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2009年10月アーカイブ

『ハイパワー・マーケティング』でおなじみのジェイ・エイブラハムさんの新刊、『クラッシュ・マーケティング』を発売前に読む機会に恵まれました。ツイてます!

ジェイ・エイブラハムさんの前作『ハイパワー・マーケティング』は、当初は『お金をかけずにお金を儲ける本』として発売されました。
前作は、その後一度絶版になり、復刊するまでの間、Amazonのマーケットプレイスやヤフオクで高値で取引されたり、絶版なのをいいことに、自称マーケッターや自称コンサルタントの方々がこっそりネタ元として使っていたという噂の曰く付きの本です。
(ちなみに、ハイパワー・マーケティング は、僕のブログで2005年に1番売れた本です。)
・【参考】2005年に[俺100]で人気のあった本:[俺100]


雨後のタケノコのように劣化コピーのような本もたくさん出ましたね。

そういう伝説のマーケッターの方の本ですから、非常に期待して読み始めました。

読み始めてすぐに思ったことは「しつこい」
とにかく次から次へと業績向上の事例が出てくる。

ジェイ・エイブラハムさんは、これでクライアントさんをいくら儲けさせてあげたんだろうと思うとクラクラしますね。

読み進めながら、「ふー。だいぶ勉強になったな。ちょっと、これは自分にも適用できそうだぞ」などと、思って一息つこうとしても、実は数ページしか進んでいないこともしばしば。

マーケティングの本ですから、当然マーケティングの施策や現在の景気状況を反映して不況時の経営に関する話題が当然多いわけですが、一段抽象度を高くして、個々の事例から学び取れることを自分自身を売るということに置き換えれば、どなたにでも適用可能だと思います。

たとえば、第5章の『時間と行動をマネジメントして戦略的企業となる』は、企業を個人に置き換えれば、そのまま適用可能性ですね。
その中の一例を示せば
『三つのPが事業反映の要』となっています。

目的(purpose)、可能性(possibility)、情熱(パッション)

時間あたりの効率を高め、最大限に成果を出すためには、個人でもこの『3つのP』は大事なことですね。

さて、このクラッシュ・マーケティングは発売が11月6日です。
先に読んで、ごめんなさいね。

今回、先に読ませていただいたのは、Amazonキャンペーンの特典に推薦の言葉などを載せてる関係です。

『クラッシュ・マーケティング』刊行記念プレゼント

『ハイパワー・マーケティング』から5年。
全米No.1マーケターであり、ビジネス書の世界に計り知れない影響を与えた伝説の巨人、ジェイ・エイブラハムの待望の新刊が緊急出版!

監訳は『お金の味』(大和書房)、メルマガ「回天の力学」の金森重樹。
巻末には「監訳者からのメッセージ」を25ページにわたり収録。

今回の緊急出版にあたり、『クラッシュ・マーケティング』をAmazon.co.jpでご購入、かつ、このページからご登録いただいた方に、「クラッシュ・マーケティング刊行記念・特別座談会テキストPDF」をプレゼントします!

【プレゼント応募方法】
応募期間: 10月28日(水)~11月11日(水)

1. Amazon.co.jpで『クラッシュ・マーケティング』を予約/ 購入します。

2. 購入後、Amazon.co.jpから注文確認メールが届きます。
17桁の「注文番号」をご確認下さい(例 000-0000000-0000000)。

3. 「プレゼントに応募する」ボタンより、応募フォームに必要事項
(注文番号/ メールアドレス)を記入して送信します。

4. 「特別座談会テキストPDF」のURLを
ご登録いただいたメールアドレス宛にお送りします。

キャンペーンはすでに、始まっていまして、
・金森重樹さん
『クラッシュ・マーケティング』監訳
http://www.28083.jp

・平野友朗さん
「ビジネス実践塾」
http://www.jissenjyuku.jp/

・勉子さん
「女子勉 - ビジネス書の力で女性を元気にする!」
http://bloomingdesign.net/wordpress/

・丸山純孝さん
「エンジニアがビジネス書を斬る!~経営・営業・自己啓発なら~」
http://www.enbiji.com/

という、ビジネスの第一線で活躍されている方々の対談の51ページのPDFファイルが貰えます。

このクラッシュマーケティングに関した話題やご自身のビジネスの話など盛りだくさんの内容です。

こういうAmazonキャンペーンで、出版社できちんと編集したのものというのは、結構珍しいかな?


特典があるなしにかかわらず、2千円でこのボリュームと内容というのは安いですね。

僕は、「1ページ、1万円の価値がある!」と思いました。本当に請求されたらちょっと困りますけどね。もう、読んじゃったし。


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クラッシュ・マーケティング (単行本)


内容紹介
ベストセラーであり、いまやマーケティングの定番書として知られる
『ハイパワー・マーケティング』から5年。
全米NO1.マーケターとしてこれまで
日本のマーケティング関連書籍に計り知れない影響を与えてきた伝説の巨人、
ジェイ・エイブラハムの待望の最新刊。

起業家、ビジネスマン、事業を立ち上げようとしている人、必読の一冊。
ビジネスをどんな環境においても成長させ、
ビジネスの停滞要因=スティッキング・ポイントを
打ち砕く(クラッシュさせる)ための9つの方法が、
具体的に、実践的に、豊富な最新事例とともに説かれています。

監訳は『お金の味』(大和書房)、メルマガ「回天の力学」で著名な金森重樹氏。
巻末には「監訳者からのメッセージ」を25ページにわたり収録。
本書のよりいっそうの理解と実践に役立ちます。


【監訳者からのメッセージ】

「事業家が、人生のうちで身につけなければならない技術を一つだけ挙げろといわれれば、僕は迷うことなく『集客の技術』だと答えるでしょう。
それはマーケティング力そのものです
事業家として成長し続けたいのならば、それを生涯身につけ続ける必要があると思います。
あなたが本書を一生もののマーケティング・バイブルとして繰り返し読み、
そして不況においてもご自身の事業の成長を達成されることをお祈りいたします」

金森重樹



前作をまだ読んでない方は、この機会にどうぞ
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ハイパワー・マーケティング (単行本)

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社団法人 読書推進運動協議会によれば、10月27日~11月9日までは、読書週間だそうで、たしか書店で、本を買った金額に応じてくじを貰えるんですよね。(間違っていたら、ごめんなさい)ちょっと嬉しいですよね。

そんなわけで、読書の秋まっさかりですが、そんな事には関係なく年がら年中本を読んでる方も多いと思います。自分も本が好きで、よく読んでますが、そんな僕でも「この人凄いなあ」と驚愕せざるを得ない方が多々いますが、その一人が「404 Blog Not Found」の小飼弾さん。

タイムリーなことに、読書週間に小飼弾さんから、弾さんの新刊の『空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 』をいただきました。ありがとうございます!より、一層精進します。

タイトルの『空気を読むな、本を読め。』は、うまいですね。ただ、弾さんは一貫して空気を読まない(ように見える)ので、そういう意味では、期待に反することがなく周囲の空気を読んでい(るように見え)ます。麻生元総理が、ぶれるという意味において、一貫してぶれなかったみたいな話ですね。


さて、本書の中身ですが、本の買い方、選び方、読み方、アウトプットの仕方について、弾さんの読書論があますことなく書かれています。

買い方について、あの豪邸と書棚でも有名な方ですから、「ケチケチするな!じゃんじゃん買え!」とあおるかと思えば、そうではなく、意外に庶民的です。安心してください。

「クソ本など窓から放り投げろ!」と書いているんじゃないかと思えば、そんな事は全然書いてない。優しさに満ちあふれています。弾さんのマンションの窓から本を放り投げたら凶器になるしね。

弾さんと言えば、歯切れの良い「弾言」が魅力ですが、本書でも、その「弾言」は健在です。

・相手が押しつけてくる情報は全て捨てる(p27)
・読書の質は、読む前と呼んだ後にどれだけ自分が変わったかで測ることができます。
・クソ本を含め、ある考えや話題、言説などを流行らせたくないのなら、無視するのがベスト(p132)
・裏を返すと、本で浪費したかったら新刊書に飛びつけばいいわけです。(p151)

(参考)ネガティブ書評が集まって、自費出版から商業出版され映画化された話:[俺100]


しかし、本書が出たタイミングは、kindleが日本でも購入できるようになったり、弾さんの「弾言」、「決弾」のiPhoneアプリ版が出たのとほぼ同時と、タイミングが絶妙でした。
(参考)404 Blog Not Found:iBookがアプリ名になる日 - #弾言_ & #決弾_ に見た「読むの未来」

2年後くらいに、弾さんの読書に関する本をもう一度読んでみたいと思いました。読書という行為の外部環境はだいぶ変わってるんだろうなあ。
色々変わってる部分もかなり多いと思いますが、本書の冒頭にあった「本を読むという行為は、自分を読むということ」は、変わらない事だと思います。

数年後に、巻末の「小飼弾が選ぶ100冊+1」がどう変わってるかも楽しみ。
(親切なリンク集)404 Blog Not Found:#空気本_ - 小飼弾が選ぶ最強の100冊+1


以下、本書を読んで思ったことなどのメモ。
・本を読む基礎体力。
ページをめくる能力。集中力。座っていられる能力。
本を読む前段の能力、技能、得手不得手の問題を「読みたい本がない」「本を読むのが遅い」「本を買うお金がない」と転嫁している可能性は?
じっとしてるのが苦手な人も多いはず。

・本を読む時間の長短
本を読むのが遅い人は、本が読むのが速い人より、その分読書時間が長いのであろうか。
読書時間が同じ場合は、読書スピードに反比例して、ページ数が少なくなる。
しかし、現実には、読書スピードが遅い人ほど、読書時間が少ないように感じられる。

・本を読むのが速い人はますます速くなる。
習熟すること、知識が増えることで、ますます速くなる。取捨選択もうまくなる。複利的。
富を持つ人が、富を増やしやすいことと同じ構造か?
(参考)これを読んでおくと読書スピードが速くなる。自己啓発書編。ついでに知的生産編:[俺100]


・モザイクがかかった挿絵は、「柑橘娘」か?
(参考)ダイアプレス - 柑橘娘 Pire×Cute=JK or Shirouto 今が旬/DIA Collection
【amazon】柑橘娘―Pure×Cute=JKorShirouto (DIA COLLECTION)

180分のDVDが付属で880円。これは、エロ本と言えるのか? DVDがメインで本の部分はDVDのインデックスとしての機能を持つだけではないだろうか?
880円で180分のDVDが付属するエロ本のビジネスモデルは? DVDへの誘導? DVDも単価は高くないはず? ネット配信や、アダルトチャンネルへのコンテンツ販売?

・制限される事の価値。
情報が過多の時代では、精選された情報が価値を持つ。
404 blog not found を全部読み、まとめる事は、膨大な手間と時間がかかる。
本人が手間を代行してくれて、印刷製本までしてくれて1500円。

・本の値段のかなりの部分というのは、実は「本になっても読まれないもの」を没にするためでもあるのです。(p42)

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空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business) (単行本(ソフトカバー))

月間100万PVを誇る書評ブログ『404 Blog Not Found』主宰 小飼弾の読書法をあますところなく公開!
考える力が恐ろしいほど身につく!
『小飼弾が選ぶ最強の100冊+1』収録

「IT時代の『知の巨人』、小飼弾さんのエッセンスがサクサクと手に入ります。それは、金銭では決して測れないほどの価値です。」 勝間和代

本を読むことは「~しなければならない」という仕事のような義務でもなんでもない。「~できればいい」という類の「遊び」のひとつであり、快楽でもあります。
そうして読書で得た知識や知恵、発想法、論理力は、自然とあなたの力になるのです。(「はじめに」より)


1章 本を読め。人生は変わる
2章 本を読め。答えは見つかる
3章 「手」で読め。そして「脳」で読め
4章 本を読んだら、「自分」を読め
5章 コストパフォーマンスを考えよう
6章 エロ本は創造力の宝庫だ!
7章 マンガは日本の国宝である
おわりに

小飼弾が選ぶ最強の100冊+1

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僕は、今年の、iPhone 3GSが発売されて以降の7月からiPhoneユーザーになったので、まだユーザー歴は3ヶ月ちょっと。それでも、iPhoneは生活に欠かせないものとなっています。僕は自宅では、デュアルディスプレイのデスクトップPCとノートPCを併用していたのですが、ノートPCの出番は自宅でも外出時でもめっきり減っちゃいましたね。
また、保険としてdocomoの携帯も持っていますが、そちらの稼働率もめっきり減少。

そんな、僕の生活に欠かせない存在となっているiPhoneですので購入してから後悔したことなど一度もありません。ただ、ちょっと認識が甘かったかなと反省する部分があって、それは購入するときに単純に「電話 + iPod + カメラ + web・メール」位のものだと思っていたこと。

そういう認識だったので、「僕は音楽も動画もカメラもヘヴィーにやらなないから、容量が少ない16GBでもいいや」と思って16GBモデルを購入してしまったこと。これには、ちょっと反省しています。

そしてこの本がiPhoneを僕が購入する前に出ていればと思わずにはいられませんでした。

iPhoneには、写真、メール、カレンダー情報はもちろん、仕事で利用するPDFファイル、WORD/excelファイル、プレゼンテーションの動画、知識欲をくすぐるオーディオブック、生活全般の瀬部手のデータなど、ありとあらゆるデータを詰め込むことが可能です。


そして、この文章以降、具体的に著者の方々が大量のデータをiPhoneに詰め込んでいる具体的な事例が出てきます。

この本が出る以前にも、商品紹介記事などでiPhoneのすばらしさは、喧伝されて来ましたが、知的生産術のエキスパートとも入れるお二方の活用例を目の当たりにすると説得力が違いますね。


iPhoneには色々なデータを詰め込むことができますし、その入力手段も多種多様です。

人は面倒なことを、とてもいやがります。ちょっと、おかしなほど、いやがります。以前、野口悠紀雄氏は、「ユビキタス・キャプチャー」を実践するために、
・録音機
・メモ
・小型のワープロ
・カメラ
・手帳

などをガチャガチャ持ち歩いて散歩していたというお話をされていました。

[略]

それでこんなに色々なものを持ち歩き、「思い立ったら録音」して、あるいは「メモ代わりに写真を撮る」のです。

これは、いかにもすぐに挫折しそうですが、iPhoneなら、1台ポケットに入れて持って歩けばいいだけなので、本当に楽ですよね。

で、せっかく楽なのにそれを活用しないというのは本当にもったいない。
もったいないですが、機能が多すぎる(iPhoneアプリの導入で活用法は多彩に拡がります)ので、逆に迷いすぎるのも事実。

そこで、このエキスパートの方々の指南が活用の道しるべになりますね。

もちろん、仕事の仕方や生活のパターンは人それぞれですので、そのまま活用できることもできないこともあるかと思いますが、達人の使い方を知るというのは発想のヒントにもなると思います。

この本を読んでちょっと困ったのが、質の高いTODOツールの多さ。正直迷ってしまいます。僕もいまだにどれを本命にするか決めかねて右往左往です。しかし、それだけ選択肢が多いということは、iPhoneとそれらのツールとの相性の良さを表すものでもあるでしょう。

最近ではiPhoneとtwitterの相性の良さも話題ですね。僕もtwitterやるときは、iPhoneからの時も多いかも。

あと、iPhoneユーザーの方は、この本を読むときは、手元にiPhoneを置いておくのはもちろんですが、wifi環境も必須ですね。事例出てきたiPhoneアプリをインストールしながら読むと、理解がはやいんではないかと。

また、GTDという単語を全然聞いたことがないという方は、本書の中でももちろんGTDの概念は説明されていますが、これを機会にGTDの本を読むことをおすすめします。たくさん(すべて)一つの機器に収集したり、目の前から消す(inbox zero)がなぜ重要か、なぜそうするのかが、よりよくわかると思います。


そういえば...
僕はWindwos XP + ATOK2009なのですが、ever noteで日本語変換すると、変換対象がどこなのか全然わからなくて、まったく使い物にならないのですが、僕だけですかね? でも、そのうち解消されるんだろうから、まったりと待つか。

10月21日15:00現在 今日がこの本の発売日ですが、絶賛品薄中ナウですね。
品薄中の中、大変申し訳ないですが、僕は献本でいただきました。ありがとうございます。
森の中に住む情報強者です。
都心に住んでる皆さんでも、購入しづらいところ、本当に申し訳ない。そしてツイてます!

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iPhone情報整理術 ~あなたを情報''強者''に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ) (単行本(ソフトカバー))
堀 正岳 (著), 佐々木 正悟 (著)

本書は、ライフハック・ブームの仕掛け人である著者らによる、雑誌やブログで紹介されることの少ないiPhoneの最先端の使い方を徹底紹介したものです。「オフィスの書類を一掃してiPhoneで管理する方法」「拡散しがちなタスクをiPhoneから一元管理する方法」「膨大なネット情報にいつでも iPhoneからアクセスする方法」など、iPhoneをスマートに使い込むための"秘技"を伝授します。
先進的なインターフェイスとアプリを自由に搭載できる拡張性の高さで人気のiPhoneですが、十分に使いこなせていないと思っている人も多いはず。iPhoneの性能を100%引き出すために欠かすことのできない一冊です。


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はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 (単行本(ソフトカバー))デビッド・アレン (著), 田口 元 (監修)


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ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書) (新書)コグレ マサト (著), いしたに まさき (著)

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仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書) (新書)佐々木俊尚 (著)

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目立つ力 (小学館101新書 49) (単行本)勝間 和代 (著)

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本記事は、かんき出版様の
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東京の中古ワンルームを3戸持ちなさい (単行本(ソフトカバー))重吉 勉 (著)
定価:1,575円(税込)
判型:46判
体裁:並
頁数:224頁
ISBN:978-4-7612-6634-9
かんき出版 | 東京の中古ワンルームを3戸持ちなさい 重吉勉/著

のPR記事です。
以下、かんき出版様より提供いただいた文章です。

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共感と嫉妬が入り交じったような読後感。

著者の一条真也先生の書斎の一部

一条真也オフィシャルサイト書斎から転載させていただきました。)
こういう書斎をお持ちで

p114より引用

とにかく、わたしは本が大好きです。本を手に取るとウットリします。書店や古書店はこの世の楽園です。書斎は我が魂のシェルターです。だから、大好きな本を義務などで読みたくないのです。いつでも、ワクワクしながら読みたいのです。そのために、少し読む冊数を減らして、ゆっくりと読書を味わいたいのです。


こういう書棚と読書観をお持ちの著者の方が書いた読書論ですから、もしかしたら好き嫌いはわかられるのかもしれませんが、僕はかなり「そうだ!そうだ!」と共感できました。その一方、その徹底ぶりに嫉妬のような感覚も持ちました。


タイトルの『あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術 』に関して言えば、看板に偽り無しで著者は、あらゆる本をおもしろがっています。昨今の、大げさな効用を競うような読書論の書籍に苦言を呈する一方で、その中からでもいいものは取り入れようという柔軟な姿勢も見て取れます。

難しい本には、難しいキーワードが出るたびに「キターーー!出た出た!そろそろ、出ると思っていたよ!」という感じで面白がっています。なんだか、楽しそうです。

楽しそうな部分もありますが、大半は著者の読書に対する態度に圧倒されます。以下、印象に残った部分を引用

著者は生きている人だけとは限りません。古典の著者は基本的に亡くなっています。つまり死者ですね。 死者が書いた本を読むという行為は、じつは死者と会話しているのと同じ事です。

私は、よく「読書とは交霊術だ」というのですが、きわめてスピリチュアルな行為が読書なのです。



わざと、傷物にして、市場では売れなくしてしまう、もう、この本は自分がずっと持っているしかない。あとは捨てるしかない。そこには、覚悟が生まれるわけです。

その本と人生をともにしてゆくと覚悟を持つことによって、本への深い愛情が生まれます。


ちなみに、私がこれまで全編を筆録した本といえば「論語」「留魂録」などです。


オカルトの世界では、サイコメトリーという超能力が存在するといわれています。これは、衣服でも宝石でも何でも良いのですが、何かのモノに指で触れたとき、そのモノの以前の持ち主の記憶を読み取るという超能力です。コリン・ウィルソンの著書などによく登場しますが、読書においてもそれに近い不思議な現象があるのではないかと思います。


こうしたことは「読書の場」の演出方法の一つなのです。つまり、読書の場を異空間として演出することで、読書する気分を盛り上げるのです。

高校の3年間で神保町に1000万円ぐらいは落としたのではないでしょうか。

他にも、安岡正篤さんが、真剣を振り下ろして気合いを入れてから読書した話や著者も読書に疲れたら気分転換に庭で竹刀を振り下ろす話など。
僕も、読書するときに、気合いを入れ直すことがあるけど、さすがに竹刀は振り下ろさない。せいぜい、たばこ吸うとかガムを噛む、コーヒーを飲むなど。全然気合いが感じられませんね。


気合いといえば、著者が本にアンダーラインを赤ペンで引いた写真が載っていますが、そのアンダーラインの平行線が見事です。気合いです。ここまで、平行に引く人はなかなか見たことがない。書籍に、きちんとした平行線を引くのは結構難しいと思いますが、達人ですね。
この平行線だけで「むむっ、こやつできるな!」と思ってしまいそうです。


面白がったり、真剣勝負だったり、遅く読んだり、早く読んだり、メリハリをつけて、自分ももっともっと精進せねば!と、心を新たにして、がんばりたくなる本でした。

これで、1260円だから本は、やはり費用対効果が高い自己投資という事も再認識。
1260円で、なかなかこういうお話は聞けない。

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あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術 (単行本)一条 真也 (著)

速く読むとトクする人、速く読んではいけない人。経営者、作家、客員教授...一人三役を可能にする驚くべき読み方!本邦初公開。

・読んでも頭に入ってこない
・内容を忘れてしまうから、身につかない

・読書がなんの役に立つかがわからない
こうした悩みの原因は、「読書に向いていないから」でも、「頭が悪いから」でもありません。原因は単にきちんとした方法論を身につけていないことにあります。
本書では、「あら
ゆる本が面白く読める方法」を著者の実例にもとづいて完全公開します!


【本書の凄味!】
[その1]冠婚葬祭業大手(株)サンレーの社長でありながら、大学の客員教授であり、作家であるという一人三役を可能にする、驚くべき"本の読み方"がわかる!
[その2]評論家ではなく、実
務家として、年間700冊以上の本を読み、読書を経営に活かしている手法がわかる!
[その3]自宅にはもはや図書館とも呼んでもいい蔵書(その一端は、本書88-89
ページ参照)を抱え、日夜徹底して本を読みまくっている著者の本への愛情がわかる!

●目次


プロローグ
  本の読み方がわからない!
  書店を賑わせる噂の読書法たち
  その本を読んで、年収増えましたか?
  本は最強の経営コンサルタント
  人間を幸福にするメディア

第1部 技術篇
 本が読めないのは頭が悪い......わけではない
 著者像を具体的にイメージする----読む前の準備1
 目次読みの重要性----読む前の準備2
 「まえがき」を熟読する----読む前の準備3
 本に線を引く----読む技術1
 アウトプットをイメージする----読む技術2
 読み返しの作法----読む技術3
 あらゆる本を面白がる技術----読む技術4
 難しい本は染み込ませる----読む技術5
 「読み終える体験」を記憶する----読む技術6
 読書の場を演出してみよう----読む前の準備7
 本との出合い方、本の選び方----読んだあとの展開1
 興味が果てしなく広がっていくDNAリーディング----読んだあとの展開2

第2部 思想篇
 速く読んで得する本、速く読むと損する本
 読書でお金は儲かるのか?
 社長の読書 なぜわたしは古典を読むのか?
 最強の勉強法、天才になれる読書
 「死ぬのだって怖くなくなる」癒す読書
 読書の効用 教養としての読書
 極私的読書体験を明らかにする

あとがき



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雑誌「ダ・ヴィンチ」を読んでたら、幸福の科学出版の「古典新訳「教養の大陸」シリーズ創刊!」というのが目についた。

「へぇー」と興味本位で、調べてみたら「教養の大陸」のラインアップの第一弾は下記の本。

4863950004
自助論 西国立志編 上―努力は必ず報われる (教養の大陸BOOKS) (単行本)
サミュエル・スマイルズ/中村 正直 (著), 渡部昇一/宮地久子 (翻訳)

4863950012
自助論 西国立志編 下―努力は必ず報われる (教養の大陸BOOKS) (単行本)
サミュエル・スマイルズ/中村 正直 (著), 渡部昇一 宮地久子 (翻訳)


4876883688
エマソンの「偉人論」―天才たちの感化力で、人生が輝く。 (教養の大陸BOOKS) (単行本)
R.W.エマソン (著), 浅岡 夢二 (監修), 伊藤 淳 (翻訳)

4863950039
代表的日本人―日本の品格を高めた人たち (教養の大陸BOOKS) (単行本)
内村 鑑三 (著), 塚越 博史 (翻訳)


4863950020
学問のすすめ 他一篇―真の独立人になるために (教養の大陸BOOKS) (単行本)
福沢 諭吉 (著), 加賀 義 (翻訳)

実に真っ当すぎる。全部購入したくなる。
普通にどこかの大学の新入生へのおすすめ書籍5冊とかでもおかしくなさそう。
僕はエマソンの「偉人論」は未読なので購入決定。
と、思ったらビジネスブックマラソンでも紹介されてましたね。
このさい全部購入したい勢いですが、やはり家の書棚に「幸福の科学出版」のシリーズがずらりと並ぶのは微妙な抵抗感...。

第2弾の予告にも「スウェーデンボルグ」の名前があったりして、興味がありすぎて困る。
いや、「困る」というほどの事でもないんですがね。困る必要は全然無いし。

個人的に、幸福の科学がらみで嫌な思いをしたことはないですし、それどころかむしろ、僕がよく行く書店は、幸福の科学関連の書籍が何冊も平積みになっていて、売り上げも結構あるんでしょうから、そういう意味では間接的になんらかの形で僕もお世話になっているのかもしれない。

書店員さんのニコニコ顔も、たくさんの書籍を買う、幸福の科学の信者の方々のおかげかもしれない。

とか、まあ色々考えたりするわけですが、結局は「読みたい本があったら買う」ということになりますかね。

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昨日、「『NJセレクト』の『 コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』は、以前読んだけど面白かったよ。:[俺100]」の記事で少し紹介した「熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ―コーチングから生まれた は、某筋からの情報によると、やはり絶版のようですね。
同著者の同テーマの図解本が「図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく (大型本)」としてあるようです。僕は読んだことがないけど、80ページなので大型本とあるので、ムックみたいな感じの本なのかな。

人間を4つのタイプにわけるというのが、乱暴に感じる方もいるかもしれませんが、学生時代の専攻で「理系・文系」と分類したり、根拠があるんだかないんだかよくわからない血液型占いよりは信憑性が高いんじゃないかと個人的には思います。

そんな事言いつつも先日「「理系人間」との仕事術 」という本を読んで「あるある」と一人で盛り上がりました。

「あの人は○○だから~」みたいな決めつけはよろしくないかと思いますが、相手のタイプに合わせて「相手がワルツを踊るなら、自分もワルツ。相手がジルバを踊るなら、自分もジルバ」という感じで、「あいつは、ほうきとでも、プロレスができる!」と言われたいものですね。

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熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ―コーチングから生まれた (単行本)

人心掌握について書かれた本は山ほどあるが、本書のように相手のタイプによってコミュニケーションの方法を使い分けよ、と指南した本は珍しい。実行力でチームをリードするコントローラー、夢を語って盛り上がるプロモーター、合意と協調を重んじるサポーター、冷静沈着に現状を分析するアナライザー。どんな組織にもいるこの4つのタイプを正しく理解することが、ビジネスひいては人間関係を成功させるうえで、大きな意味を持っているというのである。

著者は、日本ではまだ数少ない国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチの1人で、株式会社コーチA取締役副社長を務める、我が国随一のビジネスコーチ、鈴木義幸。本書はそのコーチング研修の大人気セッションを紙上公開したものだ。

本書で説かれている4つのタイプは、CSI(Communication Style Inventory)と呼ばれる手法による分類で、自分がどのタイプに当てはまるかは、前半部分のテスト、あるいは説明から類推できる。おもしろいのは、あまりに分類が的を射ていることと、タイプ別の相性や、コミュニケーションのコツが詳細に示されている点。なぜか相性が悪い、反応が悪い、思い通りに動いてくれない上司や部下に対しては、本書で提案されている方法を試してみるといいだろう。ビジネスに限らず、人間関係を円滑にする潤滑油として、また自分の仕事の適性を見極めるためのヒントとして、広くすすめたい1冊である。(土井英司)


Amazonの本の内容紹介が土井英司さんだ!

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図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく (大型本)鈴木 義幸 (著)

なぜタイプ分けをするのでしょうか? それは、人を理解し、コミュニケーションをとっていくためです。本書では、コーチングの手法である、コミュニケーションスタイルによる4つのタイプ分けについて、図解入りで解説しています。 タイプ分けによって、自分とは違う価値観、感じ方、行動のしかたを知ることができ、より良い人間関係を築くきっかけとなるでしょう。


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「理系人間」との仕事術 (単行本(ソフトカバー))諒 純也 (著)

本書は「理系」と「文系」の間にある高い壁を取り去り、お互いが協力し合って最高のパフォーマンス、最高の結果を出すためのノウハウを紹介する本です。

「理系の人間はよくわからない!」
こう思う「文系人」は決して少なくないはずです。
その最大の理由は「理系」には「文系」には理解しがたい側面が存在するからです。
・周囲の目を気にせず服装にまったくこだわらない
・飲み会で気がつくといつの間にかいなくなっている
・どうでもいいことにやたらと興味を示す などなど。
一見するとどれも他愛のない言動に思えるこうした姿が「文系」には時として「変人」と映ります。そのため両者がプロジェクトを組んでも双方相容れず思うように前へ進めません。

理系は『生みの親』文系は『育ての親』
理系にとって製品は「作品」であり、自分の血を分けた子供であるのに対し、文系にはどうやってこの製品を売ろうか、という完成した後が大事なのです。つまりどの様に育てるかが問題なのです。

「文系人」が「理系人」とうまくやっていくにはこの『生みの親』の心境を理解し、気持ちよくしてあげればいいのです。
本書では、そうした心境の理解の仕方や接触方法の事例を挙げながら解説していきます。

また、既存の「理系」の本が単に「理系人」の「変人」の部分に焦点を当てているだけであったのに対し、本書では「文系人」がどの様に接するべきかの視点を満載しました。



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【メモ】最近新書が多すぎる件:マインドマップ的読書感想文でも、触れられていましたが、日本実業出版社から新書サイズのビジネス書『NJセレクト』が発売になりますね。
タイトルを見ると、見たことがあるタイトルなので、smoothさんが言及してるようにかんき出版の「ポケット版」シリーズみたいな感じのようですね。

『NJセレクト』の発売時のラインアップは下記の3点

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〈NJセレクト〉 もうひと押しができない!やさしすぎる人のための心理術 (新書)ゆうきゆう (著)


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〈NJセレクト〉 コーチングのプロが教える 「ほめる」技術 (新書)
鈴木 義幸 (著)

4534046235
〈NJセレクト〉 なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか? (新書)
吉田 典生 (著)


僕が、この中で印象深いのは、鈴木 義幸さんの『コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』かな。

タイトルどおり、「ほめる技術」の本なのですが、人間を
・実行力でチームをリードするコントローラー
・夢を語って盛り上がるプロモーター
・合意と協調を重んじるサポーター
・冷静沈着に現状を分析するアナライザー

の4つのタイプに分類して、そのタイプ別の効果的な「ほめ」の方法を書いてるのが面白かった。

なにしろ、「コントローラー」とか「アナライザー」普通にほめてもあまり効果がないんですよ。むしろ、安易にほめるとブチキレですよ。


コントローラータイプの部下の例

上司:最近営業がんばってるって評判だぞ
部下:ありがとうございます
上司:君はプレゼンの才能ももともとあるしな
部下:はあ
上司:君の後輩も君がいれば安心だろ
部下:そうでもないですよ
上司:君がいればほとんどのコンペはいけると思ってるよ
部下:そうでもないですけど
上司:ま、これからもがんばってくれ。期待してるぞ

上司は、一生懸命ほめてますが、ほめればほめるほどに、険悪な雰囲気に...
コントローラーはなにより、人に主導権を握られるのがいやだし、目標達成意欲が高いので志し半ばでほめられると「この人わかってないな」と思ってしまうみたいですね。


続いて、アナライザータイプ

もし、部下がプロモーターであれば、「今日はすごかったなあ!この天才!」とほめれば部下はぐっとモチベーションが高まります。

しかし、部下がアナライザーの場合は、こうしたほめ方をすると、「自分のプレゼンテーションについてこの人は本当に理解しているんだろうか?」と逆に疑いをもたれたりします。だから、どこが良かったのか、なぜ良かったのかをなるべく具体的に伝えたいものです。

ほめられるより、意図を性格に理解してくれる人の方がよい感じなのかもですね。
確かに、自分でイマイチだと思ってるプレゼンの後に「よっ!天才!」とか言われたら、「バカにされてるのかな?」と思う人がいてもおかしくないですからね。


そんなわけで、以前読んだ、この『コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』は面白いと思ったわけです。

4つのタイプわけについては
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熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ―コーチングから生まれた (単行本)鈴木 義幸 (著)
にも、詳しく書いてましたが、これは、絶版かな?


まあ、ほめるのも相手を見なきゃなので難しいですよね。

人に話しかけられるのが嫌いな人だと、ほめる以前の問題だし。

そうそう「ほめ」と言えば、先日藤井先生の大読書会のイベントのおりに、下記の本をいただきました。

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あたりまえだけどなかなかできない ほめ方のルール (単行本(ソフトカバー))谷口 祥子 (著)

部下の成長を促したり、モチベーションをあげて効率よく動いてもらったりすることが必要不可欠である。それなのに、恥ずかしくてなかなか上手い言葉をかけてあげることができない、どのようなタイミングでどのような言葉をかければいいのかわからない。そんな悩みを解決するための101のルールを掲載。
コーチングとNLPの両面から、ほめる「技術」と「心理的効果」を学び、メンバーを導いて成果を出す組織をつくる方法を身につける。

事前購入予約特典などがあるみたいです。

『あたりまえだけどなかなかできない ほめ方のルール』-Amazonキャンペーン

・「鳥居祐一氏×マイケル・ボルダック氏トークショー」(動画)
・「遊ぶほど成功する 樺沢流熱中成功法」(音声セミナー80分)
・「ほめ上手になる魔法の質問」(PDFファイル)
・「人生はプレゼンテーションだ~ 人の心をつかむ話し方・コミュニケーションの極意~」(音声ファイル)
・「自分の潜在能力を引き出し、
     ビジネスで最大限の成果を出す極意とは?」(音声ファイル)
・「松橋良紀氏×谷口祥子によるコーチング&質問術対談」(音声ファイル)
・「コミュニケーションの真髄対談」(音声ファイル)
・「3ヶ月でほめ上手になる、週刊ほめ方レッスン」(メールマガジン)
          ★携帯ユーザーの方向け(PCでも受信可能)
・出版記念パーティへのご優待(5000円引)
・「あなたの魅力がさらに輝くコミュニケーション術」(PDFファイル)
          ※事前登録の方のみの特典です(キャンペーン前日まで)
・「出版ブランディングカレッジ合宿編」にご参加の方に
     谷口祥子のコーチングセッションプレゼント(40分・電話)
          ※事前登録の方のみの特典です(キャンペーン前日まで)

詳しくは、リンク先でご確認を。

せっかく、ほめたつもりなのに、いわない方がましだったという逆効果になっては悲しいですからね。
基本的なルールがあるなら、知っておきたいものだと思いました。

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橘 玲さんの雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays (単行本)が、知的幸福の技術―自由な人生のための40の物語 (幻冬舎文庫 た 20-4) (文庫)として、文庫化されましたね。

222ページで480円です!安い!


僕は、雨の降る日曜日は、夕方以降に書店に行って、乱雑になった本を直すのが好きです。幸福なひとときです。
特に、郊外型のショッピングセンターの中に入っている書店は、雨の日曜日は乱雑になりがちなのでやりがいがありますね。

ついでに、僕が、嬉しい!楽しい!幸せ!と思うことを一つあげれば
「自分が買ってきた本を、自分が読む前に「ちょっと貸して」と、友人に横取りされて、そのままPCでメモなどされて、先にブログに記事にされること」があります。

自分のやる気が引き出されて、「持つべきものは友人だなあ」と、ほんわかした穏やかな気分になります。

と、少し土曜の夕方に、幸福について考えてみました。

【他のブログの『雨の降る日曜は幸福について考えよう』の感想リンク】
[を] 雨の降る日曜は幸福について考えよう
雨の降る日曜は幸福について考えよう : akiyan.com
「雨の降る日曜は幸福について考えよう」橘 玲(著):マインドマップ的読書感想文

4344413733
知的幸福の技術―自由な人生のための40の物語 (幻冬舎文庫 た 20-4) (文庫)
『雨の降る日曜は幸福について考えよう』を改題して文庫化

ささやかな幸福を実現することは、それほど難しくはない。必要なのはほんの少しの努力と工夫、自らの人生を自らの手で設計する基礎的な知識と技術だ。黄金の羽根のエッセンス!!

マイホームさえあれば安心だった日本人の人生設計。だがこの十数年ですべての前提が忽然と消滅してしまった。生命保険、年金、医療、教育、不動産、資産運用、市場経済を取り上げ、人生を自らの手で設計する知識と技術を伝授。


1 幸福の法則(人生設計 生命保険 年金 ほか)
FAQ よくある質問とその回答(橘さん、あなたは誰ですか?
人生を金勘定で語るだけでいいの?
どうすれば経済的に成功できますか? ほか)
2
正しさの問題(年金制度を廃止しよう

国家に国民を保護する義務はない
貧しい者がより貧しい者を搾取する生活保護 ほか)


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クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング 』の著者コンビ、[N]ネタフルのコグレさんと、[mi]みたいもん!のいしたにさんによるTwitterの本。


僕も、「twitterって、どこが面白いんですか?」などと聞かれることがありますが、説明が実に難しい。
「「○○ナウ」とか自分でつぶやいたり、他の人のそういうつぶやきを見ることができるんですよー」とか、いうもののたいていは、「で、それってどこが面白いんですか?」と怪訝な顔をされる。僕の説明が悪いのか、ただの一度も「それは、面白そうですね!」と言われたことない。ただの一度も...。 そして、百聞は一見にしかずということで、iPhoneなどで僕のtwitterの画面(タイムライン)を見てもらうものの。余計に意味不明なことになったり。

そんな私も2007年にアカウントを取ったときは、どこが面白いのかよくわからなかった。
本書の著者のコグレさんが主宰する、第2回のブログ合宿でご一緒させていただいたころですね。
[N] ブログ合宿2007"春の陣"まとめ

いつでも友だちとつながっていたい、だからTwitter(トゥイッター) - デジタル - 日経トレンディネット

 「Twitter」がブレークした直接的なきっかけは、ブログ「ネタフル」のエントリー「[N] ブログ合宿2007"春の陣"まとめ」にある"ブログ合宿"だったようだ。このブログ合宿で、「百式」の田口さんが日本のブログカルチャーのキーパーソンたちに「Twitter」の利用を呼びかけたらしい。


ブログ合宿、行ってきました。:小鳥ピヨピヨ

そんな2泊3日でした。
大変充実した、楽しい週末でした。

 
 
 
 
 
と、帰ってきてから、いろんな人に、
この合宿のことをしゃべっているのですが......

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
誰も、
うらやましがりません。
むしろ、
「なんで?」
とか聞かれる始末です。

彼ら彼女らから見ると、
何故わざわざ河口湖そばまで泊まりに行って、
河口湖にすら行かず周辺の観光もグルメも楽しまず、
ひたすら部屋にこもってブログ書いてんのか、
超意味不明、
ガチで理解不能、
そんな感じらしいです。

意味不明で理解不能なくらいにネットやブログが好きな人たちも、最初はピンとこなかったみたいですね。僕も実際そのときのことを振り返るとtwitterに出会った事の記憶は全然ないですね。

中学生のような話題で盛り上がったような記憶しかない。


しかし、twitterが複雑で難しくて、わかりにくいのかというと、それはむしろ逆で、使い方は超シンプル。

p100から引用


ツイッターでできることは
・140文字以内でつぶやくこと
・140文字でつづられたつぶやきを読むこと
という、たった二つのことだけなのです。

シンプルっすよね-。

でも、はまるとなかなかに面白い。

僕も最近、「現代読書法 (講談社学術文庫) (文庫)」が話題になっていたので、「この本がAmazonのマーケットプレイスで1万2千円で取引されている」ことや、「しかし僕の家には数冊ある」ことなどをつぶやいたら、この本を数年来探している人が出てきたり、「あるところにはある」とかいう話になったり、色々面白かったですね。

広場とか、Barなどでつぶやいている感じでしょうか?

2chの不特定多数の掲示板のようでもあるし、クローズドなskypeのグループチャットのようでもあります。
時間軸も、人によってまちまちで数日前の話題にレスが来たり、チャットのようにリプライ合戦してたり、さまざまですねー。

ブログに書くまでもないけど、捨て去るには惜しいようなネタとか。

とか、色々書くと、やったことない人はますます、意味不明だと思います。

が、本書ではtwitterの歴史やそこで起こった様々な具体的な出来事を例にして活用例をうまく紹介しています。
そこには、本書の中にある一貫した姿勢、サービスにはそれを「使う人」がいる。を感じることができます。
使う人本人もモニターの向こう側にいるのも人ですね。

twitterについての機能や使い方も、もちろん解説してありますが、そこで強調されいるのは、プラットフォームはみんな共通だけど、タイムライン(各々に表示されている画面)は全員違うということ。

特に、この「タイムラインがそれぞれ違う」は、大事なことなので何度も出てきます。
「twitterでは、アニメの書き込みが多い」「twitterでは夕方にはビールの話題で埋め尽くされる」という表現は個々人の印象に頼ってる部分が多いです。

そして、それは案外その人の心を表しているともいえます。
僕のタイムラインはエレガントで優美な書き込みが多いです。
(嘘です。朝から晩までオヤジギャグで埋め尽くされる勢いです。)

本書は、企画が決まってから2ヶ月で勢いよく作られたとあって、最新の事例も満載です。
「twitterのビジネス活用」では

現状では、ツイッターを利用することで、すぐに儲かるかどうかというと、難しいところがあります。むしろ「儲かるか?」という問いには「儲からない」といった方が適切かもしれません

という現状を素直に書いています。

しかし、「儲かるなら参入する」という企業に対して、新しいツールで、従来と違った形で顧客とのコミュニケーションをとっている企業は、すでにファンづくりやコミュニティづくりを着々とすすめている感があります。

「儲かるか」「儲からないか」という視点も企業ですから大事だとは思いますが、「儲かるか」「儲からないか」を検討している間に、他社がそこで確固たる地位を築いていたりするかもしれません。


この半年でも大きなが動きがいくつもあったtwitterですから、半年後、1年後、ましてや3年後などの姿というものは、なかなか想像しがたいものがありますが、今のtwitterを知るには最適な1冊だと思います。


そして、メタ的では、ありますが、この本自身も日々大きな動きがあり、twitterで制作状況や官邸献本などの動きがtwitter上で報告されていて、臨場感がありましたね。
ご存じない方は、著者のいしたにさんの「ツイッター 140文字が世界を変える 」カテゴリーを参照
[mi]みたいもん!: ツイッター 140文字が世界を変える バックナンバー

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ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書) (新書)

ツイッター(Twitter)は個々のユーザーが「つぶやき」を投稿し合うことでつながるコミュニケーション・サービスで、2006年7月にサービスが始まりました(日本語版は2008年4月)。
当初、日本では大ブレイクというほどではありませんでしたが、2009年の春ごろから急激に普及しはじめ、ブログやSNSに続くコミュニケーション・ツールとして、著名人の参加、企業のPRツール、ニュース媒体としての成長など、新たな展開を迎えています。
今はまだ、世間から「よくわからないサービス」と思われがちなツイッターですが、知らないうちに普及していて、ブログやSNSのように、ビジネスユーザーを中心に、知らないと恥ずかしい、という状況になりつつあります。

本書では、ツイッターがなぜ流行ったのか、どのように進化したのか、今度どうなっていくのかについて、人気ブログ「ネタフル」のコグレマサト氏と、人気ブログ「みたいもん!」のいしたにまさき氏のお二人に、ツイッターのヘビーユーザーとしてお二人が経験したことも含めて、幅広く語っていただきました。
また、フジヤカメラやオンラインショップ「ビザビ」といったツイッターの影響力を感じさえてくれた事例を具体的に紹介しています。
さらに、「ヒウィッヒヒー」が話題になったアーティストの広瀬香美さんに、ツイッター上で行ったインタビューも収録!

本書をきっかけに、なんとなく知っていた、使っていたレベルのツイッターへの理解を、もっともっと深めましょう!


第1章 日本におけるツイッターの歴史
ツイッターとの出会い/2年前に第一次ブーム.../2008年は、横ばいだった?/なぜ2009年になって再ブレークしたのか/携帯電話とツイッター.../アイフォーンとツイッター、その高い親和性/2009年春先から、著名人がツイッターに参入.../ファンタジスタ「@asahi」の登場.../ビザビとツイッター/毎日新聞とツイッター/2009年7月―エポックメーキングな1カ月/フジヤカメラとツイッター/ツイッター小説の出現/勝間和代がツイッターを始める/冬の女王・広瀬香美、夏にツイッターを始める/広瀬香美と「ヒウィッヒヒー」/「ビバ☆ヒウィッヒヒー」誕生...

第2章 ツイッターとは何か?
ツイッターは分かりにくい?/ツイッターは誰が作ったのか?.../140文字というコンテンツの単位/「フォロー」と「フレンド」は違う/人が先か、情報が先か/タイムラインとは/ツイッターがオープンであることの意味/リプライとリツイート/リプライとは/リツイートとは/ハッシュタグとは/公開か非公開か/ミクシィとツイッター/ツイッターはよりダイレクトなサービス/セカンドライフとツイッター/ツイッターはこのまま普及するのか? 化けるのか?...

第3章 ツイッターを楽しむためには?
ツイッターに決められた使い方はない/情報との距離が近いツイッター/利用頻度の高いツイッター/使い方は人それぞれ/ツイッターはプラットフォーム.../知らない人でもとりあえず100人くらいフォロー/同じタイムラインは二つとしてない/ツイッターの三カ条/月面にいるようだ/ボットもフォロー/時事ニュース、ニュース速報もボットで/ツイッターを利用する二つのスタンス/醍醐味はコミュニケーション/何が面白いのか/「つぶやきを非公開」はもったいない/ツイッターは世界に開かれた窓/つぶやいてはいけないこと/どのくらいの頻度で発言されているか...

第4章 ツイッターをビジネスで活用する
ビジネスにツイッターを活用することができるのか?/ブログもそうだった/ツイッター・ユーザーは「量」より「質」/企業がツイッターを始めている事例.../広瀬香美さんに、ツイッターでインタビュー!

第5章 ツイッターの今後
ツイッターの価値の変化?/なぜツイッターはここまで成長してきたのか?/ツイッターと連携するモバイル端末/ツイッターと実況中継の相性の良さ/ツイッターと検索/グーグルからの買収話を断った/なぜグーグルがツイッターを恐れるのか/日本での今後の展開は?...試練を受けるツイッター/ユーザーに愛され続けるツイッター/ネットを通じた社会実験としてのツイッター/フォローとフォロワーズの関係/情報を出していく人がより面白いことになっていく社会...

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