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2009年3月アーカイブ

成功本50冊「勝ち抜け」案内』や『成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内』などのヒットで知られる水野俊哉さんによる法則集。

本書には、ビジネスや人間関係、スキルアップなどに役立つ法則が150超も載っています。その量や網羅性に圧倒されます。
目次


1 職場の法則
・上司と部下に関する法則
・評価と出世に関する法則
・人や部下を動かす法則
・意思の疎通に関する法則
・会議で勝つ法則

2 仕事の法則
・やる気に関する法則
・限られた時間を有効活用する法則
・集中力を高めてミスを防ぐ法則
・プランニングや目標達成に関する法則
・斬新なアイデアを生み出す法則
・判断に関する法則

3 ビジネスの法則
・市場の動向を読み取る法則
・顧客の信頼を勝ち取る法則
・売れる営業マンになるための法則
・相手の無理難題をうまく処理する法則

4 勉強の法則
記憶に関する法則
・能力を最大限に引き出す法則
・情報収集・整理に関する法則

5 心の法則
・集団の心理に関する法則
・自己評価に関する法則
・幸福感に関する法則
・思い込みに関する法則
・怒りに関する法則
・約束に関する法則

6 成功本の成功法則
・成功本、自己啓発本に関する法則
・お金に関する法則

このブログを読んでる方は、法則名を見ると知っているものも多いと思いますが、(たとえば、ピグマリオン効果、米良日案の法則とかね))、逆にこの目次の項目から適用できる法則を見つけ出すのは案外難しいのではないかと思います。

たとえば、『会議で勝つ法則』や『相手の無理難題をうまく処理する法則』などと言われても、私もとっさには出てきません。
『ツキの法則』とかなら、すぐにたくさん思いつくけどね。自分の弱点や興味を発見することにも役立つかも。

この本は、このように分野ごとにまとまっているので、単純に、あいうえお順とかアルファベット順に、また順不同で法則を集めただけの本などと比較するとお役立ち度がぐっとアップしていますね。

最終章の、『成功本の成功法則』の成功本・金融本に関する部分は、『成功本50冊「勝ち抜け」案内』や『成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内』などでも、評判が高かった水野さんによる、成功本などの共通法則やエッセンスが詰まっています。こちらも要チェック。


あと、私のこのブログが、「ビジネス書などに取り上げられる大御所ブログ」として紹介されています。ありがとうございます。
ブロガーマトリックスという、「趣味・実益、面白・情報」という切り口でまとめた表もありますが、そちらは本書よりも
2008年 ブロガーマトリックス - 水野俊哉の日記
で確認した方が見やすいかも。

あと、水野さんから上記のページでブログの解説もしていただきました。ありがとうございます。


・ブログタイトル:俺と100冊の成功本
・URL http://blog.zikokeihatu.com/
ひとことで言うと :書評ブログ界が誇る北の面白系横綱
評価(5つ星が最高点)項目  評価  寸評
メジャー度  ★★★★★  アルファブロガーでもある
キャラ立ち度  ★★★★★  青森県在住だが全国区
分析力  ★★★★ 分析というかたとえが上手いのでは
面白度  ★★★★★   書評と言うよりコラムかも
総合   ★★★★★  趣味系だけどメジャー度も高い
著者プロフィール  聖幸:

もともとは成功本を100冊読んで本当に成功できるかを検証するページだった模様。その過程で人気に火が着き、アルファブロガーに。「ツイてる」が口ぐせ。ビジネス書への掲載も多数。

過分な評価、恐縮です。ツイてます!

面白度  ★★★★★   書評と言うよりコラムかも

そうでうすねー。書評とか、書けないしあまり書く気もないですね。
書いたことが結果として、書評になることもあるのかもしれませんが、「評」する気はあまりないです。第一人者が書いたものを評するなどおこがましいし、その任に自分がふさわしいとも思えません。なので、自分の中の変化や、本を読んでの効果などを基本的には書くようにしています。
でも、そうじゃないことも多々あります。まあ、その辺、その日降臨してきたブログの神の気分次第だったりします。

それと、水野さんも引用していますが、デールカーネギーは『人を動かす』で

「死ぬまで他人に恨まれたい場合は、人を辛らつに批評してさえおればよろしい。その批評が当たっていればいるほど、効果はてきめんだ」

と、書いています。

ブログを書くことには、ある程度のエネルギーや時間が必要ですが、そんな手間暇をかけて「死ぬほど恨まれたい」とは、思わない。辛辣な批評を書く暇があったら、紹介したい本が山ほどありますしね。

本が山ほどと言えば、本書の巻末にはこの法則集の参考文献がたくさんのっています。そこに載っている本には外れはありませんので、ブックガイドとしても活用できるのではないかと思います。私も、何冊も未読があったので、早速何冊か注文しました。

これだけのボリューム(270p)で、1200円(税抜)は格安だと思います。それには、単純にびっくりしました。

知っているようで知らない 法則のトリセツ
知っているようで知らない 法則のトリセツ水野 俊哉 (著)

巷にはさまざまな成功法則や戦略書がある。
いったいどの法則が実際に使えるのか、そしてどのような場面でどんな法則を使うべきなのか、迷ってしまうことも多い。そこで本書ではどれが有効なのか、ケース別、TPO別に解説する。ナポレオンヒルから行動経済学までを完全網羅!

さて、週末、水野さんの
・ベストセラービジネス書の書き方セミナー@プロモーション編
・「法則のトリセツ」大増刷記念パーティー
に、密航してきました(セミナーの場所が聖地後楽園ホールに近い場所なのであえて密航と書く)。

セミナーは、オトバンクの上田社長による書籍のプロモーションに関する基調講演、その後水野さんによる『法則のトリセツ』などを題材としたプロモーションに関する講義がありました。どちらも、現在進行中の生きた題材による事例なので、わかりやすかったですね。生々しい数字が随所に出てきたのでドキドキしました。

パーティーも、水野さんの人徳で多くの方が集まり、盛り上がりました。特徴としては、イケメン率が高かったことでしょうか、水野さん始め出席者がイケメン揃い。女性の方々が各所で「山田真哉さん、本物はさらにさわやかだよねー。内藤忍さん、めがねがりりしいよねー」などと、盛り上がっていました。


色々、凄い方がいらっしゃいましたが、個人的に凄いなと思ったのが
引き寄せの法則に詳しい西田さん
「引き寄せの法則」のすごさを思い知るの巻 - 願いの扉☆いいことパラダイスの人生を送る方法 - 楽天ブログ(Blog)

そうそう、私、『夢をかなえるゾウ』の水野敬也さんの
セミナー&パーティーかと思って申し込んだら、
『「法則」のトリセツ』を書かれた水野俊哉さんの
セミナー&パーティーだったのでした(^^♪

水野晴郎のセミナー・パーティーだったらどうするんだ!?とも思いましたが、結果的には、会いたい人に会えてハッピーだったようです。恐るべし引き寄せの法則。
うっかりする力も結構重要ですね。

あと、週末の夜の六本木でボクサーのように軽快なフットワークで人混みを駆け抜け駅に向かう小飼弾さんを見ました。ツイてます!

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「脳にいいこと」だけをやりなさい!が、まだまだ平積みになっている、茂木先生の新刊。

いろいろびっくりすることが書いてありました。
ある意味、この本の一番重要なところかもしれませんが、なんと!茂木先生のあの個性的なヘアは自分でカット!
そして、朝出かけるときは一切鏡を見ない!もちろん身だしなみはチェックします。鏡を見ないで身だしなみをチェックできるのかと思いますが、茂木先生はやるんです!

そんな、ある種極端な茂木先生が

女性たちは、毎朝鏡に向かって化粧をする。他社の視線を受け入れるかたちで自分を磨く。その事の深い意味が、近年の脳科学の研究の中から浮かび上がってきた。化粧は人間の社会性の象徴である。化粧をする人もしない人も、自分が一人では生きていけない存在であるという命題をもう一度噛みしめてみるべき時期が来ているのではないか。
男の僕にとっては、女性が自分の顔に日々飽きもせず向かい合い、化粧をするために数十分という時間を費やし、鏡に向かえることが不思議でしょうがない。同様に思っている男性は、世間に多いのではないだろうか?

こういう思いを秘めながら、化粧と脳、化粧と社会関係について論じます。

脳科学の観点から言うと、化粧をしてるときの脳の動きを調べたら、自分の素の顔を見てるときの反応とは違い、むしろ他人の顔を客観的に見てるとような動きをするようです。

女性は、毎朝、そして一日に何回も自分を客観的に見つめてるんですね。
なんとなく、自分の顔を何回もチェックする人は、ナルシストで自分本位の人かと思ってましたが、実際は逆なんですね。

そして、これも驚いたんですが、イスラム教に改宗した英国人の話。
イスラム教と言えば、皆さんご存じの通り、女性はベールで顔を隠しています。
端から見ると、非常に抑圧されていて、ある種個人の尊厳を無視した行為のように思ってしまうこともあります。
しかし、この改宗した女性の場合は、顔を隠したことで、むしろ外見で人を判断するということから自由になり、より個人の内面や実質で認識されるようになり、生き生きとすごせるようになったということです。
ちなみに、元々美人だったそうで、そういう方でも、外面で常に何かを判断されるということは大きなストレスになるんですね。
自分から改宗したのであれば、ある程度バイアスがかかってるのかもしれませんが、それでも顔を隠した方が生き生きとすごせるというのは、ちょっと驚きでした。


私も、もう少し共感性というか社会性を高めたいと思っているのですが、身だしなみにあまり気をつかわないようじゃ、ダメだなと思った次第です。


最近、女装とか化粧とか新書で話題になること多いですよね。
たとえば『女装する女』 とか。
この本によれば、「勝間和代は女装」だそうです(笑

「女性が女装って…」読んでないと意味不明ですよね。でも、読めばなるほです。


化粧する脳 (集英社新書 486G)
化粧する脳 (集英社新書 486G)
茂木 健一郎 (著), 恩蔵 絢子=論文寄稿 (編集
他人はあなたをどう見ているのか?
見た目と中身をつなぐキラーパス、
社会的知性を生み出すチカラとは?
人は誰もが外見を装い、内面にも化粧をして生きている。化粧を通じた新しい知見から、人間の本質が見えてくる。

「脳にいいこと」だけをやりなさい!
「脳にいいこと」だけをやりなさい!

女装と日本人 (講談社現代新書)
女装と日本人 (講談社現代新書)三橋 順子 (著)

女装する女 (新潮新書)
女装する女 (新潮新書)湯山 玲子 (著)

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ダムで有名が萩原さんが車両基地の写真集を発刊!
@nifty:デイリーポータルZ:車両基地のここがすごい

 昨年「車両基地めぐり」という記事を書いたのですが、なんとその企画が本になることになりました。それで、その後もたくさんの基地をめぐり、1年前よりは基地鑑賞スキルがついたので、僕が行った中からいろいろな基地を紹介しつつ、車両基地の魅力を語りたいと思います。

おぉー。車両基地の写真集発売だー。
テクノスケープ好きとしては気になります。
車両基地
車両基地

産経新聞のニュースにも掲載されてました。
ワクワク車両基地 萩原雅紀さん、テクノスケープ系写真集 - MSN産経ニュース

 “工場萌え”に端を発したテクノスケープ系写真集に、新作が登場する。27日にメディアファクトリーから出版されるのは「車両基地」。撮影した萩原雅紀さん(34)は「フェンスの向こうにある非日常のすてきな世界を、多くの読者に楽しんでもらいたい。将来は撮影会も開きたい」と話している。


萩原雅紀さんは、ダムの人ですでに有名ですね。
ダム
ダム萩原雅紀 (著)

史上初!ダム写真集!!
全国2500以上のダムから厳選した36ダムの魅力を大放流!!
「ふたつと同じものがない」ダムの魅力に取り憑かれ、ダムめぐりを続ける萩原雅紀氏による、史上初のダム写真集。
ダムの魅力である、とにかく巨大、放流の迫力、自然の中に突如出現する非日常感をテーマに、萩原氏が厳選した「好きなダム」を写真+ダムへの愛情溢れる解説コメントで紹介します。
手に取りやすいミニ写真集サイズ(170mm×190mm)
これまで著者が撮影した250以上のダムから厳選された36ダムは、ひとつひとつに特色や魅力のポイントがあり、それに応じた写真と解説コメントになります。
ダム基礎知識(ダムとは?/ダムの見方/ダムの種類)やダムめぐりの仕方(ダムめぐりとは?/ダムめぐりの魅力/ダムの見つけ方)、ダム用語辞典も収録。


ダム2(ダムダム)
ダム2(ダムダム)萩原雅紀 (著)

大好評の土木エンタテインメント写真集、『ダム』第2弾。『ダム』発売後もライフワークとしてダムめぐりを続ける萩原雅紀氏が、今回は西日本のダムを撮影。表紙にもなっている5連のアーチダムや露天風呂つきのダムをはじめ、個性豊かで曲者ぞろいな西のダムを、約50基収録しています。巻末には「エリア別ダムガイド」と「ダムカード全リスト」つき。

ザ・ダム [DVD]
ザ・ダム [DVD]
着実にコアファンを獲得しつつある“ダム”ブームを後押しすべく、“ダム”を愛するふたりの男が創り上げた世界初“ダム観光”DVD。古代の遺跡を思わせる巨大“ダム建築”の紹介、矢木沢ダムにおける圧倒的な水量の大放水映像などで贈る驚愕の90分間。

最初Amazonで「ザ・ダム 放流 [DVD]
ザ・ダム 放流 [DVD]
ザ・ダム 放流 [DVD]

を発見したときには「こんなの買う人いるのか?」と思ったけど、意外に人気があるみたいですね。

私は
超SF的 社会科見学 DVD BOX
超SF的 社会科見学 DVD BOX

○全編新規撮影・NHKエンタープライズ制作オリジナルDVD
社会科見学でも人気の高い工場や施設に加え、普段、社会科見学を受け付けていない場所など2巻で全14カ所を撮りおろしました!
○東京電力 神流川発電所/揚水式発電所
○東京電力 都内地下式変電所/変電所
○国土交通省 日比谷共同溝/ライフライン
○理化学研究所 仁科加速器研究センター/加速器
○首都高速中央環状新宿線 大橋ジャンクション/高速道路
○海上技術安全研究所/船舶海洋の研究
○国土交通省 首都圏外郭放水路/洪水防止施設
○JFEスチール 西日本製鉄所(福山地区)/製鉄所
○ANA 空港・機体メンテナンスセンター/空港・飛行機整備場
○日立建機 土浦工場/建設機械
○キユーピー 五霞工場/食品工場
○メモリーテック つくば工場/光ディスク工場
○住友重機械マリンエンジニアリング 横須賀造船所/造船所
○出光興産 千葉製油所/製油所


の、製鉄所とか、キューピーのマヨネーズ工場を、疲れたと夜などにぼーっと見てるのが好きです。


話を車両基地に戻すとwikipediaに日本の車両基地一覧があります。
日本の車両基地一覧 - Wikipedia
早朝に待機してる列車とか見に行きたい。

あと、個人的に「酷道」とか「秘境駅」とかも好きだけど、興味のない人には全く興味ない話だろうな。
趣味が多様化してるというかマニアックというか、ロングテールというか、総花的なテレビや雑誌が厳しくなるのもわかるような気がしますね。


酷道をゆく 日本全国の「酷い国道」を走る!! (イカロス・ムック)
酷道をゆく 日本全国の「酷い国道」を走る!! (イカロス・ムック)

酷道をゆく2 (イカロスMOOK)
酷道をゆく2 (イカロスMOOK)


酷道 東日本編 [DVD]
酷道 東日本編 [DVD]

酷道 西日本編 [DVD]
酷道 西日本編 [DVD]

秘境駅
秘境駅

秘境駅へ行こう! (小学館文庫)
秘境駅へ行こう! (小学館文庫)

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目次や各項目の見出しが面白いよね。
実は(と、言うほど珍しくないと思うが)、酒は浴びるように飲み、たばこも激しく吸って、コーヒーもがぶ飲みだし、野菜嫌いで肉食です。ついでに言えば、伝統的な短命県に住んでいます。
そんな私ですが、目次や各項目の見出しの面白さや、その他諸々の仕掛けに惹かれ、引き込まれるように最後まで読んでしまった。

●引き込まれた理由その1 目次や各項目の見出しが面白い。


第1章 健康の経済学:健康で「年収アップ」を実現しよう! 
第2章 7つの健康習慣:健康になるには原則があった!
第3章 はじめての課長の健康教科書 :「目からウロコ」の健康学
第4章 「仕組み」健康術:結局「仕組み」を作った人が続いている
第5章 「脳を活かす」健康法:頭がよくなる健康法
第6章 「モテる」健康法:「婚活」時代のブルーオーシャン戦略
おわりに
   健康オタクより、ビジネスパーソンのあなたへの1通の手紙

このブログを読むようなビジネス書好きの方は、ピンと来るかと思いますが、ベストセラーとなったビジネス書のタイトルなどのパロディとなっています。
これにより、「次は、どんな本のパロディなんだろう?」とワクワクしながら、ページをめくりました。
そして、こういうのは、中途半端にやるとイタイというか、乗り切れない部分がありますが、この本の場合はかなり細かいところまで徹底しています。

名著『7つの習慣も』忠実なパロディとなっているので覚えやすい。

第1の習慣 主体性を発揮して健康を目指す
第2の習慣 目的を持って健康習慣を始める
第3の習慣 健康の重要事項を優先する
第4の習慣 Win-Winを考えて健康を目指す
第5の習慣 健康法を理解してから健康の女神に理解される
第6の習慣 健康法で相乗効果を発揮する
第7の習慣 健康のために刃を研ぐ

自己啓発・成功哲学の古典『思考は現実化する』の第15章の
・性衝動を成功に結びつける
・性衝動の神秘的な力
・性のエネルギーは浪費されている
などの項目も、どこかにないかと、目を皿のように探したが、残念ながら探せなかった。続編に期待だな。

●引き込まれた理由 その2 薬品名・グッズなどが具体的に紹介されている。
私は、普段健康情報を積極的に読むこともないし、売り場にも近づくことはありません。
なのでたとえば
「喫煙者はビタミンCを多く摂取しましょう」とだけ書かれいても
「ああ、そうですか」という感じです。

しかし、この本では

私が使用している家庭用トレッドミルは、フィットクルー 電動トレッドミルです。(通販で62790円で買いました)

我が家では、オークローンマーケティング社のパワージューサーを使用しています。通販でも購入できます。

どうしても、過食が止まらない場合には<マジンドール>(商品名:サノレックス/ノバルティスファーマー社)という薬があるのをご存じでしょうか。

また、アルコールへの依存がどうしても断ち切れない場合には<ジスルフィルム>(商品名:ノックビン/田辺三菱製薬株式会社)、という薬があります。

と、具体的な名前とともに紹介してるので、イメージがわきやすいし、詳しく調べたい場合に便利です。

あと、私は料理を全然したことがないので「オリーブ油」「グレープシード油」「キャノーラ油」「エゴマ油」などの容器の写真もうれしかった。これがなくて文字ばかりだと、全然どんなものかイメージできないけど、写真があったので「ああ家にもあったな」「スーパーで見たことがあるな」と、イメージがわきやすくなった。


●引き込まれた理由 その3 健康情報が多岐にわたっている
病気を治すとか、予防するという事以外に、今風な健康情報もたくさん載っています。
・よく眠れる方法
・老けない仕組み
・脳を活かす健康法
・歯を白くする方法
・白髪薄毛など頭髪の悩み
・ドライアイへの対処
・口臭・体臭・加齢臭
などなど

こういう、「病院に行くほどではないけど、日常少し気になること」の情報が載っているのがうれしいですね。
本当の病気なら、なにがなんでも病院に行くでしょうが、それほどではないって事もいろいろありますよね。

こういうことは、気にかけてる方も多いでしょうから、話の種としてもいいんじゃないでしょうか?


以上、引き込まれるように読んだ『3つの真実』でした。

勝間和代さんの『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』を読んで「俺(私)は、グッズから入るタイプなんだ!」と、思った方には超おすすめです。

あと、著者の川田先生のブログに
Dr川田浩志のアンチエイジングワールド・リポート
1965年生まれの川田先生のお写真があります。若いですねー。
顔自体がアンチエイジングの専門家の看板ですね。


HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術
HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術川田 浩志 (著)

健康維持も、仕事のうち。
新時代のビジネスパーソンのための、「超」健康法、
それが HEALTH HACKS!(ヘルスハックス!)。

自己責任時代の三大自己投資は、勉強、お金、そして健康だ!
ビジネス書をこよなく愛す、気鋭の熱血医師が同世代の
若きビジネスパーソンにおくる、バリューアップ・ストラテジー。
著者自身が実践する習慣化のための4つの武器と4つの「仕組み」とは?
日テレ系「おもいっきりイイ!!テレビ」(2008年10月28日放映)に
著者の川田浩志氏が出演、大反響!!!!


3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”
3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

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3月24日発売(火)の週刊誌SPA!の特集にビジネス書に関する物があるらしい
成功者が薦める[ビジネス教養本]48冊ガイド - WEB SPA!|今週のSPA!

成功者が薦める[ビジネス教養本]48冊ガイド

山本一郎、ぐっちー、小飼弾、押切もえetc.が推薦!
先行き不透明な時代を生き残るための必読書を一挙に紹介

【担当者からのコメント】
3月初め、麻生首相が書店に出向き、「君主論」で知られるマキャベリの関連本『マキアヴェッリ語録』(塩野七生著)や、『読まない力』(養老孟司著)、『2009年の日本はこうなる』(日下公人著)といったビジネス教養本を買いあさっていたことが報じられました。未曾有な不況で先行き不透明なご時世。かの首相でなくとも、何らかの指針を求めて、「自己啓発のために本を読まねば!」と思っている人も多いことでしょう。しかしいざ書店に行くと、そこには同種の本が溢れかえっており、一体どれを読んだらいいのか迷うのではないでしょうか。そこで、各界で確固たる実績を残してきた成功者たちに、今こそ読むべき本を独自の視点で選んでもらいました。さあ、この記事を片手に、書店に繰り出してみてはいかがですか?

粘着なので、調べてみたら、以下の方々などがコメントを寄せているみたいです。
・米のみならず各国の人々の気質を頭に入れておくべき
アルファーブロガー・金融マン・ぐっちーさん

・オバマの政策を知り「日経大予測」で経済を見通す
タリーズコーヒーインターナショナル会長・松田公太

・方程式が書かれた<開いた本>を選べ!
プログラマー・投資家・ブロガー・小飼弾

・生き残るための必読書紹介
イレギュラーアンドパートナーズ代表取締役・山本一郎

・経済危機を読み解く専門書と反KY的要素詰まった本
人材コンサルタント・城繁幸

・今の時代に必要な<ヘラヘラ力>のヒントになる
コラムニスト・石原壮一郎

・福岡氏の著作は全部読んだほうがいい!
コラムニスト・神足裕司

・厳しい経済事情の今だから、地に足のついた生き方を
永江朗・早稲田大学客員教授

・勝間さんの本から生きるためのヒントを沢山もらった
押切もえ

・絵本とスポーツの名著から逆境で真価を発揮するヒントを
早稲田大学ラグビー蹴球部監督・中竹竜二

単純ににSPA!買って読めばいい話なんですが、地方に住んでるので発売日から少し遅れて発売なんですよね。

こうやって、書いてると誰かが優しい人(マインドマップ的読書感想文のsmoothさんとか)が、感想などを書いてくれるんではないかと。
これも、一種の仕組みですかね。「情報が入らない!」と嘆くのではなく、積極的に情報をあさって、持ってる人に振る!

もちろん、発売されたら買うよ!読むよ!

それにしても、押切もえさんの「勝間さんの本から生きるためのヒントを沢山もらった」というコメントはアツいなあ。
ビジネス教養本ガイド/勝間さんの本から生きるためのヒントを沢山もらった | エキサイトニュース

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1月に新刊を2冊出した本田直之さんですが、さらに緊急提言の新刊です。
「人に歴史あり」そんな事を思った一冊。
ハワイと日本を股にかけ、趣味と仕事を優雅に楽しんでいるような印象を受ける本田直之さんですが、その本田さんが20代の頃から、どんな事を考え、どのようにそれを実行してきたかがわかる一冊です。
「レバレッジ」「面倒くさがり」「ものぐさ」などを自称している本田さんですから、それを真に受けてる方もいらっしゃるかもしれませんが、それも陰の努力があったからこそです。

今日は、印象に残ったところの引用と、それに関してコメントという感じで書いてみました。

●ビジネス書ベストセラーランキングから見えるもの
佐藤優さんやコンサルタントさんなどの情報のプロの本を読むと、「実は公開情報からだけで9割以上の情報が得られる」という話が出てきます。そういう意味を踏まえてp32からの「ビジネス書ベストセラーの変化が語ること」は、面白い。
ベストセラーランキングを見て「おぉー!こんなのが売れてるのか!乗り遅れないように読まねば」そして積ん読。な人と、本田さんのように、時代を映す鏡として分析し未来の予測をする方もいます。これは、ほんの一例ですが、情報があふれている現在、情報に踊らされる人と、それを利用する人との差はどんどん広がっていくでしょう。

●視野が広がる二地域居住

また、マルチ思考を身につけるために非常に有効なのが、都市と地方の両方に生活の拠点を持つ「二地域居住」「マルチハビテーション」というライフスタイルです。

二地域居住だと、もちろん経費はかかりますが、それを上回る視野や人脈の広がりが得られればOKですよね。
この辺は今月号のゲーテにもカラーページで詳しく特集しています。写真を見ると非常にうらやましい。
GOETHE (ゲーテ) 2009年 04月号 [雑誌]
GOETHE (ゲーテ) 2009年 04月号 [雑誌]
(もうすぐ、新しい号が出るかも…)

私も、リスク分散の意味もこめて、妻だけじゃなくて、他の地域に彼女でも作ろうかな。「二地域居住」ならぬ「二地域巨乳」というライフスタイルを目指します!でも、リスクは分散しないで拡大しそうな予感。やっぱり、やめとくか。

まあ、冗談は置いておいて、今の時代だと、「地方だから情報が入ってこない!」なんてことはそんなにないような気がします。

確かに、地方という枠組みで見れば、情報は入らないのかもしれない。でも、情報を受けるというのは個人的な問題だからね。収入や健康などと同じで、平均値をとって、どうこう言っても意味が無いでしょう。

●あなたを表すものはなにか?

時代は確実に「あなたの仕事はなんですか」「どこの会社で働いているのですか?」という質問だけで、その人のキャリアを理解できなくなる方向に向かっています

個人の姓名や会社はもはやその人を表しているものとは言えなくなってきてますよね。一言で「これ!」と言えるものがある方がわかりやすいですが、それ一本というのもまた不安定ですしね。仕事自体が一つのスキルで間に合うような事も少ないですし。

また、私もいろいろブログから派生した仕事をしていますが、関わっている人で僕の本名やどこに住んでるかとか、知らない人も多いんじゃないのかなー。

●スキルアップに余念のない俺は勝ち組!?

このスキルを磨くことが「今よりも豊かな暮らし」や「ビジネスのさらなる成功」「平均以上の成果」など、プラスアルファ、一方絵を目指すためのものたったのは過去の話です。今は「現状維持」のためにも、個人としての能力を蓄え、磨くことが必須の時代です。

スキルアップとかって相対的な問題でもありますからね。自分が目指す場所の人たちが、みんなスキルアップに励んでいたら、「普通」ですよね。「スキルアップに励む自分」に酔いしれないようにしたいものです。自戒をこめて。

あと、「勝ち組」「負け組」という価値観も、もはや古い!詳しくは本書にて。

●文句を言う人

文句を言う人は、どこにいても文句を言い「どこかに理想の会社があるかも」という幻想を抱いて、結局また同じ事を繰り返します。どんなによい会社にも必ず悪いところはあり、別の会社に移ればまた悪いところが目につくことは確実です。どこに行っても隣の芝生が青く見えるようでは望むキャリアを歩むことはまずないでしょう。

前にも述べたように100%理想の上司も会社もこの世に存在しません。文句を言う人はどこに行っても言うし、言わない人はどこに行っても言わない。不況でも業績のいい企業がいくらでもあるように、欠陥だらけの会社のシステムや問題だらけの上司のメンタリティの元でも成果を上げてハッピーな人はいくらでもいます。


人生が無限に長かったら、理想の会社を追い求めるのもいいですけど、残念ながら、そこまで人生は長くないですからねー。

どうしても、理想の会社に行きたい人は
理想科学工業株式会社 | RISO
もありますよ。

●パーソナルブランド作りの基本とは?

パーソナル・ブランドづくりの基本になるのは、なんと言ってもセルフ・メディアによる情報発信です。ブログ、ウェブサイト、メルマガなどの情報発信ツールは、個人サバイバル時代の基本です。そして、これらのセルフメディアによる情報発信をきっかけとして、雑誌などマスメディアでの紹介やコラム執筆などを働きかける、さらには出版というかたちでパブリックな場に出ていく。このようなステップを経ることで、しっかりとしたパーソナルブランドを構築することができます。

この文章を読んで「そんなうまいこと行くわけないだろうに」と、思う方と、早速ブログサービスなどに登録する方で、ネガティブ・ポジティブの性格判断ができそうです。ちなみに私はどっちかというと「そんなにうまいこといかないんじゃないの?」と、思うタイプかも… 反省せねば…

でも、このブログの右側のサイドバーに、このブログを紹介いただいた書籍の一部を紹介していますが、長くやっているとそれなりになんとかなるもんですよ。

とりあえず、軽い気持ちで3年くらいやってみてはいかがでしょうか?

●めんどうくさがり

 面倒くさがりで、無駄なことが嫌いな私は、効率をとことん追求するタイプです。そういった工夫を「レバレッジシリーズ」などの著作で紹介していますが、勘違いして欲しくないのは、すべてにおいて努力なくして成果を出せるわけではないのです。
 仕組み化できる部分は徹底して仕組み化しますが、パーソナルキャリアのように長期にわたってコツコツ蓄積しなければ、リターンが得られないものもあります。
 逆に言えば、考えたり、経験したり、努力を積み上げる余裕を生み出すために、効率化できる部分を追求しているのです。

ここ重要ですね。
ものぐさだから、とりあえず寝る。というのとは全然違います。

仕事や語学の勉強やスポーツには、量を経験した先に沸点を超える瞬間があります。あらゆるインプットを大量にこなしたときに、勘所や効率といったものが突然わかるポイントが訪れるのです。
スポーツは、私はあまりやらないですが、バーチャファイターやグランツーリスモなどのゲームを延々やっていると、あるとき、自分の脳とゲームのキャラが一体化して、無の状態で何も考えずにも、コントローラーが動いているときがありますね。 「これだ!」という瞬間はたしかにあります。

私も、ビジネス書を大量に読んでいますが、あるときから、「縦の比較」(時系列での比較)や「横の比較」(類書の比較)ができるようになってきました。無からなにかを生み出そうとしても難しいですし、大量のインプットしていても、なかなか成果が出ないと悶々としますが、沸点がくるのを待ちましょう。


最後に「本田式三毒追放」とでもいうべき禁句

1,「~が悪い」
2,「~だからできない」
3,「忙しい」

あるある。という感じですね。
私自身も、「忙しい」は無意識のうちに使ってるので気をつけよう。

「忙しい」とか、ある意味、便利なんですよね。おそらくは。
でも、「忙しい」も自己責任な部分も多分にありますね

●まとめのようなもの
努力は必要。ただ、その努力は時代を見極め、戦略的・効率的に行わなければならない。
逆に、無駄な努力をしているような余裕は現在の時代にはない。
失敗の情報も、成功の情報も現代にはあふれている、情報から何を学び何を実行するかは自分自身。

不確定要素の多い現在は、キャリアは自分で築くもの、本田直之的ライフスタイルにあこがれるなら必読。

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●本田式サバイバル・キャリア術
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の発売を記念して、ファイナンシャルアカデミーよりスペシャルプレゼントキャンペーンを実施します!

3月21日(土)昼12:00~22日(日)23:59までの間に、AMAZONにて 上記のいずれか1冊をご注文いただきました方に、

もれなく著者・本田直之とファイナンシャルアカデミー代表泉による『成功につながる「お金のキー・サクセス・ファクター」特別対談PDF』をプレゼントいたします。

10個のポイントをひとつずつ実行することで、
10年たったときに、必ず大きな違いがでてきます。

貴重な特別対談PDFファイルとなっております。どうぞお見逃し無く!

詳しくはリンク先を確認してみてくださいねー。

もう一つお知らせ

紀伊國屋書店-イベント情報-
第54回 紀伊國屋サザンセミナー 本田直之 『本田式サバイバル・キャリア術』刊行記念講演会

■日時 4月3日(金) 19:00開演(18:30開場)
■出演 本田直之
■会場 新宿・紀伊國屋サザンシアター(紀伊國屋書店 新宿南店7階)
■料金 1,000円(全席指定、税込)
■チケット前売所 3月9日(月)より
キノチケットカウンター(新宿本店5階/受付時間10:00~18:30)
紀伊國屋サザンシアター(新宿南店7階/受付時間10:00~18:30)
■電話予約・お問合せ 紀伊國屋サザンシアター(TEL 03-5361-3321、10:00~18:30)
■共催 幻冬舎・紀伊國屋書店
■サイン会開催決定!
当日、会場ロビーにて、『本田式サバイバル・キャリア術』(幻冬舎、3月17日発売予定)をお買い上げの先着150名様に、整理券を配布いたします。

こういうの見ると、「やっぱ東京はいいねー」と思ってしまいます。
そこで「二地域巨乳」か! 違った「二地域居住」だったorz


本田式サバイバル・キャリア術
本田式サバイバル・キャリア術本田直之 (著)
プロローグ――一〇〇年に一度の危機を人生最大のチャンスに変える

第1章 個人サバイバルの時代へ――大きなうねりに目を向ける
リーマン・ショックの予兆は九〇年代にあった
ますます短くなる「会社の寿命」
給与は下がり続けて当たり前
転職マーケットも熾烈なサバイバル
無名の個人にこそチャンスがある
「予期せぬ偶然」をチャンスに変えよう

第2章 決め手はサバイバビリティ――シングル思考からマルチ思考へ
キーワードは「サバイバビリティ」
まず土台をすべてリセットする
「シングル思考」から「マルチ思考」へ
「シングル・キャリア」から「マルチ・キャリア」へ
正規雇用も非正規雇用も関係ない
「雇われ型」から「スキル提供型」へ
時間感覚をリセット&リビルドする
リスクをとらなければ現状維持すら不可能

第3章 会社で働き、キャリアを磨く――コーポレート・キャリアの法則
まずはコーポレート・キャリア中心の一〇年を
法則1 市場価値・期待価値に惑わされない
法則2 お金を払ってでも働きたい会社で働く
法則3 エージェント五社以上に登録する
法則4 勝ち馬に乗る
法則5 会社の看板にレバレッジをかける
法則6 社内人脈から社外人脈へ
法則7 社内ルールからサバイバル・ルールへ
法則8 社内研修からパーソナル研修へ
法則9 コーポレートブランドからパーソナルブランドへ
法則10 他人コントロールからセルフコントロールへ

第4章 一生通用するキャリアを築く――パーソナル・キャリアの法則
パーソナル・キャリアとはどんなキャリアか
パーソナル・キャリアをつくる三つのステップ
パーソナル・キャリアづくりのタイムテーブル
法則1 起業をゴールにしてはいけない
法則2 「本業か副業か」の発想をやめる
法則3 ポジションではなくポータブル・スキルを究める
法則4 マルチ・インカム、マルチ人脈を確保する
法則5 キャリアをすり減らす転職をしてはいけない
法則6 うねりを見据えてキャリア・サーフィンする
法則7 最悪の事態をシミュレーションする

第5章 サバイバル・トレーニング――思考・行動・仕組みを鍛えなおす
実際の行動で試してみなければ意味がない
三つの思考停止ワードを禁句にする
「アウェー」に出て新しい世界に晒される
ストレスを利用してメンタル・タフネスを鍛える
ポジティブ・シンキングだけでは生き残れない
意思決定のスピードを上げる
「切羽詰まった状況」に自分を追い込む
本能を研ぎ澄まし、体を鍛えよ
アウターからインナーへ
ピアプレッシャーを利用する
「この先のうねり」を見抜く力

アロハ・マネジメント
アロハ・マネジメント

レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』
レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

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404 Blog Not Foundの小飼弾さんの新刊です。


すでに、弾さんのブログの関連記事などで、ご存じの方も多いかと思います。
404 Blog Not Found:「小飼弾の 「仕組み」進化論 」、本日発売+重版決定
404 Blog Not Found:紹介 - 「小飼弾の 「仕組み」進化論 」、3月19日発売です

弾さんはブログや著書などで、プログラムなどの本業のIT関係の事はもちろん、社会政策などにも舌鋒鋭く切り込む事も多いですが、本書はその多彩な知識と豊富な経験を元に、「仕組み」について注力して言及してあり、いい意味でまっとうなビジネス書となっています。

従来の、仕組みを回す仕事で労働時間のほとんどを費やしていては、環境の変化に対応できず、新しい仕組みを見つける時間を確保すべきである」という主張も、それが「新しい仕組みを見つける時間を80%は確保すべきである」となるとやや過激な印象も受けます。
しかし、それぐらいの気概や高い目標値がなくては、新しい仕組みを見つける事は難しいのかもしれません。また、「労働時間の80%」も、人間の脳は寝ている間でさえ完全に停止しているわけではなく、活動しているようですので、「生きているかぎり24時間が労働時間」と考えればあながち無理ではないのかもしれません。


仕組み作りにおいては、徹底的に現状の問題点を洗い出したり、日々記録したり、考え抜く事が求められます。

本書で出てくるプログラマの三大美徳「怠慢」「短気」「傲慢」も、「キーボードやモニタを見たら吐き気がする」という感じでは話にならないでしょう。

仕組み作りは、怠惰や効率を目指すだけでなく、より本質を目指すという行為なのかもしれません。

あと、仕事のやり方というものは、各業界において色々違うと思いますが、そういう意味においてもこの本は興味深いと思います。非エンジニア系の人は是非。

たとえば、本書でも言及されている「PERT(Program Evaluation and Review Technique)」や「ネットワーク図」
PERT(Program Evaluation and Review Technique) - @IT情報マネジメント用語事典
ネットワーク図 - @IT情報マネジメント用語事典
などは、他人と関わる仕事(どんな仕事でもそうか…)では、必須だと思います。

仕事以外でも、サイクルタイムを算出して、一工程をパックとして見積もるのは役に立ちますよ。多分、生活の中では、皆さん無意識にやっていると思いますが…


同じ時期に、勝間和代さんの『会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)』も読みましたが(感想は後で書く)、従来の年功序列という仕組みも、運用しつつ新しい仕組みも、模索してれば良かったのだろうと思いました。が、うまくいってるうちは、別に誰も考えないですよね。

しかし、社会全体の仕組みは一朝一夕に変える(変わる)事は、難しいでしょうが、個々人の仕事のやり方などは、社会全体の仕組みを変革する事に比較すると難しい事ではないでしょう。
また、そのような一人一人の意識の変化が、やがて社会を変える事にもなるのかもしれません。


小飼弾の 「仕組み」進化論
小飼弾の 「仕組み」進化論小飼 弾 (著)
出版社: 日本実業出版社 (2009/3/19)

◎「仕組み」づくりで本当に考えるべきこと
ビジネスモデル、業務フロー、システム化など、すべての仕事は様々な「仕組み」からできています。しかし、環境が激変していく今後も、従来通りの仕組みを回し続けていて生き残れるのでしょうか――。 No.1アルファブロガーであり、カリスマプログラマーである著者が、エンジニアの視点から、変化に負けずに生き残っていくための“仕組みづくり”と“働き方”を提言します。

◎目次
Part0 仕組み作りが仕事になる
Part1 仕組みの仕組み 仕組みを作る前に知っておきたいこと
Part2 仕組みを作り直す 目の前の仕事を20%の力でこなす仕組み
Part3 仕組みを使う 仕組みのコストとテストを考える
Part4 仕組みを合わせる チームで仕組み合うために
Part5 仕組みと生物 「新しい仕組み」を作るヒント
Part6 仕組みの未来
あとがき 本書ができあがるまでの仕組み

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書) (光文社新書)
会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書) (光文社新書)勝間和代(著)

リスクが高まる現代、個々人は、企業は、国は、これから何を考えなければならないのか。
時代のキーパーソンが語る、将来に向けた新しい意識を得るための、具体的提案の書。

◎ 目 次
プロローグ    リスク・リテラシーと終身雇用制
第  1  章  会社に人生を預けるな
第  2  章  リスク・リテラシーを磨く
第  3  章  「お上」に人生を預けるな
第  4  章  21世紀のパラダイムシフト
エピローグ    リスクを取る自由

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「良薬は口に苦し」そんな気持ちにさせる一冊でした。

まずは、冒頭のまえがきから、”仕事のできない人”像を少し長いけど引用。

上司から見た”仕事のできない人”像は、次のようなものです。
 学校はよいところを出ています。企画業務が好きでパワーポイントを巧みに使いこなします。マトリックスを使った分析法をいくつも知っています。
 それゆえにアウトプットを見るまで、自分も周囲も「その人は仕事ができる人だろう」と錯覚しています。
 しかし、仕事ができていないのです。
 まず、仕事の手順を理解していません。そのため、肝心なところを調べていなかったり、大きな見落としが発生したりします。ネットを使って情報は集めますが、現場に足を運んで集めた情報はありません。不備を指摘されると受け身になってしまい、言われたこと以外できなくなってしまいます。また、何がやりたいのかを訪ねても要領を得ず、目的と手段を履き違えもしょっちゅうです。
 このような人が、上司から見た”仕事ができない人”です。

うーむ。なかなか手厳しい。

しかし、そんな厳しい著者の酒井氏も、若手社員時代は、勘違い社員だったようで(失礼!)
不本意な配属で、転職することばかり考えていたり、態度が不遜だったり、そして、そんな調子なもんだから、さらに不本意な移動を強いられたりと、もう、さんざんです。

でも、そこから酒井氏は、目覚めます!
一段上の状況分析をして、見事「やりたい仕事」を勝ち取ります。

同じ人間でも「やりたい仕事が与えられない」と悩んで転職寸前の酒井さんと、「やりたい仕事をするために、状況を分析し能動的な行動を取った」酒井氏は同一人物とは思えません。

また、同じ状況でも、自分の考え方や行動を変えると、ここまで結果が違うのかと、驚かざるを得ません。

もんもんと悩んでいる人は、暇なのか。とさえ思えてきます。(でも、悩むときは悩むよね)

でもねー、「状況分析」とかも重要ですけど、この本にも書いてますが、それ以前の結構基本的な事が重要だったりするんですよね。
たとえば
・あいさつや素直さは重要。
・昼休みや飲み会など、仕事と直接関係なさそうな場所での過ごし方が、会社員人生に与える影響も重要。
とかね。


ただ、そういう自分も
・明るく元気な挨拶
・上司をランチに誘う
・大掃除などは率先して参加する
・宴会芸も本気で!
などは、苦手なんですよね。ごめんなさい。

会社では、会社という組織が優先されるので、個々人がやりたいことが思うがままにできるということは少なく、そのギャップに日々悶々と悩んでいる方も多いと思います。
自己啓発書などにありがちなフレーズですが、「状況を変えるには、相手を変えようと思わずに、まず自分を変えること」は、この会社と個人の関係にも成り立つと思います。
しかし、自分を変えようと思っても、どのように変えればいいかは、なかなかわからないものです。完全にわかっていたら、最初からそうするでしょうし。
自分を変えることの重要性と、その方法をこの本は示していると思います。


発売を記念してAmazonキャンペーンをやっています。
仕事ができる人、会社に必要な人 Amazonキャンペーン

■『伝説の朝礼 ~仕事のやる気がみなぎる52話~』とは

メールマガジン『伝説の朝礼 ~仕事のやる気がみなぎる52話~』とは、酒井先生が本書の読者に向けて書いた“朝礼”です。

この朝礼には、人間関係を円滑にする方法、目標設定の方法など、仕事ができて会社に必要な人になるための教訓が詰まっています。

しかも、ひとつひとつの話題が具体的なので、聞いた内容をすぐに行動に移すことができます。

また、「字がヘタだからこそ手紙を書くといい」など、一見、よくわからないテーマでも1分後には思わず納得してしまうオチがあり、楽しみながら読むことができます。

キャンペーン期間は

Amazon.co.jpで2009年3月16日6時~3月17日24時のキャンペーン期間中

です。
詳しくはリンク先で確認してみてくださいね。

4万人を指導してきた人のネタは興味がありますね。
俺も訓話する機会があったら、こっそり使ってみよう(笑


仕事ができる人、会社に必要な人
仕事ができる人、会社に必要な人酒井英之 (著)

4万人を指導してきたコンサルタントが知ってる、なぜか仕事がうまくいく人の習慣


不況期には、会社は今までのやり方を見直します。ダメで元々、何でもやってみよう! という機運になります。まさに若手社員が実体験を積むチャンスなのです。では、このチャンスを活かすにはどうすればいいのでしょうか?

「挨拶や掃除を馬鹿にするな」「上司は部下のここを見る」「自分の稼ぐ額を知れ」「“わかる”を“できる”に変える5ステップ」「トップが宴会で探す意外な人材とは?」などなど、著者の豊富な経験と事例をもとに述べていきます。この本を読むことで、明日からの仕事が劇的に変わるに違いありません。



序章 会社に必要な人が意識している5つのこと
第1章 あたりまえだけどなかなかできない仕事の作法
第2章 できる人に教えてもらう技術
第3章 「仕事ができる自分」を上手にアピールする
第4章 どんな問題も解決する思考プロセスを身につける
第5章 「できない」を「できる」に変える巻き込み力
終章 仕事ができる人、会社に必要な人の心の持ち方、鍛え方

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市場が沸騰とは、一時期のドバイの様な表現ですが、新書ブームもそうならない様に願いたいものです。

本屋を歩けば嫌でも目につく新書の山。点数は膨大で、内容もルポものや歴史本、経済本からタレント本まで、フィクション以外なら何でもあり、の状態だ。どれを読めばいいか迷う読者向けに「最強の新書はこれだ!」を売り文句にしたガイド本まで登場した。「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」とも言われるブームだが、出版不況の象徴という厳しい見方もある。

ブームなのか、出版不況の象徴なのかは、発行点数じゃなくて、新書トータルの実売部数や売上金額の経年変化を調べればわかりそうなものですが、結構そういうの調べるのは難しいのかな。


■新規参入 書店棚ぎっしり

 「いま最も読むべき46冊が決定」と銘打った『新書大賞2009』が10日、「中央公論」別冊として発売された。「新書に造詣(ぞうけい)の深い書店員と新書編集部計60人」による投票を実施。1500点以上の中から『ルポ 貧困大国アメリカ』(堤未果、岩波新書)が大賞に選ばれた。


 
中央公論の別冊は、これですね。
新書大賞〈2009〉
新書大賞〈2009〉


書店の現場も大変だ。大手書店のジュンク堂書店池袋本店の北山志歩さんは「新書コーナーで扱う主なレーベルは約50。毎月入荷する新刊は約150点で、新旧交えた毎日の補充点数は段ボール8箱分」というからすさまじい。当然、棚は飽和状態で「1点あたり3冊並べていた常備本を1冊に減らす」などして場所を確保している。

こういう状況だと、そうとう暇な人じゃないとじっくり本なんか選んでられなくて、適当にランキングから選ぶとか平積みから選ぶという事になりそうですね。
段ボール8箱分も入れ替えするなんて、発狂しそうだ。それも毎日。

あと、こうやって発行点数がどんどん増えても、リアル書店の棚というのは限られているわけで、売れない本は棚にも置かれなかったりとか、おかれてもすぐに消えたりとかになりますよね。
そして、行っても、欲しい本があるかどうかわからなかったり、探せない場合があると思う人は、ネット書店に流れそうですね。

 ただ、現在のブームには厳しい見方もある。東京・神奈川で書店を展開する「有隣堂」の松信裕社長は「新書や文庫が売れる時代はその分ハードカバーの単行本が売れない。商品単価が安くなるので、出版社も書店もトータルでは売り上げが下がる懸念がある」と心配する。

なるほど。消費者の立場からすれば単純に、「安価な選択肢が増えた!」と喜んでもいられない状況のようです。

でも、今の時代ハードカバーの本をじっくりと読む人を増やすというのも、なんだか難しそうだなー。
昔と比べると、娯楽も増えたし、仕事も単純じゃなくなったし。なんだか、疲れてるし。
まあ、しかし、どんな業界でも時代の流れというものはありますからね。

あと
ディスカヴァー社長室blog: 新書の歴史に「携書」が刻まれた日!? ●大竹にも

本日3/12付の朝日新聞朝刊27面文化面にて、「新書ブーム市場沸騰」という記事が掲載され、「主な新書の創刊の流れ」という図表の中に、「ディスカヴァー携書」も掲載されました!記事内での言及はありませんが、創刊から2年、紆余曲折を経て(!?)シリーズが認知されたということでしょうか!?

と、あるように

asahi.com(朝日新聞社):「何でもあり」の新書ブーム、市場沸騰 書店棚ぎっしり - 出版ニュース - BOOKには、「主な新書の創刊の流れ」の図表があります。

24レーベル掲載されていますが、そのうちの半分近くが2005年以降の創刊です。
新しい力が増えてますね。

これから新書ブームが百年続きますように!


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米国の自己啓発書(『7つの習慣』とか『人を動かす』とかね)を、読んでるとなんの前段もなく「エマーソンによれば~」なんて言葉が出てきますが、そのエマーソンの本。

内容は、タイトル通り「自己信頼」に関するものですが、160年前の本とはいえ、今と人間の悩みや行動はそんなに変わりがないものだなと。


たとえばp72から引用


 現代の若者は最初の計画が失敗に終わると、すっかり気落ちしてしまう。
 若い商人が失敗をおかすと、周囲の人間は彼の人生が終わったかのようにいう。
 たぐいまれな頭脳の持ち主でさえ、大学卒業から一年以内にボストンかニューヨーク、あるいはその周辺の企業に就職しなければ、友人も本人も彼が落胆するのは当然で、残りの人生を文句を言いながら過ごしたとしても無理はないと考える。

この辺の記述は、今の風潮と変わりがないですね。
しかも、チャレンジ精神に寛容な米国でさえこうですから、日本においてはますますその風潮は強いのではないでしょうか。

また、近年ブログ・メルマガ・SNSなどのITツールなどの発展により自分の意見というものを、発露しやすい状況になっています。
しかし、せっかくのそれらツールも付和雷同型の差し障りのない意見を言うためにつかうのは実にもったいない。

この本の冒頭でもエマーソンは言っています。p7より引用

心の中で確信している事があるなら、声に出して語るがよい。そうすればそれは普遍的な意味を持つようになるだろう

(自分の考えを主張せよと言いつつ、エマーソンの本を引用するのもナニですが、これはしょうがない。許してくれ。)

「確信している事を声に出して言うと、それは普遍的な意味を持つ」
これは、考えようによっては怖い。

「おれはツイてないんだーーーー!」と、確信している人が声に出して言うと恐ろしい事になりそうですね。

逆に、「俺はツイてる!」と声に出して言うといい事があるかもしれません。

ねたみは無知であり、人まねは自殺行為であること、良かれ悪しかれ自己は受け入れなければならない事、世界は広く、善きものであふれているが、自分に与えられた土地を耕さないかぎり、身を養ってくれる一粒のトウモロコシでさえ、自分のものにはならないこと ー 教育を受けているうちに私たちはこうした事を悟っていく

自分を信じると言っても、信じるに値するなにかがなくては、信じる事ができません。あなた自身の「自分に与えられた土地」と「耕す事」に相当するものはなんでしょうか。

「信じられる自分」を作るためにも、日頃から自己研鑽に励みたいものです。

昨今の派手なタイトルや装丁と比較すると、地味系で渋いお茶みたいな本ですが、すでに大御所の方々も記事を書いています。
わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「自分を信じろ、好きを貫け」と160年前に言った人
自己信頼[新訳] - 情報考学 Passion For The Future
『自己信頼[新訳]』ラルフ・ウォルドー・エマソン・著│「ビジネス・ブック・マラソン」バックナンバーズ

色々な人が書いてから、後出しじゃんけんみたいに書く。まあ、それも処世術。一種の自己信頼。
生き続けてこそ、自分を信頼できるのだ。


自己信頼[新訳]
自己信頼[新訳]
ラルフ・ウォルドー・エマソン (著), 伊東奈美子 (翻訳)

【160年以上読み継がれる「自己啓発の祖」の世界的名著!】
●19世紀を代表する思想家ラルフ・ウォルドー・エマソンの代表作が
待望の新訳で登場!!

●「真理は自分の内にあり、
付和雷同せず、常に自己をよりどころとして生きよ」
というエマソンの主張が凝縮された文章は、
ごく短いながら、古今東西の偉人たちに多大な影響を与えてきた。
著名な自己啓発書や成功哲学書でも、たびたび引用されている。

●自己信頼の「自己」とは、ただ好き放題に生きるエゴとは違う。
エマソンは、
謙虚な心で自分が本当に望むことをするなら、
人間はもっと自由に幸福になれる──という。

●ときにラジカルに、心のほとばしるままに綴られた言葉は、
時代を問わず、読む者の心を熱くする。
その主張は、古いどころか、
混迷を極める現代にこそ読まれるべき価値がある、
と思わずにはいられない「人生成功の極意」に満ちている。


●たまには、編集後記
「自分を信じる」とか「自分の信念貫き通す」と言えば、私は日本の80年代パンクを思い出します。
今日は、これらを聞きながら、本読んだり、記事書いたりしました。




そういえば、「どれくらいの速さで本読みますか?」とか「1日何冊本読みますか?」とか聞かれる事は多々ありますが、「どういう環境で読んでますか?」「どういう姿勢・体勢で読んでますか?」「どういう音楽聞きながら読んでますか?」と聞かれる事はあまりない。
他人の本の量よりも、そっちの方が重要というか、取り入れやすいと思うのですが…

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今年は、太宰治生誕百周年。
「生まれて墨ませんべい」なんてのも登場して盛り上がってるようです。
走れメロンパン、生れて墨ませんべい/太宰ファンが商品企画/Web東奥・ニュース20080924105713

青森市内の書店も、太宰治一色で盛り上がってるかと思いきや、(それはそれで盛り上がっていたけど)、先日行ったらやけに目についたのがこちら。

津軽百年食堂
津軽百年食堂

書店の中では、写真は撮影しなかったけど、市内のあちらこちらでこんなポスターを見かけました。
商業ビルの階段の踊り場で撮影

私が、青森市内の書店に行ったのは、発売日前でしたが、発売日以降はさらに盛り上がってるみたいですね。
【地元の書店の様子】
まるごと青森 : 津軽百年食堂 本日発売!
弘前感交劇場 : 弘前が舞台の小説「津軽百年食堂」発売!

【地元紙の記事】
小説「津軽百年食堂」発売へ 弘前舞台、温かい人間模様描く by 陸奥新報
津軽の大衆食堂舞台 小説刊行/Web東奥・ニュース20090225151329


そんなわけで、私もブームに乗って早速読んでみました。
青森県の津軽地方にある、架空の3代続いた食堂に関わる人々の話。
青森県の津軽地方にはこのように百年続く食堂がけっこうあるようで
【百年食堂物語inあおもり】(1)大鰐・山崎食堂 - MSN産経ニュース
【百年食堂物語inあおもり】(2)野辺地・松浦食堂 東北線とともに歩み - MSN産経ニュース
【百年食堂物語inあおもり】(3)黒石・すごう食堂「つゆ焼きそば」 - MSN産経ニュース
【百年食堂物語inあおもり】(4)弘前・三忠食堂 - MSN産経ニュース
などでも取り上げられているし、海原雄山も行ってる。
美味しんぼ 100 (100) (ビッグコミックス)
美味しんぼ 100 (100) (ビッグコミックス)

万物は流転する。何事もなかったのように昨日が終わり、今日が始まる。
同じ味を守るという事がどれだけ大変かという事は百年というスケールを考えると本当に大変なことだろうと思う。
しかし、当人たちは毎日のことを当たり前にしているだけなのだ。当たり前のことを当たり前するということが、いかに大事かという事を改めて痛感した。

まあ、そんなビジネス書書評風にまとめるというのは粋ではないですね。

同じ場面がそれぞれの登場人物の視点で描かれているので、非常に臨場感がありました。
小説読んでドキドキすることはそんなにないですが、かなりドキドキしましたね。
と言っても、そんなに大事件が起こる訳じゃないんですけどね。
むしろ、大事件よりも、いかにも日常起こりそうな事ばかりなので、逆に感情移入してしまいます。
弘前の桜祭りに行ったことがある人は、あのオートバイのサーカスとか見せ物小屋の並んだ風景をリアルに思い出しそう。
今年は、弘前の桜祭りに行ってみようかな。
ということで、たまにはローカルネタでした。

ちなみに、青森県には南部地方と津軽地方とありまして、今でも相互に複雑な感情を持つ人が少なくないようです
隔週間サトル-Vol.01「津軽と南部」-
津軽と南部 - Wikipedia

私は、南部人ですが素直にこの本はいいと思いましたね。本当に。

【ネタ満載】「仕掛力」村松美尚:マインドマップ的読書感想文を見てPOPPIN BOOKSを思い出したので、POPも勝手に作ってみた。

あと、すてきな表紙ですよね。
「誰なんだろう?」と、ずっと考えながら読んでしまった。そしてその驚愕の正体は、最後の最後にわかった。


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Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど
「いしたにまさきのブロガーウォッチング」のコーナーでインタビューを受けた記事が掲載されています。


スクリーンショット
第10回 企業・読者・自分を結び付ける「言葉」を作り出す/聖幸さんのブログ論 | Web担当者Forum

「いしたにまさきのブロガーウォッチング」

ブログ界のタモリこと「みたいもん!」のいしたにまさき氏がお届けする、企業のWeb担当者のためのブログ入門「ブロガーウォッチング」。第10回は、「俺と100冊の成功本」の聖幸さん。勝間本を流行前に取り上げ、Amazonで在庫切れにさせた伝説を持つ聖幸さんに、「成功するブログを作るヒント」や「著者も読者も自分も幸せになるコツ」などをうかがいました。究極のSEOは「自分だけの言葉を作る」こと!

たつをの ChangeLogのたつをさんからのご指名という事で、インタビュアーのいしたにまさきさんからskypeのテキストチャットで取材を受けました。ツイてます!

孤独や沈黙が好きな自分ですが、いしたにさんにおかげさまでいろいろ引き出していただきました。ありがとうございます!

あと、ブログ紹介の欄で、RSS登録数を確認してくれいて

RSS登録数 2475フィード(livedoor Reader調べ)

そういえば、ほかのRSSリーダーではどうなんだろうと、調べてみた。

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いしたにまさきのブロガーウォッチング | Web担当者Forum

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「頭の中をHDDにしない、脳をデータを詰め込むことに使うのではなく、考えることに使うべき」
100SHIKIIDEA*IDEAを運営する田口さんから聞いたのは、2005年7月の事だった。

ちょうど、そのセミナーのレポート記事を書いているときに、東京で大きな地震があったときだったのでよく覚えている。
LifeHacks EXPOで君と握手! - IDEA*IDEA ~ 百式管理人のライフハックブログ ~
[を] LifeHacks EXPO に行きました
Life Hacks EXPO行ってきた:[俺100]

その、2005年7月の時にも
Life Hacks EXPO行ってきた:[俺100]

そして、そこで話題に出たのが、
life hackの経典とも言われるGTD
Getting Things Doneの日本語版の
仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法
ちょっと読みにくいね。

という話です。

私も、たしかにちょっと読みにくいなと思います。


こんな事を書いたりしていますが、今回、改訳されて再デビューです。

本書のポイントは前書きで田口さんが

・頭の中の「気になること」を”すべて”頭の外に追い出そう
・それらすべての「気になること」について、求めるべき結果と次にとるべき行動を決めよう
・そうして決めた、とるべき行動を信頼できるシステムで管理し、定期的に見直そう

と簡潔にまとめています。

しかし、慣れないうちは「言うは易く行うは難し」かも。
なにせ、
・頭の中の「気になること」を”すべて”頭の外に追い出そう
だけでも、普通は丸二日かけてやるらしい。結構ハードですね。

しかし、それをもやもやとした状態のまま、頭の中にため込んでおくよりは、すべての気になることを書き出した方が、結局は能率的なんでしょうね。

「全部書き出せ!」と、言われてもなかなか思いつかない事もありますが、本書には思い出すきっかけとなるようなトリガーリストもありますので、参照しながらやるといいかも。

たとえば、
GTDに役立つトリガーリスト - ITmedia Biz.ID

仕事のこと

* 現在抱えているプロジェクトにはどんなものがありますか?
* 現在の仕事の目標は何ですか?
* 将来行うべきプロジェクトにはどのようなものがありますか?
* 机の上に何がありますか?
* 机の引き出しの中には何が入っていますか?
* 書類入れ、本棚、ロッカーやそのほか、あなたが管理している箇所にはどのようなものがありますか?
* 現在上司と約束(依頼)していることは何ですか? 約束(依頼)したいことは何ですか?
* 現在部下と約束(依頼)していることは何ですか? 約束(依頼)したいことは何ですか?
* 現在同僚と約束(依頼)していることは何ですか? 約束(依頼)したいことは何ですか?
* 現在取引先と約束(依頼)していることは何ですか? 約束(依頼)したいことは何ですか?
* 仕事の環境で変えたいことはありますか?
* 書かなくてはいけないメールがありますか?
* 処理しなくてはいけない書類がありますか?
* かけなくてはいけない電話がありますか?
* 行わなくてはいけない会議はありますか?
* 会議に関して行わなくてはいけない作業がありますか?
* 給与について心配事がありますか?
* キャリアプランについて心配事がありますか?
* 仕事上の直近のイベントにはどんなものがありますか?
* 習得したいスキルがありますか?
* 調査しなくてはいけないことがありますか?


こんな感じですね。
GTDとかするしないに、かかわらず、自分がやりたいこと、やるべき事を把握しておくのは重要ですよね。

本書のメソッドは、特別な道具も必要ないし、最初の導入時の思い切りさえあれば、あとはいい意味で惰性でできそうです。

ただ、やはりきっかけは必要でしょうから、年末年始とか年度末とか区切りのよい時期や、GWや夏休みなど時間の余裕のあるときに始めるのが良さそうですね。

そして、なにより本メソッドの特徴としては、ネット上に情報がたくさんあって、実践している人の情報も探しやすいことでしょうか。
(例
ITmedia Biz.ID:Getting Things Done(GTD)まとめ
Lifehacking.jp
一人じゃ続かないことも、他の人から刺激を受け続けると続くかも。継続できる仕組みは重要ですよね。

新年に、「今年こそは日記を!」とか「今年こそは、ストレスフリー!」などと気合いを入れたものの、挫折した方も、年度末ですから、再度チャレンジするいい機会ですね。

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はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術デビッド・アレン (著), 田口 元 (監修)

あらゆるものを「整理」、リラックスして仕事がこなせる、最速最強の「仕組み」を作る方法―それがGTD!世界で常識のメソッドをわかりやすく解説。

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
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いま話題の仕事術「GTD」を発案者自らがわかりやすく解説。
52のうまくいく考え方で、もやもやがスッキリ!

水色の「整理術」の方が基礎編で、この緑色っぽい「仕事術」の方が応用編です。


KING JIM ラベルライター テプラPro SR220
KING JIM ラベルライター テプラPro SR220
特別な道具は必要ないメソッドですが、ラベルライター(テプラ)は、合った方が便利。
6,000円ちょっとなので、家庭にあってもいいかも。ストレスが減ります。

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