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2007年6月アーカイブ

一月ほど前に、本田直之さんのレバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則が発売されましたが、あまりに売れすぎたのかAmazonで品切れ・品薄状態が続いてましたね。

そんな本田直之さんの新刊が早くも登場です。

タイトルは
レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
です。

先日新刊が出たばかりなのに凄いですね。レバレッジ時間術のパワーですね。

さて、本書はベストセラーとなった
レバレッジ・リーディング
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則

が実践的なノウハウを書いた本とするならば、その上位概念である「思考法」を伝えるための本です。


レバレッジリーディングやレバレッジ時間術をお読みになった方はご存知かと思いますが、読書や時間管理といったものを「投資」という観点から効果的に活用する方法を説いています。

本書もパーソナルキャピタル(自分資産)にレバレッジをかけて、複利効果で不労所得的に成果を上げていく方法が書かれています。
そしてそのためには「労力」「時間」「知識」「人脈」の4つの分野にレバレッジをかける事が必要です。

例えば、「労力」のレバレッジのポイントは
・仕組み化
・無意識化・習慣化
・KSF(キー・サクセス・ファクター)に注力
・その他 (二毛作、言葉、体力)

が挙げられています。

定型的な作業は、マニュアル化フォーマット化するなどで時間を短縮し、その分人間しかできない考える仕事に時間をまわす。
同様にチェックリストを作り、考えずに作業をすすめることができるようにする。
細かい良い習慣を身につけ、無意識にできるようにする。

これらの事はなんとなくはわかっていても日常的に常に意識している人は少ないでしょう。

著者の本田さんの凄いところはこれを徹底的にやっているところですね。
口で言えることと実践してる事は違うということを思い知らされます。


「時間」のレバレッジではキーポイントは
・俯瞰逆算思考
・時間のルーチン化
・時間の天引き
・時間制限
・固定費の効率化
が挙げられています。


「俯瞰逆算思考」はやや耳慣れない言葉ですが、自分がやっていることを一歩上位の立場から見て、そして目標達成するための作業や時間を逆算する思考法です。


タスクリストやTODOを作るときに、つい目先の作業に気を取られそれを優先してやろうとしまいます。
しかし、ひとつ上の視点からモノを見て、まず目標と期日を先に決め、それからタスクを分割し、やるべきこととやらなくてよいことを選択します。

この方法のメリットはゴールがはっきりしていることです。

ゴールがはっきりしていないと、適当に地図を持たずに森をさまよっているようなものですからね。

「知識」のレバレッジは
・前例に学ぶ
・効果的に生かす
・レバレッジ・ミーティング

が挙げられています。

ここでも、「レバレッジ・ミーティング」という聞きなれない言葉が出てきます。
ミーティングにおいて、参加者全員の知識・ノウハウ・経験のレベルが一致してる事はまずありません。
これを極力同じレベルに引き上げてミーティングを行う手法です。
ここで活躍するのが「レバレッジ読書術」で紹介されてた「レバレッジメモ」ですね。

参考文献とともにレバレッジメモを渡し読ん貰ってでおくことで、参加者は本のノウハウを吸収してからミーティングに望めますし、レバレッジメモを渡すことで、その本からなにを吸収して欲しいのか知る事ができます。
これはかなり効果がありそうな手法です。(というか、すでに本田さんはこの手法でバリバリ効果を上げています…)

次に「人脈」のレバレッジのポイントは
・コントリビューション(貢献)
・パワフル・コネクション
・パーソナル・ブランディング
・マインド伝染
・他人の力
が挙げるげられています。

そして、人脈で重要でありながら誤解されているポイントが「誰を知っているかではなく、誰に知られているか」と言うこと。
確かに、自分だけ知っていては意味がないですからね。
そして、相手にコントリビューション(貢献)できる事があることが重要。

なんとなく顔を知っているだけでは、会うメリットがないですからね。

「俺にはそんな能力はないぜ!」という方は個人的には「素敵な笑顔」を磨くといいと思います。
「あなたの素敵な笑顔にまた会いたい」というだけでも立派な魅力であり貢献ですからね。

しかし、私を含めそんな事を思ってもらえる人は少ないと思いますので、素直に正攻法でいきましょう。


ということで、「労力」「時間」「知識」「人脈」の4つのポイントが詳しく書かれて盛りだくさんな本書ですが、やはり大事な事は能動的に実践する事だなぁ。と深く痛感させられる本でした。


ビジネス書や自己啓発書を読んでも実践する人は1%にも満たない。という話を聞いた事がありますが、これだけのノウハウを出しても実践する人が少ないと著者の本田さんも寂しいだろうなぁ。

という事で、私もさっそく色々実践してみることにしました。

まずは、巻末の参考文献リスト12冊の中で読んだことのない本を注文した。
微妙に方向性が間違ってるような気もしますが、できることからコツコツと、です。


あと、6月29日限りでAmazonで購入すると特典があるみたいです。
レバレッジ・シンキング発売記念キャンペーン

「レバレッジ・シンキング」の発売を記念して、
プレゼントキャンペーンを行います!

6月29日(金)12:00~6月29日(金)23:59までの間に、AMAZONにて本書をご注文いただきました方に、
もれなくJFAギフト券1000円分を無料でプレゼント!!

詳しくはリンク先で確認してみてくださいね。


●関連記事
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則:[俺100]
レバレッジ・リーディング:[俺100]

レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
「努力するのに成果が上がらない人」と「余裕を持ちながら大きな成果を上げる人」の違いはレバレッジの考え方にあった。必要なのは「労力」「時間」「知識」「人脈」の4分野への自己投資。スポーツ・経営・投資・脳科学の方法論をベースに自己啓発に応用した仕事術を紹介する。訓練不要で誰にでも実践できるノーリスクのシンプルな方法論。

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則
スケジューリング、ToDoリスト、睡眠、隙間時間etc.最小の努力で最大の成果を上げる「時間投資」のノウハウを身につけて、
あなたもキャリア・収入アップを果たそう。

レバレッジ・リーディング
レバレッジ・リーディング
毎月数百冊のペースで新刊が登場するビジネス関連書から、自分に役立つものだけを効率よく選び、しかも短時間でモノにする方法はないか――。年間400冊以上を読破して、確実にキャリアアップに役立てているという著者は、いわゆる「速読」とは全く異なるやり方で、多忙な日常に「多読」の習慣を取り入れる方法を提案する。

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先日、名著「ティッピング・ポイント」が文庫で復刊:[俺100]という記事を書きましたが、

今度は暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号までが、文庫化です。

「ティッピング・ポイント」と「暗号解読」は、かたやマーケティング、かたや科学読み物とジャンルが全然違いますが、両方の本はともに友人などとの会話の中で出てくる機会が多い本ですね。


情報考学 Passion For The Futureの橋本大也氏も大絶賛されています。
Passion For The Future: 暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで

凄い本だ。感動した。今年も年末年始に書評した本の中から、本年度ベスト本を選ぶ予定だが、これはベスト3に入りそうだ。


そして見事2005年の年間を通じてのおすすめ書籍No.1になっています。
Passion For The Future: 2005年度 年間オススメ書籍ランキング ベスト20冊

■ヘビー級のベスト10
【1位】 暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで


おすすめ本は3回以上記事にしてAmazonのリンクを張ることで有名なたつをの ChangeLogのたつをさんも大絶賛

[を] 暗号解読

amazon から届きました。月末までに読む予定。

[を] 読書会で暗号解読

古典的な暗号から、ヴィジュネル暗号、エニグマ、公開鍵、量子暗号まで。
暗号だけでなく、古代文字の解読も。はっきり言って面白すぎる。説明も
分かりやすい。

ただの読み物とみせかけて、実は暗号技術の概要を学べる良書なのです。
ざっと読んでも分かった気になれるし、じっくり読めばしっかり分かる。
おすすめです。


[を] 2005年の10冊

【超オススメ!サイモンシン】
読まなきゃダメっ! 専門知識は不要


[を] 新春ポッドキャスト対談「ツイてる!ポッドキャスト2006」(1)

おすすめ本として出てきた「暗号解読」。マジオススメ。

Amazonから届いたのが2005年の1月で、翌年の2006年の1月まで1年間マジオススメしてます。

私は、2001年頃にこの本をAmazonで知って買ったような気がするのですが、今確認すると、なんとAmazonのレビューがエリエス・ブック・コンサルティングの土井さんですね。
暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで:Amazon.co.jp


『フェルマーの最終定理』に続き、世界的ベストセラーとなったサイモン・シンの話題作『The Code Book』の邦訳。 暗号は古代から重要な情報を安全に伝達する手段であったが、絶えず解読の危険性をはらんでいた。本書は、暗号とその解読にまつわる歴史上のドラマをひも解きながら、暗号の重要性と進化の歴史について語っている。
英国女王エリザベス1世暗殺に関する暗号文書が破られ、処刑されたメアリー・スチュワートの事件をはじめ、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『仮面の男』(原作はデュマの『鉄仮面』)にも出てくるフランスの鉄仮面に関する文書、埋蔵金のありかが示されているという謎の「ビール暗号」、第1次世界大戦、第2次世界大戦の様相を変えた暗号解読者たちのテクニックなど、読者の知的好奇心をくすぐるトピックが数多く登場する。暗号が我々の歴史にいかに大きな影響を与え続けてきたのかがよくわかる。

転置式暗号、換字式暗号といった単純な暗号化の方法から、複雑なヴィジュネル暗号、エニグマ暗号、単純だが決して破られることのなかったナヴァホ暗号のほか、ヒエログリフ、線文字Bなど、数多くの難解な古代文字や表記が、暗号解読者たちの血のにじむ解析努力と併せて詳述されている。

本書では、読者がこれらの暗号を実際に作ったり、解読したりしながら読み進めていくことができるよう工夫されている。パズルや謎解きが好きな読者はもちろん、歴史の裏側をのぞいてみたい読者や考古学ファンにとっても興味深い1冊である。(土井英司)

昔から、土井さんには釣られやすかったんだな。

そんな「暗号解読」が文庫化という話です。

単行本も現在でも入手可能なようですが、2,730円と少々お高いので、この機会に読んでみるのもいいですね。
上下巻で1,280円です。

暗号解読 上巻 (1)
暗号解読 上巻 (1)文庫版
サイモン・シン (著), 青木 薫 (翻訳)


暗号解読 下巻 (3)
暗号解読 下巻 (2)文庫版

フェルマーの最終定理
フェルマーの最終定理
サイモン シン (著), Simon Singh (原著), 青木 薫 (翻訳)
こちらは1年ほど前に文庫化されています。

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで
暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで 単行本
サイモン シン (著), Simon Singh (原著), 青木 薫 (翻訳)

最先端領域に宿る天才たちの壮絶なドラマ。歴史の背後に秘められた、暗号作成者と解読者の攻防―加速する情報戦争の勝者はいったい誰か?『フェルマーの最終定理』に続く世界的ベストセラー、待望の完全翻訳版。

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読書好きの人の間で404 Blog Not Found

404 Blog Not Found:怠翻 - 読書を一生の習慣にするための14の心がけ

の記事が話題ですね。

年間50冊、月に4~5冊程度も本を読むのはシンドイ。と、いう方には参考になる点が多いかと。


コメントやトラックバックにも有用な意見が多いのでぜひ参考にしてみてください。

ところで、そのコメント欄やトラックバック欄には「本を速く読むにはどうすればいいの?」というような意見がチラホラ見受けられます。

私も、結構読書スピードは速いほうだと思うのですが、(ビジネス書を中心に最低1日2~3冊、月に50~100冊位読みます)それもシンドイよー、という方のために少し私なりのアドバイスなどを書きたいと思います。

一応、前提としては自己啓発書を中心としたビジネス書という事で…
文芸の場合はちと事情が違うかと。


私が、なぜそれだけ本をたくさん読めるかと言うと、まったく未知の内容の本を読むことが少ないと言う点が挙げられます。
初めて読む本でも、ある程度は知っている内容の部分がある本を読むことが多いという事ですね。


「それって、読書の意味あるの?」と、思うかもしれませんが、私がそのような状態になったのもたくさんの読書をした結果なので、意味はあるかと。


・予備知識がある本は速く読める
・予備知識がある分野を増やせばよい
・予備知識がある分野を増やすには、読書することが必要


ということで、結局読書することになり、卵が先か鶏が先かみたいな話になってしまいますが、例を示せば

少し前に話題となった言葉にロングテールという言葉があります。関連した書籍も色々出ました。

それらの本を読むと、序盤に100%と言ってよい頻度で「パレートの法則」「80対20の法則」「べき乗の法則」「正規分布」といった用語がでてきます。

そこで、それらの知識があらかじめある場合と、ない場合では読書スピードが序盤からかなり変わってきます。

あらかじめそれらの用語を知っている人は、序盤のその辺は軽く流して気持ちよく本論に入れます。
一方、それらの用語を初めて見た場合の人は、いきなり知らない用語が出て面食らい、萎縮した気持ちのまま読書をすすめることとなります。

この事例で言うとそれらの用語を知っていた人や人生を変える80対20の法則をあらかじめ読んでいる人は、すんなりと本論に入れる人が多いでしょう。


そこで!ズバリどの本を読めば今後の読書が楽になるかと言うと、自己啓発書の場合では


7つの習慣―成功には原則があった!スティーブン・R. コヴィー (著),
人を動かす 新装版デール カーネギー (著)
思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つきナポレオン ヒル (著)
「原因」と「結果」の法則
フランクリン自伝ベンジャミン・フランクリン (著)

とりあえず、この5冊は黙って読みたい。読むべし。
この5冊は他の自己啓発書で引用されることも多いし、同じような話が良く出てくるので、この5冊を読んでいるとその部分は流し読みでよいので読書スピードが上がる。

こういう定番を読んでおくと、自己啓発書に良く出てくる「ある所に3人のレンガ職人がいました」みたいな話の部分は流し読みできる。


ついでに、知的生産や発想、整理関連(今の言葉で言うとLifeHackかな?)だと
知的生活の方法渡部 昇一 (著)
知的生産の技術梅棹 忠夫 (著)
考える技術・書く技術板坂 元 (著)
発想法―創造性開発のために
川喜田 二郎 (著)
「超」整理法―情報検索と発想の新システム野口 悠紀雄 (著)

この5冊が引用されてる事が多い。(ただし、日本人が書いた本の場合ね)
古い本もあるけど、定番なので引用されてることが多い。
古いので大抵の古本屋で100円くらいで買える。3色ボールペンとかそんなのの練習にもちょうど良い。

他にも、極端に引用されたり、参考文献として挙げられる本には
あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ神田 昌典 (著)
金持ち父さん貧乏父さん
などがある。
これらも、ベストセラーになったので入手は比較的容易かと。

これらの本を読んでおくと読書スピードがぐっと上がるよ。
(もちろん、上記のリストの本を読んだだけで完璧!という意味ではない)


他の分野でも、このような最初に読んでおくと後が楽な本というのはたくさんあると思います。
ブログをお持ちの方は、ぜひご自分のブログで記事にしてみてください。


あと、専門書の場合は
・定番の本=入門書
ではない場合も多いから注意が必要。

「○○くらい読んどけよー」と先輩に言われたからといって、必ずしもそれを素直に最初に読む必要はない。

あらかじめ「図解で分かる○○」や「はじめての○○」を何冊か読んで
「こんな用語があるんだなぁー」くらいの予備知識を持ってから読んだ方がいい場合が多い。


文芸書の場合も速く読むコツも少しあるけどそれは後で書く。


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円周率22,500桁を暗唱し、10ヶ国語を話すイギリスの青年ダニエル・タメットさんの手記。
ニックネームはダニーさんでしょうか。
これだけの能力を持っているということであれば、めでたしめでたしですが、ダニエルさんはこれらの優れた能力を持つと同時にサヴァン症候群やアスペルガー症候群、共感覚といった他の人にはあまりない面も持っています。

参考
サヴァン症候群 - Wikipedia

サヴァン症候群とは、知的障害を伴う自閉症のうち、ごく特定の分野に限って、常人には及びもつかない能力を発揮する者を指す。サヴァン症候群の共通点として、知的障害と共に異常といえるほどの驚異的な記憶力・表現力を持つことが挙げられる。

アスペルガー症候群 - Wikipedia
アスペルガー症候群は発達障害の一種であり、一般的には「知的障害がない自閉症」とされている。精神医学において頻用されるアメリカ精神医学会の診断基準 (DSM-IV-TR) ではアスペルガー障害と呼ぶ。

対人関係の障害や、他者の気持ちの推測力、すなわち心の理論の障害が特徴とされる。特定の分野への強いこだわりや、運動機能の軽度な障害も見られる。しかし、カナータイプ(低機能)自閉症に見られるような言語障害、知的障害は比較的少ない

共感覚 - Wikipedia
共感覚とは、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には7という文字に青い色を感じたり、音階のミの音に緑色を感じたり、ハンバーグの形が苦い味に感じたりする。


彼の、この特殊な能力や個性的な面は生まれたときから始まっていて、周囲の人たちがとまどってしまい、幼年時代、少年時代の話はつらい感じの話が多い。
しかも、この方の家庭は極貧で9人兄弟の長男だったりもする。
9人も子供がいたら、ただでさえ、ご両親は大変だったと思います。そして、このお父さんは仕事はどうしたんだろうと思ったり。

そんな感じで前半はやや辛い話が多いですし、そしてこの後主人公はどうなってしまうのだろうか?と、心配したりもしますが、後半は自分の能力を生かして、立派に自立していきます。

自分自身で自立するだけではなく、国際的なボランティア活動もしたり、同じ病気で苦しんでる方のためにチャリティーイベントをやったりと、大活躍です。

青年の話ですから、ラブストーリーも随所にあったりとほほえましい。

しかし、この驚異的な能力を持つ青年には、さらに変わった能力と言うか性癖があるのでした。

その変わった性癖に関しては、Amazonや出版社のサイトにも言及がないのでここでは控えますが、日本だったら反応がだいぶ違うだろうなぁ。

この方の気持ちがわかれば、私にも特異な能力が秘められているのでは!と思い読みましたが、彼は数字をこんな風に感じるらしい

23,667,1179は堂々とした数字
613,581はこじまりとした数字
37の五乗の69343957は小さな円がたくさん集まって大きな円になり、それが上から時計回りに落ちてくる感じだ。
10,000までのあらゆる数字が形となって見える

うーん、残念ながら良くわからず。

良くわかりませんが、この方が見出した法則を利用する事はできるかと、サヴァン症候群の方々はカレンダーの中に法則を見出す事が得意な方が多いようですが


・13日はどの月でも、その2日後の曜日が、その月の1日の曜日だ。
(どの月でも、1日と15日は曜日が同じ)

・1月と10月、9月と12月、2月と3月は曜日の並びが同じ(うるう年を除く)

2月と3月が同じ曜日の並びになる事は、知っていましたが、それ以外は数十年カレンダーを毎日のように見ていましたが、気がつきませんでした。

彼は、今は、自分の得意な言語の指導をネットを通じてやってるとの事です。対人関係が少し苦手であることを考えると、かなりいい選択なのでは、と思います。

色々大変な事がある中で、弱点をうまくカバーし、自分の能力を生かし、社会に貢献し自立する彼に非常に感銘を覚えました。
弱点を無理やり克服するのも一手法ですが、そこに固執しないで、長所をうまく生かしてるところがいいですね。

ちなみに、円周率22,500桁を暗唱すると5時間かかるそうです。

補足
以前NHK教育テレビでこの方のドキュメンタリーが放送されたとの事
地球ドラマチック|『ブレインマン』


2005年11月9日放送(2006年2月11日再放送)
ダニエル・タメットは、どんな計算でも頭の中だけで答えを出すことができます。
ダニエルのもとを訪れた番組スタッフは、彼の数字に対する驚くべき能力を目にすることになりました。
実際に計算しなくても、頭の中に答えが浮かんでくるというのです。数字を色や形や質感をともなったイメージとして認識しているダニエル。
番組では、彼が本当に計算の答えをイメージで読み取っているのかどうか、科学者に確かめてもらうことにしました。
ダニエルの特殊な能力が明らかになるとともに、人間の脳が持つ新たな可能性を探ります。


2007年8月に再放送が予定されてるとのことですので、興味のある方はどうぞ。

ぼくには数字が風景に見える
ぼくには数字が風景に見える
著者ダニエル・タメットは1979年、ロンドン生まれ。2004年、円周
率の暗唱でヨーロッパ記録を樹立、彼が主人公のテレビ・ドキュメンタリー「ブ
レインマン」は世界40ヵ国以上で放送され、大きな話題になりました。

抜粋
数字はぼくの友だちで、いつでもそばにある。ひとつひとつの数字は
かけがえのないもので、それぞれに独自の「個性」がある。11は人なつこく、
5は騒々しい、4は内気で物静かだ。...

NHK教育テレビ「地球ドラマチック選」で2007年8月に著者のドキュメンタリー「ブレインマン」がTV放送予定とのことです。

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最近、一部マニア(なんの?)の間で、IT戦士岡田有花さんのネットで人生、変わりましたか?とマルコム・グラッドウェルのティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すかと、表紙が少し似ているね。という話題がある今日この頃ですが

ネットで人生、変わりましたか?
ネットで人生、変わりましたか?
岡田 有花 (著)

ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか


まあ、似ているといえば似ているけど、そっくりと言う感じではないですね。

ところでこのティッピングポイントは、似たような表紙を見ただけでピンと来る人が多いという事でも分かるとおり、マーケティングの名著として知られています。
ある臨界点を超えるとモノが急に知られるようになったり、売れるようになったりする現象について書いた本ですね。

しかし、その名著も残念な事に絶版。
最近は相場が落ち着きましたが、一時は幻の名著として高値で取引されていました。
そんなに昔の本ではないんですけどね。

そして、同じ本が
なぜあの商品は急に売れ出したのか―口コミ感染の法則
ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
と、なぜか2種類のタイトルで出版されるという不思議な現象で混乱に拍車をかけることもありました。

実際に読んだ人には例外なく非常に評価が高いながらも、知っている人は限られているという感じでした。

しかし!
その幻の名著が文庫化されて復刊することになりました。

タイトルは!
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 [SB文庫]

個人的にタイトルは「ティッピング・ポイント」の方が分かりやすいですが、店頭での売れ行きを考えると難しいところなのでしょう。

文庫版ですから、1,000円もしない値段になっています。
古本で高値で買った人は悔しいだろうなぁ。

そんなわけで、
・名著「ティッピング・ポイント」が復刊して文庫化されました。
・ただしタイトルは「ティッピング・ポイント」ではなく、「急に売れ始めるにはワケがある」です。
ということです。


しかし、冒頭でネットで人生、変わりましたか?ティッピング・ポイントの表紙が似ていると言う話をしましたが、

この「ネットで人生、変わりましたか?」とティッピングポイントの文庫版の急に売れ始めるにはワケがあるは、実は出版社がともにソフトバンククリエイティブです。

そういうことを考えると表紙が似ているのもなんとなく意味深ですね。

MMRのキバヤシさんに謎を解明して欲しいところ。
でも、あの人がからむと余計ややこしくなるからなぁ。


急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 [SB文庫]
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 [SB文庫]
マルコム・グラッドウェル (著)

ちょっとした違いが、なだれ現象を生む!YouTube、iPod、Nintendo DS……なぜヒットは爆発的に起こるのか? その答えのヒントをくれるのが本書の考え方。流行現象をウイルスによる感染と見なし、その仕組みを解き明かす。全米で200万部を突破した、マーケティング本の古典的名著の文庫化である。

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
M・グラッドウェル (著)

マルコム・グラッドウェル最新刊

理由はわからないけど「これだ!」と思ったり、説明できないけど「なんか変」と感じたことはないだろうか?しかも一瞬で。
 人間には、理屈を超えてわかったり、感じたりする瞬間・能力がある。心理学で注目を集める「適応性無意識」である。
 本書ではそれを「第1感」(原題はblink=ひらめき)と命名した。「五感」を想定した「六感」ではなくて、「五感」の前にある無意識の反応を指す。
 データを集め、熟考を重ねた判断がまちがいで、最初の瞬間的判断が正しいことはあるのだ。
冒頭のエピソード:アメリカの美術館が購入した古代ギリシャ彫刻は、さまざまな科学的検査では本物と鑑定されたが、何人かは見た瞬間、「最初の2秒」で「違う」と感じた。のちに贋作と判明するが、なぜ彼らは偽者と見抜けたのか? 見抜いた「力」は何か? 本書は、「最初の2秒」にまつわる物語である。
 登場するエピソード、心理学実験を読むだけでも面白い不思議な本である。

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以前、シゴタノ! - 仕事を楽しくする研究日誌の大橋悦夫さんが、

ITmedia Biz.ID:今年の一押し──大橋悦夫


Q1:今年読んだ本の中でベストだったものを挙げ、どんな方にお勧めか教えてください
Lifehacker: 88 Tech Tricks to Turbocharge Your Day』 Gina Trapani

 つい最近入手したばかりですが『Lifehacker: 88 Tech Tricks to Turbocharge Your Day』です。Lifehacker執筆陣が編集したということで、Biz.IDで扱っているテーマとも重なるところが多いため、Biz.IDの読者の皆さまには自信を持ってお勧めできます。洋書ですので、英語の勉強も兼ねて時間のある冬休みにじっくりと取り組む本としては打ってつけだと思います。


と紹介していた本。

その後、気になっていたものの購入にはいたらず…
しかし、最近ふと思い出したので購入してみようかなと思っていたら翻訳版が出ていました。
ツイてます!

しかも、原書はAmazon.jpだと1910円。翻訳版だと1890円でした。
20円も儲けた。

そして、翻訳版を買ってから、原書の書籍紹介ページに大体の概略が書いてある事がわかった。
Lifehacker: 88 Tech Tricks to Turbocharge Your Day - Chapter 1, Free Up Mental RAM

該当する項目のLifehacker, the Productivity and Software Guideへのリンクもある。


なので、翻訳版を待って買ったことには大満足です。

内容は、
・脳内RAMを解放しよう
・注意力をかき乱されないようにしよう
・何度も繰り返す事は自動化しよう
・日常の作業を合理化しよう
・データを持ち運ぼう
・e-mailを管理しよう
・整理整頓をしよう
・生産性を上げよう
・Webを使いこなそう
・コンピュータをチューンしよう
の10章に88のハックが詰まっています。

それぞれの項目は
・考える時間を作ろう
・デスクトップをきれいにしよう

といった簡単なものから

・ホームWebサーバを実行しよう
・ホームコンピュータをリモート制御しよう

と、ややPCに熟練した人じゃないと厳しいような項目もあります。

しかし、それぞれの項目に
レベル:上級
プラットフォーム:すべて
コスト:無料
などと難易度やコストが記述されてますので、自分にあった項目だけ読んでもいいですね。


私が印象に残ったのは「コーネル大学式メモ作成手法」概略が
ITmedia Biz.ID:ノートをうまく取るためのツール
ITmedia Biz.ID:講義ノートの取り方と復習のコツ
にあります。

メモを取っても、後から見て、「何のためにこのキーワードをメモしたのだろうか?」となる事が多いので、


・[ ] は自分が担当する項目に
・( ) は他人にアサインされた項目に
・* は重要な事実に
・? は要調査/質問項目に

こういう感じで簡単に分類する方法だけでも試してみよう。


この手法のノート術については下記の本にも記述があるみたいです。

アタマが良くなる合格ノート術
アタマが良くなる合格ノート術田村仁人 (著)

参考
「アタマが良くなる合格ノート術」田村仁人:マインドマップ的読書感想文
私的なことがらを記録しよう!!: アタマが良くなる合格ノート術

このLifehacker インターネット時代のワークスタイル改善術!は、冒頭にも書いたように英語の本を翻訳したものなので、書籍の中で紹介されているウェブやツールは当然英語のものが多いです。
訳者の方の補足情報もありますが、lifehack系の本をはじめて読む方は日本人の方が書いた本を最初に読んだ方がいいかもです。


シゴタノ! - 仕事を楽しくする研究日誌の大橋さんとライフハックス心理学の佐々木さんのスピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術や、徳力さんのデジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術などがおすすめかと。


あと、デビットアレンさんの本も参考文献として再三出てきますので、未読の方はこの機会に読むのもいいかもしれませんね。

しかし、Lifehackといえば、GTDとかGenTaguchiとか、この本の著者のGina Trapaniさんとか「GT」が目に付きますね。
MMRのキバヤシさんに謎を解明して欲しいところです。

Lifehacker インターネット時代のワークスタイル改善術!
Lifehacker インターネット時代のワークスタイル改善術!
Gina Trapani (著), 新丈 径 (翻訳)
インターネットのサービス、コンピュータ、プログラムを駆使して日々の仕事を効率化し、生活を改善するためのハックが満載!本書を読んで君もLifehackerになろう!

本の帯は
「米国No.1ライフハッカーが88のハックを伝授!」
です。
Lifehacker: 88 Tech Tricks to Turbocharge Your Day
Lifehacker: 88 Tech Tricks to Turbocharge Your Day
Gina Trapani (著)


スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術
スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術
大橋 悦夫 (著), 佐々木 正悟 (著)

デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術
デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術
徳力 基彦 (著)


仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法
仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法
デビッド・アレン (著), 森平 慶司 (著)

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
デビッド アレン (著), David Allen (原著), 田口 元 (翻訳)

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日刊でコーチング部門発行部数NO.1メルマガと言えば1日1分で夢発見「魔法の質問」[まぐまぐ!]

1日1分「魔法の質問」、魔法の質問の言葉で質問力アップ

その発行者である、マツダミヒロさんの1年ぶりの新刊が出ます!

タイトルは「質問で学ぶシンプルコーチング


コーチングをこむずかしく考えないで、カフェでもさらりと読めるような口あたりの本の誕生です。
口あたりが軽妙といっても、後味は抜群。
しっかりとした読後感を味わうことができます。
本書にはコーチングのメソッドをシンプルに理解するためのさまざまな工夫がほどこされています。


まず、ちょっとコミュニケーション下手の男性とコミュニケーション上手で気がきく女性の会話から始まります。
会話の中にはコーチングのヒントが隠されています。それを手がかりに、「キーワード」「解説」と続き、さらなる理解をうながします。最後には「質問エクササイズ」。
実際のビジネスシーンや生活シーンで活かせる生きた理解が得られるようになっています。
「魔法の質問」を運営する著者ならではの実践的で親身な「質問」。

コーチングの要点が驚くほどすっきりと整理された画期的な本です。

今までの著者はメルマガをベースに書籍にまとめなおした形でしたが、今回は完全に書下ろしとの事。

発売日は6月21日との事で、もう少し先ですがAmazonではすでに予約できますね。

しかも、発売を記念して6月15日~6月21日までの間に予約した人には、素敵なプレゼントがあるみたいです。
マツダミヒロさんは、優しい人ですね。

プレゼントの内容は1冊予約だと


・本書がなくても魔法の質問をどこでも楽しめる
「魔法の質問カード シンプルコーチングバージョン」(非売品)プレゼント!
 上記は「シンプルコーチング」Newバージョンです。PDF形式になります。

・本書を学びを10倍にする「魔法の質問Eメールコーチング」(5,000円)プレゼント!
 上記は「質問で学ぶシンプルコーチング」Newバージョンです。30日間のコースです。

2冊予約だと上記の特典にプラスして

・6月21日、東京ミッドタウンで行われる「魔法の質問ライブ」特別編に ご招待します。(通常5000円相当)
とのことです。

1冊予約のほうはともかく、2冊予約の特典の方は先着順で締め切りですので、熾烈な争いになりそうですね。

1,260円の本なので、2冊予約する人も結構いるんじゃないかなぁ。

世の中に同じ本を2冊買う奇特な人がいるのか?と、思うかもしれませんが、私の周りには結構いますね。
保存用と書き込み用。職場用・携帯用と自宅用。などと使い分けてる人もいれば、親しい人に本をプレゼントするために購入する人など色々ですね。

私は、人を動かす 新装版7つの習慣―成功には原則があった!商売心得帖などは、各部屋に一冊という感じで複数冊持ってますね。

と、話がそれましたが、

キャンペーンの詳しい内容は

質問で学ぶシンプルコーチング出版感謝プレゼントキャンペーン
質問で学ぶシンプルコーチング出版感謝プレゼントキャンペーン

で確認してみてくださいね。

チラッと原稿を見せてもらいましたが、かわいいイラストとツボをついた質問でコーチングの31のスキルがわかりやすく学べるようになっています。

サラリと読もうと思えば読めるし、深くじっくりと内省するような読み方も出来る本ですね。

質問で学ぶシンプルコーチング
質問で学ぶシンプルコーチング
マツダ ミヒロ (著)

 こころのエンジンに火をつける 魔法の質問
こころのエンジンに火をつける 魔法の質問
マツダ ミヒロ (著)


こころのモヤモヤを解き放つ 魔法の質問
こころのモヤモヤを解き放つ 魔法の質問
マツダ ミヒロ (著)

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最近、日中の寒暖の差が激しくて体調を崩していましたが、せっかくの機会なので、少し放り出してあった英語多読を再開してみようと思った。

今回は
[ssspack:SSS-2A] Beginner Set A
SSS-2Bセットのご案内
でまとめ買いした。40冊ほど。

全部読めば、今回分で25万語。累計35万語程度になるはず。

しかし、こういうところでまとめ買いすると、レベルを考慮して選ぶ手間は省けますし、評判が良いものをセレクトしてくれてるし、いい事づくめですね。

と、考えたけど。
予想以上に、私には合わず。

・そばかすで悩む女子高生。友人は容姿端麗でモテモテ。そんな時にちょっと気になる感じの男の子が転校してきます。
・アルプスの山で暮らす女の子。フランクフルトで暮らすことになったため山を離れることに。
・粉屋の娘が、敵対する商売敵の息子と恋に落ちてしまいます。
・突然の事故で母を失ったかわいそうな女の子。がちょうの世話をすることで徐々に心を開いていきます。

正直、日本語だったら絶対読まない。
話自体は多分読む人が読めば面白いと思うのですが、私の年齢でこういう話はちょっとキツイ。
もちろん、こういうテーマの本だけでなく、古典や歴史ものなど大人が楽しめるものもありますが、それもやはり語彙の制限やページ数の少なさなどもあり、物足りない感じは、いなめず。

しかし、読み進めるうちに、逆にそれがモチベーションとなったり…

「英語が苦手だとこんな子供向けの話を読むハメになる!」
「こういう本はさっさと読んでしまって、はやく100万語に達してしまおう」

などと、もはや英語力の向上というよりはとにかくノルマを達成したいという感じですね。

そんなこんなですが、とりあえず現在までに35万語達成で、目標とする100万語の3分の1位までは到達しました。

気になる効果ですが、以前読んだペーパーバックを読んでみたところ、以前は30分~1時間くらいで疲れたり、飽きが来ていたところが、今は1時間半~2時間くらいは連続で読めるようになった感じです。

英語力が向上したかどうかはわかりませんが、とりあえず「根性」はツイたようです。

●ブログ内関連記事
英語多読にかかる費用について:[俺100]
【多読】快読100万語!ペーパーバックへの道:[俺100]


多聴多読マガジン 2007年 07月号 [雑誌]
多聴多読マガジン 2007年 07月号 [雑誌]
多読用の本の特集だったのでタイムリー。
面白そうな本を探してみます。

快読100万語!ペーパーバックへの道
快読100万語!ペーパーバックへの道
英語多読のバイブル。

ポイントは
1・辞書をひかない
2・わからない語はとばす
3・むずかしかったらすぐ投げ出して次の本に移る
です。


いっぱい読めばしっかり身につく 今日から読みます 英語100万語!
いっぱい読めばしっかり身につく 今日から読みます 英語100万語!
方法論とブックガイド。
私は、めんどくさがりやなのでまとめて注文しました。

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パリス・ヒルトン、聖書と自己啓発の本で準備万端? - シネマトゥデイ | 映画の情報を毎日更新

パリス・ヒルトンが6月5日からの刑期の準備に買い物をしているらしい。ヒルトンは本屋で、聖書とベストセラーの自己啓発本「The Secret」を購入。パパラッチに囲まれているときも手にしているところが目撃されており、今後はこの本のセールスが伸びることが予想される。

たまに、米国のamazon.comのベストセラーランキングAmazon.com Bestsellersを見ると、いつも上位に入っていましたが、かなりの人気みたいですね。


。「The Secret」はロンダ・バイルン著の本で、悪いことを考えないようにすることにより、自分の運命をコントロールする方法を説いているという。

内容的には、「原因」と「結果」の法則などと近い感じで、「考えている事が現実になる」「潜在意識を通じて似たもの同士が繋がる」といった感じの内容みたいですね。

でも、このThe Secretの特徴は、なんといっても本よりもそのDVDじゃないかなぁ。
某所で見ましたが、かなり凝った造りです。お金かかってる感じです
毎日見ても飽きない感じです。

The Secret
The Secret
Rhonda Byrne 洋書 ハードカバー

The Secret
The Secret
Audio CD版 Unabridged版


本とCDは日本のAmazonでも購入できますが、DVDは残念ながら購入できないみたいです。

もっとも、これだけヒットすれば日本語版もじきに出るでしょうから(確証なし)それを待ってからの方がいいかもしれませんね。

(あまりよろしくないのかも知れませんが、動画の一部に日本語字幕をつけたものがあるようですのでリンクを張っておきますね。音が出ますので注意)



2分半位のオープニング?の動画



前半20分くらいの動画

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