ブログ書け」とか「twitterでつぶやけ」とか言われてもなあ」という方も多いのでは。「別に面白いネタ持ってるわけでもないし」とか。
でも、実はみんなそんなもんなんです。

本書の言葉を借りれば

評価は第三者が決める

ということ。

逆に言えば、自分が自信満々で「これが究極のノウハウだ!」「こんな面白いネタ俺は知ってるぞ!」と思っても周りが評価しなければ所詮それまで。

それに、ブログやtwitterの場合毎回ホームランを狙う必要もありません。普通の人であれば書いていく中で人柄を知って貰えればそれでも十分なんじゃないかと。


本書でも[mi]みたいもん!のいしたにさんが『ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)』を首相官邸へ献本する時の事で

しかし、どうして一介のブロガーであるいしたにさんが首相官邸に献本できたのであろうか?それはブログを続けていたと言うこと以外に理由はないだろう。5年以上もの間に毎日のようにブログを更新し、その様子から「変なことをする人ではない」と認知されていたからなのだ。

と書いてます。

あまり気合いを入れて「セルフブランディングだ!」と始めてしまうと「ウザー」な人っぽくなりがちなので、とりあえず「変な人ではない」と思われることを目標に始めてもいいのかも。


あと、上に出てきたいしたにさんつながりで言えば、本書でも書かれている「第三者に紹介してもらう」は効果がありますね。
以前、僕はいしたにさんにインタビューしてもらったことがありますが
企業・読者・自分を結び付ける「言葉」を作り出す/聖幸さんのブログ論(第10回) | Web担当者Forum

このページが色々なきっかけになった事が多々ありました。

僕のように自分の事を書いたりしゃべったりすることがあまり得意じゃない人の場合、他の人に語ってもらうのもいいですね。

名刺の活用から、Webツールまで幅広く網羅されている本なので全部を真似したり、試してみたりするのは大変と思いますが、自分の性格やスキルに合わせていいところを取り入れて行ければと思います。


とりあえず、僕は、ずっと前に作りかけていた「雑誌書籍掲載一覧のページ」をヘッダーにつけてみました。
雑誌書籍掲載履歴 - 俺と100冊の成功本
以前、サイドバーに載せてたけど、量が多くなってきてデザイン的に一時外して、それっきりになっていたのを一つのページにまとめてみました。最近のものは順次追加します。

また、本書と合わせて
勝間和代さんの『目立つ力 インターネットで人生を変える方法』や本田直之さんの『パーソナル・マーケティング 』を合わせて読むとより色々な知見に触れることができると思います。
それにしても、3冊合わせても3千円しないのかー。安いなあ。


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ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書) (新書)佐々木 俊尚 (著)


内容紹介
ウェブサービス"twitter"や"iPhone"の流行などで、日常のネットワーク化がますます進行しています。自分の名前をひとたび検索すれば、ウェブ上で過去に自分が発言したことは一目瞭然。今や、ウェブは履歴書の代わりになるといっても過言ではありません。また、ウェブ上の発言ひとつで、一夜にして自分の存在を多くの人に知ってもらうこともできるのです。
出身大学や企業名を背負って生きる時代は終わり、自分自身をセルフブランディングする現代――twitterやブログなどで自ら情報を発信し、人脈やキャリアをどうアップすべきなのか?ベストセラー『google』の著者、ITジャーナリスト佐々木氏がそのノウハウを開陳します。

●目次

はじめに
第一章 「会社の名前で仕事をする」時代は終わった
第二章 ウェブ上でセルフブランディングする
第三章 ソーシャルメディアで人脈を拡げる
第四章 ツイッター活用術
第五章 ウェブサービスの利用法
第六章 情報はどの程度までさらすべきか
あとがき


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目立つ力 (小学館101新書 49) (単行本)勝間 和代 (著)


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パーソナル・マーケティング (単行本(ソフトカバー))本田 直之 (著)

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「ビジネス書」のトリセツ 知っているようで知らない 法則のトリセツ でおなじみの水野俊哉さんのモテ本案内。

タイトルは『モテ本案内51』だけど、実際はそこは前段かな。前提知識の共有というか。
面白いのは、後半の水野俊哉さんとグッドウィル博士との対談と、水野さんによる「あなたを結婚へと導く10のステップ」のところ。

モテ本案内の部分で紹介されている、個々のモテ本に関しては、なんとも評価は難しい。狙っている相手の年代や性格によるんじゃないの? という部分もなきにしもあらず。

ただ、最終的にはそういう個々の事情になるんでしょうが、社会情勢の変化でキャリア系の女性と低所得者層の男性が増えて、それぞれ結婚しにくくなっているという事は看過できない問題ですね。

「こうすればモテる!」みたいな話だと、かわいらしくもありますが、社会構造の話となるとなんとも深刻。これは、社会制度や経済情勢が変わらないと一朝一夕には解決は難しそうですね。

とは、言っても社会制度や経済情勢の変化を待っているわけにもいきません。自助努力でできる事は自分でなんとかした方が良いかと。

僕が本書を読んでおすすめしたいのは、「婚活」うんぬんと無関係な感じの良いことをするということ。いかにも「婚活」っぽい活動は恥ずかしくもあるし、失敗した場合のダメージも大きい。

なので、「婚活」以前に人として良いことをすることがおすすめ。
本書でも書かれている事例だと
・部屋の掃除をする
・おいしいものを食べたときには、おいしいという
・姿勢を良くする
・健康に気をつかう
・挨拶はあかるい感じで
などを心がけると良いんじゃないかなと思います。

日々の心がけも重要ですよね。

逆に、すさんだ状態で彼氏が出来ても、すさんだ感じの人が寄ってきたり、いい感じの人が寄ってきてもすさんだオーラをどこからともなく感じ取るんじゃないかなあ。オカルトっぽいですけどね。

と言っている自分は... 部屋は散らかり放題です... 独身の時も結婚してからもorz

あと、モテに関して意外なところで参考になる本が『モテ本案内51』では紹介されてないけど、小飼弾さんの『決弾 最適解を見つける思考の技術

読者からのこんな↓質問に、小飼弾さんが回答しています。


Q、異性にモテない
 私の容姿ははっきり言って不細工な上に、口下手です。 彼女が欲しいのですが、どうやったら異性にモテるようになるのでしょうか?

これに対する回答が、案外まとも(と言ったら失礼ですが...)で納得できる。 回答は『決弾 最適解を見つける思考の技術』で確認してみてください。(iPhoneなら350円です)

話を『モテ本案内51』に戻せば、モテに関する本は必要な人もそうでないひともいるかと思うけど、本書の中でも紹介されている、男女の性差、性格の差というような本は読んでおいた方がいいんじゃないかなと思います。 パートナーをより深くするためにも、相手に効果的なダメージを与えるためにも重要ですね。 活用法は人それぞれですが。

あと、先日、『モテ本案内51』の著者の水野さんの出版記念パーティーに行ってきました。
たくさんの方と交流させていただき楽しい時間を過ごすことができました。

水野さんパーティー

2次会で大塚 寿さんとお話しさせていただきましたが、やっぱモテも職場も人間関係も元気や活力重要だなと思いました。
齋藤孝さんばりに「ミッション! パッション! ハイテンション!!」とでも、唱和しようかな。その前に一服だな。


職場活性化の「すごい!」手法 (PHPビジネス新書) (新書)
4569705812大塚 寿 (著)

モテ本案内51 (単行本(ソフトカバー))
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水野 俊哉 (著)

ベストセラー『成功本50冊「勝ち抜け」案内』(光文社)や『ビジネス書のトリセツ』(徳間書店)で知られる著者が、今度はモテ本を斬る!

600冊以上のモテ本を読破したなかから厳選した51冊のそれぞれのメソッドをわかりやすく解説すると同時に、
幅広いジャンルのモテ本から導き出したビジネスと恋愛に共通する成功法則や、社会的事象にも言及している。

巻末には「あなたを結婚へと導く10のステップ」をはじめ、51冊のモテ本の位置づけが一目でわかる「モテ本マトリックス」、
自分に適した結婚パターンを知る「婚活マトリックス」、数々の恋愛本のベストセラーを生み出しているぐっどうぃる博士との特別対談なども掲載。
正しいモテ本の読み方、実生活への活かし方がわかると同時に、モテ本を読んだことがない読者でも「へ~、こんなことが書いてあるのか!」と「のぞき見」感覚でも楽しめる豪華な一冊。

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[ネット][アニメ][ゲーム][アイドル][オカルト・占い][宝塚][鉄道]の7ジャンルのそのジャンルに精通した人の用語集です。
ネットやオカルト・占い・鉄道あたりは自分も興味があってややオタク気質なので、その分野からはあまり学ぶべき事が無いかなとも思ったが、逆に「これはオタク用語なのか!」と認識することができて、人前で使うのは自重しようと思った。

一番興味があったのは「宝塚」。今まで興味もなかったので、予備知識がなかった分、逆に興味津々。
宝塚内もファン同士も、上下関係や人間関係が厳しそうな世界のようですね。

今は、ネットの発達などにより、簡単に情報にアクセスできるようになりましたし、情報の伝播の速度も速いです。
その分、前段を飛ばして、専門用語で会話をする傾向が強いです。

私も、大相撲の結果を知りたいけど、ニュースで報道される前の時間などの場合は、ブログや2chの情報を参考にしようと思いますが、部外者からはほとんど理解不能ですね。

「会長が互助った」「XeにCSP決まったー。チヨスwww」とか、大相撲が話題の会話とは思えない。
別に深い知識や議論をしようと思ってるわけでもなく、ただ結果を知りたいだけなのにこれらの用語を覚えなきゃないので最初は困惑しました。でも、慣れると便利ですね。元の言葉より短縮されている場合が多いので、ラクですし。

「駄目」とか「一目置く」「下手を打つ」「死活問題」「八百長」など、現在は日常用語として定着してるものも、元々は囲碁から発祥した言葉だったように、本書で書かれているオタク用語もそのうち普通の言葉になるのかもしれません。

本書の中に「ヲタ芸」という言葉が出てきますが、youtubeにアップされてる動画を見たら


言語や国境の壁を軽く超えているオタパワーに圧倒されました。

また本書の中に出てくる

【女性アイドルファンの行動や状況を表す専門用語】
山下清(短パンで参加している人)
野鳥の会(双眼鏡を凝視している人)
メモリスト(何のためか公演中にメモをとる人)
ケンシロウ(上半身裸)
ドナドナ(興奮しすぎて係員に退去させられること)
人間スターダスト(興奮しすぎて上階から下に落ちること)

これらを日常生活で使う機会はほとんどないと思いますが、「うまいこと考えたなと思うものも多く」発想法の訓練としても面白いと思った。

先日
本を買うと人気声優井上喜久子さんが90日間連続で怒ってくれる『知ってるだけで恥ずかしい現代オタク用語の基礎知識』:[俺100]

の記事で「弁当男子の~」とか書いてたら
B0029YSHKU
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2009年 6/16号 [雑誌] (雑誌)

に「弁当男子のおいしい生活」って特集があった。要注目ですね。
私自身は、家事全般苦手ですが…


最後に、新語とかチェックしたい人には
Yahoo!検索ランキング
Yahoo!辞書 - 新語探検
などをRSS登録しておくのがおすすめ。

これらを使ってスパムブログを作ろうなんてのは、ほめられた行為じゃないから、やめた方が良いと思うけどね。


4887597134
現代オタク用語の基礎知識 (単行本(ソフトカバー))藤原 実 (著)
学校でも会社でも教えてくれない
フシギで笑える「オタク語」の数々!

あなたはどれだけ知っていますか?
そんなオタクたちのキーワードや隠語(ジャーゴン)を
[ネット][アニメ][ゲーム][アイドル][オカルト・占い][宝塚][鉄道]の
7ジャンルに分けて約500語収録。

世知辛い世の中でも、オタクの世界はこんなにも楽しい!

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4月の発売と同時に購入して、何度も読み返してるので、既にボロボロになりそうな一冊。
「日本語版WIRED」や「雑誌日刊サイゾー」を創刊し、Webでは「Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)」や「ライフハッカー[日本版]」などを立ち上げた小林氏が語るメディア論。

単行本、雑誌などの紙媒体とWEBの両方にまたがり、多くの人気メディアを立ち上げた著者が語るメディア論は興味がそそりますね。僕も、自分でブログを運営しているので興味津々でした。

ツールがコモディティ化し、ツール・機材に関してはプロとアマの差が無くなってきた現在。デジカメなどもプロが使う機材とハイアマチュアの機材では機能的にはほとんど差が無くなってきましたね。

同じ機材を使ったときに、「さすがプロ」となるか「実は、既得権にあぐらをかいていた」となるかは、それぞれかと思います。しかし、「仕事だからいやいや給料分やるプロ」と「無給でも執念をもやして、寝ないで作業にいそしむアマチュア」だと、結構良い勝負になるのかもしれません。情熱だけでは越えられない壁もあるかもしれませんが。

本書で随所で強調されているのが、コミュニティの重要性。何度も出てきますが、一部を引用すると
p022


特定の読者に対して情報を提供し、コミュニティを組成し、そのコミュニティに価値が宿るのではないでしょうか。

p056


前述のジャービス氏は「雑誌の価値は編集者でも記事にあるのでもなく、それは雑誌を取り巻くコミュニティであると言います。

過去自分が愛読していた雑誌を降り返ってみて、なるほど!と思いました。


さて、ブログを運営している僕が興味があったのは
Lecture 08とLecture 09の「名もなき個人がメディアの成功者になるには?」の部分
この部分は、すでにブログなどを個人で運営していたり、これから運営しようとしている人には必見ですね。

さて、その中で
p098

基本的には、新しい技術を用いているだけで、優位に立つことが可能です。これは、後出しじゃんけんのようなものなので、常に新しい技術の方が機能的には旧来のものより秀でている可能性が高いのですが、ハイプ(誇大宣伝)だけで、マジョリティを獲得できないまま終了するトレンドは確実に存在します。

とあります。

最近、TumblrTwitterがだいぶ流行して、活用されている方も多いと思います。これらのツールでも、すでに多くのフォロワーを抱えている人たちがいます。これらのサービスが今後どうなるのかは、わかりませんが、多くの方々の目に届くようになったときに、すでにフォロワーをかなり持っていると言うことはかなり有利ですね。

新しいツールを使うということは、別にデメリットもないので、私もどんどん積極的に活用していこうと思いました。

ちなみに、僕はtwitterもskypeもIDはseikoubonです。

刺激とヒントに満ちた一冊です。そして、単なる評論家や思想家が書いた本ではなく、実践してる人が書いているのがいいですね。

さて、本当はもっと色々書きたいこともあったのですが、ちょっと押さえた感じで書いています。
というのも、今年初頭からギズモードジャパンの翻訳のお手伝いなどをさせていただいてるから。
身内だからほめてると思われるのもナニなので。
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Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ

最近、携帯電話にも対応しました!
ギズが携帯で見れるようになったよ! な、なんだってー! : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ


あと、本書をより深く理解するためのリンク集が
『新世紀メディア論』をもっと深く読むためのレファレンス : ライフハッカー[日本版], 仕事も生活も上手くこなすライフハック情報満載のブログ・メディア
に、あります、合わせて閲覧するとより理解が深まると思います。


4862381294
新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に (単行本)
小林弘人 (著)

新聞社の業績不振、雑誌の相次ぐ休刊など、メディア業界に逆風が吹き荒れるなか、出版はこれからどうなっていくのか?
新聞、雑誌はウェブ時代においてもはたして生き残れるのか?
インターネット登場以前からコンテンツ製作に携わり、雑誌『ワイアード』『サイゾー』、ウェブの人気媒体『ギズモード・ジャパン』を創刊、眞鍋かをりら有名人ブログ出版をプロデュースしてきたITメディア界の仕掛け人・小林弘人が、世界のウェブメディア最先端情報を紹介しつつ、今後メディアビジネスで成功するため必須のノウハウをおしげもなく公開。
福音か、はたまた最後通牒か?次代メディアの運命を左右する衝撃の書。
これを読まずして出版、メディア人は生き残れない。

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「脳にいいこと」だけをやりなさい!が、まだまだ平積みになっている、茂木先生の新刊。

いろいろびっくりすることが書いてありました。
ある意味、この本の一番重要なところかもしれませんが、なんと!茂木先生のあの個性的なヘアは自分でカット!
そして、朝出かけるときは一切鏡を見ない!もちろん身だしなみはチェックします。鏡を見ないで身だしなみをチェックできるのかと思いますが、茂木先生はやるんです!

そんな、ある種極端な茂木先生が

女性たちは、毎朝鏡に向かって化粧をする。他社の視線を受け入れるかたちで自分を磨く。その事の深い意味が、近年の脳科学の研究の中から浮かび上がってきた。化粧は人間の社会性の象徴である。化粧をする人もしない人も、自分が一人では生きていけない存在であるという命題をもう一度噛みしめてみるべき時期が来ているのではないか。
男の僕にとっては、女性が自分の顔に日々飽きもせず向かい合い、化粧をするために数十分という時間を費やし、鏡に向かえることが不思議でしょうがない。同様に思っている男性は、世間に多いのではないだろうか?

こういう思いを秘めながら、化粧と脳、化粧と社会関係について論じます。

脳科学の観点から言うと、化粧をしてるときの脳の動きを調べたら、自分の素の顔を見てるときの反応とは違い、むしろ他人の顔を客観的に見てるとような動きをするようです。

女性は、毎朝、そして一日に何回も自分を客観的に見つめてるんですね。
なんとなく、自分の顔を何回もチェックする人は、ナルシストで自分本位の人かと思ってましたが、実際は逆なんですね。

そして、これも驚いたんですが、イスラム教に改宗した英国人の話。
イスラム教と言えば、皆さんご存じの通り、女性はベールで顔を隠しています。
端から見ると、非常に抑圧されていて、ある種個人の尊厳を無視した行為のように思ってしまうこともあります。
しかし、この改宗した女性の場合は、顔を隠したことで、むしろ外見で人を判断するということから自由になり、より個人の内面や実質で認識されるようになり、生き生きとすごせるようになったということです。
ちなみに、元々美人だったそうで、そういう方でも、外面で常に何かを判断されるということは大きなストレスになるんですね。
自分から改宗したのであれば、ある程度バイアスがかかってるのかもしれませんが、それでも顔を隠した方が生き生きとすごせるというのは、ちょっと驚きでした。


私も、もう少し共感性というか社会性を高めたいと思っているのですが、身だしなみにあまり気をつかわないようじゃ、ダメだなと思った次第です。


最近、女装とか化粧とか新書で話題になること多いですよね。
たとえば『女装する女』 とか。
この本によれば、「勝間和代は女装」だそうです(笑

「女性が女装って…」読んでないと意味不明ですよね。でも、読めばなるほです。


化粧する脳 (集英社新書 486G)
化粧する脳 (集英社新書 486G)
茂木 健一郎 (著), 恩蔵 絢子=論文寄稿 (編集
他人はあなたをどう見ているのか?
見た目と中身をつなぐキラーパス、
社会的知性を生み出すチカラとは?
人は誰もが外見を装い、内面にも化粧をして生きている。化粧を通じた新しい知見から、人間の本質が見えてくる。

「脳にいいこと」だけをやりなさい!
「脳にいいこと」だけをやりなさい!

女装と日本人 (講談社現代新書)
女装と日本人 (講談社現代新書)三橋 順子 (著)

女装する女 (新潮新書)
女装する女 (新潮新書)湯山 玲子 (著)

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