今朝から、こんな本を読んでいます。
チャンス発見のデータ分析―モデル化+可視化+コミュニケーション→シナリオ創発
出版社: 東京電機大学出版局 (2006/10)
価格: ¥ 3,780 (税込)
大澤 幸生 (著)
データマイニングとヒューマンコミュニケーションを通じてデータに含まれていない情報を補い、ビジネスに役立つシナリオを描き意思決定を支援する、情報技術の理論と研究を解説する。
元々、「ツキ」や「運」といったものには興味があるのですが、
いきなり東京電機大学出版局の4,000円近くもする本は買わないだろうし、
市中の書店でこの本が置いてある売り場にはいかないだろうし、
オンライン書店の「この本を買った人は、この本も買っています」機能でも出てこないだろう。
なので、今日はこの本を買うことになった経緯や私の普段の本の買い方などもからめて書いてみようかと思います。
発端はこの記事でした。
日々の生活から起きていることを観察しよう!! by ムギ: ジップの法則-ポジティブ・フィードバックを考える
今回は、ジップの法則から、ポジティブ・フィードバックについて、考えたいと思います。
ジップの法則とは、サイズがk 番目に大きい要素が全体に占める割合が 1 / k に比例するという経験則であり、パレート分布の一種です。「ジフ分布」とか、「ジフ構造」といわれることもあります。
このジップの法則は、
-単語の使用頻度、全体あるいは本などのセグメント別
-ウェブページへのアクセス頻度など、コンテンツへの人気
-都市の人口
-収入分布、特に上位
などに適用されると言われています。
「自然科学の法則には逆らえない」と、普段から思ってる私は興味津々。
そしてこの法則を詳しく知りたいと思ったらタイミングよく記事の後半で
これと同じことは、人の出世にも関わると言われています。そのことを詳しく説明したのは
「出世」のメカニズム―「ジフ構造」で読む競争社会
という本の中に詳しくありますが、少しでも他の人よりも優れていると、どんどんその人に出世のチャンスがやってきて、自然と組織の中に序列ができる、という発想です。
この辺の理論は、知っていると、知らないとでは、けっこう、ものの見方に差がつくのかな、と思っています。
と、あって
この本が紹介されています。
「出世」のメカニズム―「ジフ構造」で読む競争社会
日置 弘一郎 (著)
そして、この本を読むと「ジフ構造」は自然言語の研究をしていてできたものらしい。
ということで、自然言語処理の本を読もうかと思いつく。
で、よくわからないが適当にオンライン上で探していたら、下記の本が最近発売されたばかりだと知る。
発売されたばかりなら新しい知識が詰まっているのだろうと安直に購入。
テキストマイニングを使う技術/作る技術―基礎技術と適用事例から導く本質と活用法
那須川 哲哉 (著)
そして、この本を購入する際に東京電機大学出版局のページに行きチャンス発見のデータ分析 大澤 幸生 (著) という本の存在を知る。
面白そうなので、ついでにこの本も買おうかと思うが、技術系の専門書だし3,500円以上もするので、つい「カッ!」となってしまうのを懸命にこらえる。
Amazonで同じ著者の大澤 幸生先生の本が新書で出ていることを知る。
新書なら一般の人にもある程度わかるように書かれているだろうし、価格も安いので即購入。
ビジネスチャンス発見の技術
読んでみたらかなり面白い。
そして、「チャンス発見のデータ分析―モデル化+可視化+コミュニケーション→シナリオ創発」を購入する方向にかなり傾くもかなり迷う。
ここは、やはりリアル書店で確認してみなくてはと思う。
19万部の配信数を誇るメルマガ平成進化論で
知る人ぞ知る書評ブログ界の著名人でもある、銀座の税理士事務所
経営、Sさん
と紹介されていた
マインドマップで読書感想文のSmoothさんと待ち合わせしていた銀座のブックファーストの端末で探したけど置いてなかった。
そして、八重洲ブックセンターなら置いてあるかなと思い、本を検索する端末を探したけど良くわからなくて、店員さんに聞いたら「理工学書のフロアにございます。カウンターでお取り置きの手配をしておきました」と、ご親切にも取り置きくれた。
中身をパラパラと確認したかっただけなのだが…
カウンタで預かってくれてるなら買わないわけにいかないよね(結構気が弱い)。
でも「これも運命。チャンス発見!背中を押してくれてありがとう。」と思い購入。
そして、今チャンス発見のデータ分析―モデル化+可視化+コミュニケーション→シナリオ創発を読んでいるというわけです。
●日々の生活から起きていることを観察しよう!! by ムギ: ジップの法則-ポジティブ・フィードバックを考える
↓
●「出世」のメカニズム―「ジフ構造」で読む競争社会
↓
●テキストマイニングを使う技術/作る技術―基礎技術と適用事例から導く本質と活用法
↓
●ビジネスチャンス発見の技術
↓
●チャンス発見のデータ分析―モデル化+可視化+コミュニケーション→シナリオ創発 ← 今ここ
です。
途中、出版社のページと著者のページ(あれば)を確認するのがポイントです。
本の中に出てくる参考文献をチェックするのはやってる方は多いと思いますが
参考文献もAmazonでチェックしたときには必ずその本と一緒に買われている本もチェックしています。
最近経沢香保子の夢を叶える読書術を読んで、紹介してる本を買った経緯などが詳しく書いてあって面白いと思ったので書いてみた。
あと、その道の達人のたつをの ChangeLogのたつをさんとOverlasting::Lifeのとしのりくんさんに聞いたら「ジフ構造」は「Zipf's law(ジップスロウ)」と言うことが多いみたい。
●Zipf's law - Wikipedia, the free encyclopedia
経沢香保子の夢を叶える読書術