[N]ネタフルのコグレさんが、「面白そうな予感!」と、読む前に書評記事?を書いていて、
・[N] 「視覚マーケティングのススメ」が面白そうな予感
「本物の書評記事が来たら、俺も後追いして、トラックバックしてウマー!」なんて考えていたら、全然その後の続報が無くて、
その割にネタフルではちゃっかり、上半期の売り上げベスト5に入っていて
・[N] 2008年上半期ネタフル経由のAmazon販売個数ベスト5
「これ書くのに30分もかかってないだろう!その割ににちゃっかりベスト5に入れやがって!」
なんて、ちょっぴりうらやましい気分になって、
【オススメ】「視覚マーケティングのススメ」はお役立ち!:マインドマップ的読書感想文
でも
かなり汎用性のあるお役立ちコンテンツなんで、「こりはご紹介せねば(汗)!」、と思った次第。著者・編集者さんにとってはもちろんのこと、自社のサイト・自分のブログをお持ちの方、さらには自分の私用名刺をお持ちの方まで必見です!
って、書かれてたので、再度「今度こそ!」と、思って、smoothさんの記事を読み進めたら
視覚マーケティングの本なのに、黒バックに、白文字でやたらと長文の記事で「これがお前のやり方か!」と、
小川直也に対する長州力みたいな気分になって、
smoothさんのところで紹介されていたシゴタノ! - 「なぜあの人はうまくいくのか?」の疑問に答える3冊を読んでみたら
デザイン一辺倒でも機能一辺倒でもない、両者が共存した状態を作り出すわけです。すなわち、機能に見合うデザイン、デザインに見合う機能。それゆえ、誰かのデザインだけを真似たり、機能だけを似せても、そこに両者の共存がなければ、競争力は生まれないでしょう。自分という人間が最大限に力を発揮するためには、どんな相手にどのような見せ方をすれば良いか。そんな疑問があるなら、本書はその解決のためのヒントになるはずです。
なんか、哲学者みたいな事が書いてあった。
シゴタノ!の中の人も「ヒントになるはずです」とか言わず、「解決します!」と書けないものか。
書きづらいんだろうなぁ。この本は歯切れのいいことはなかなか書きづらい。
というのは、「あなたがそれを語りますか?」と言われてしまうから。
超スタイリッシュでセンスの良いブログデザインの人が本書を絶賛するなら説得力もあるけどね。
(上で、紹介したブログは、私はデザインも内容もいいと思ってますよ!本当です!)
そういう意味で、この本はブログで紹介しづらいかも。
私も、「あなたがそれを語りますか?」と言われるのは怖いです。
404 Blog Not Foundの小飼さんも
404 Blog Not Found:もうワンランク上を! - 書評 - ワンランク上の問題解決の技術
なぜなら、本書に関して、私は聖幸さんほど適切な書評は書けないからだ。聖幸さんが私のようにオライリー本の書評を書けないのと同じで。
404 Blog Not Found:ブロガーの支持を集めて10万部! 成功者から秘訣を学ぼう
有力ブロガーに献本というのは、すでにイノベーターを通り越してアーリアダプターの領域に入っています。ですが、各ブロガーにも得手、不得手があります。例えば俺と100冊の成功本に「これならわかるネットワーク」を献本しても、聖幸さんも困ってしまうかも知れません。
と、言ってます。
このように、やはり分野の得手不得手があり、そして、基本的には、「語るべき人がそれを語る」というのがやはり大事だと思います。私ももちろんそう思います。
しかし、80点の人が90点、100点になるのも、もちろん大事ですが、20点の人が80点になるのも素晴らしいことではないかと思います。
で、そんな非常に長い前置きを書きましたが、
なぜに、こんな長い前置きを書いたかというと、
きちんとした「トンマナ(トーン&マナー)」もできてないのに、自分のブログを公開したことを恥じ入ったからです。
自分のブログにおいては
「フォントは相手の環境によるからしょうがないよね」
「スタイルシートとか専門家でも苦労してるくらいだから、俺レベルならこの程度でも許されるよね」
「マイナーなブラウザで閲覧してるのは、読み手の方が問題だよね」
などと、相手の問題にして勝手に逃げていた部分も多いと思いました。正直、スマンかった。
しかし!そんな事は許されない!
自分が閲覧者の立場で振り返ってみても、デザインがイマイチなので、当然内容もイマイチだろう!と、思ったことは一度や二度ではない。
パソコンの部品屋などに対しては「これだけ、デザインがイマイチだから、きっと価格はその分勉強していただけるんでしょうね」
などと、完全に主客転倒した価値判断を施すほどである。
(価格が高くて売れないから儲からなくて、デザイナーに頼めないというケースもあるだろうに)
主客転倒と言えば、本書にも書かれている飲食店の事例が興味深い。
「一流店が、素材や味以外の部分にお金をかけることができる事ができるのはなぜか?」
「儲かっているから、そういうことができるのか?」
「そういうことをプランニングしたから、儲かったか?」
答えは言わずもがなですが、
素人が勝手に判断すると危険と言うことは本書を読んで良く分かりました。
そして、デザイナー・クリエイターの方というのは、その業界を志す段階で、素養があって当たり前。
その中で、現実のビジネスの中で実績を出すのがプロ、というのが良く分かりました。
あと、
良いデザイナーになるには、食べるものと着るものに気をつかえ
という言葉は非常に重い。
昨今の経済状況では真っ先に切り捨てられそうな部分だ。
個人的に、ブロガーでデザインとワークライフバランスが非常にいいと思うのが
「魔法の質問」のマツダミヒロさんですね。
・1日1分「魔法の質問」、魔法の質問の言葉で質問力アップ、コーチングにも使えるメルマガblogブログ
素朴な感じですが、シンプルな魅力があります。
しかし、こういうのは、好感度を意識しすぎてるのかなとも思います。
・マツダミヒロの日々の記録ブログ「ミヒログ」: 家族の風景
「写真は真実を語る」といいますが…
それと、やはりデザイン感覚を磨くには普段からクオリティの高い作品を見ることが大事と思いました。
この本に書いていた
本書の中で紹介されていた写真サイトも時々チェックしてみよう。
・ストックフォト(写真素材)映像素材の検索/報道・出版用写真素材のゲッティ イメージズ
・ストックフォト・写真素材のアマナイメージズ | amanaimages
は、ブクマしました。
そして、私は個人的なイメージとしては、自分のブログを寺山修司とlunaseaを足して2で割った風にしたい。
こんな感じの世界観のブログデザインにして、アクセスする度に着物着た少女が小石を一個積み上げるアクセスカウンターをつけたいな。
あまりビジネス書の関係のブログっぽくないかな。
デザインがその人の世界観を良く表しているブログといったら甲田社長かな。
●ヒルズの虎/甲田 英司 - livedoor Blog(ブログ)
やるならこれくらい徹底してやるべきだろうか。
普段、ブログデザインはもちろんのこと、プライベートの服装もほとんど気を使わない私ですが、本書を読み、恐ろしくなりました。
自分が知らず知らずに見た目でいろいろなことを判断しているのに、自分の事にはとんと無頓着なことに気がつきました。
そんな事を強烈に痛感させられる本でした。
視覚マーケティングのススメウジ トモコ (著)
デザインを知らないともったいない!
デザインはデザイナーや大企業だけのものではありません。
マーケティング力とブランド力アップを実現する、
素人でもデザイン力が身につく本
まえがき
第一部 少ない投資で大きく儲けるデザイン戦略
PART1 デザインで「商品・サービス」力を上げる
PART2 デザインで「価格」を上げる
PART3 デザインで「売上」を上げる
PART4 デザインで「顧客満足度」を上げる
PART5 デザインで「広告・宣伝」効果を上げる
PART6 デザインで「マネジメント」を変える
第2部 デザイン・センスを磨く5つのポイント
Point1 文字・・・デザインの「人格」は9割「文字組」で決まる
Point2 レイアウト・・・機能を理解して、感覚的効果まで狙う
Point3 配色・・・可能性とモチベーションの切り札
Point4 トーン&マナー・・・知られざる"プロフェッショナル"の世界
Point5 コピー・・・最強のパートナー
●本書には関係ありませんが…
地震で多くの方にご心配をおかけしました。
現在では、平常通りの生活に戻っています。
しかし、それ以外でも、なぜか色々な事が集中しておきてしまい、ブログを少し休んでました。
これからは私にとっての通常ペースでブログが更新できると思います。
お見舞いのメッセージ等ありがとうございました。